【ベトナムの食文化体験】ホイアンのベジタリアン料理教室に行ってきたよ

【ベトナムの食文化】ホイアンのベジタリアン料理教室に行ってきたよ

シンチャオ(久々)、Akaneです!

この記事の執筆時点では半年ほど前の話になりますが、ベトナムのダナンに滞在していた時に仲良くなったノマドの友人に誘われ、ベジタリアンのベトナム料理教室に参加してきました。今回はその様子を動画付きでレポしたいと思います!

ベトナムでは仏教の教えにならい、満月・新月の夜には肉を食べない風習があり、ベジタリアンのレストランは街のあちこちに見かけます。ベジ食の人、また肉より野菜が好きな人には、とても嬉しい食環境が整っています。

 

前回にタイ料理教室を受講したのですが、タイ料理特有の素材の使い方・選び方などを詳しく教えてもらい、料理以外の面でもとても楽しめたので、今回も国の文化を学ぶ良い機会に違いない!

ということで、今回は友人に誘われるがままについていくことにしました。

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Minh Hien Vegetarian Cooking Class

Minh Hien Vegetarian Restaurantの内装

今回私達が参加したのは、ベトナム中部の古都ホイアンにあるMinh Hien Vegetarian Restaurantで行われているベジタリアン料理教室です。

 

クラスは朝8時〜8時半から開始のため、ホイアンの隣町・ダナンに滞在中だった私達はホイアンで宿泊の日程を立てて向かいました。

 

クラスを引率する講師は英語の堪能なベトナム人

当日の参加費は1人65万ドン(約3,000円)。参加者は世界各国から集まった6名。講師は英語の上手なベトナム人で、終始ユーモアを交えながらクラスを引率してくれました!

オーガニック・有機栽培農場を訪問

自転車でホイアン市内〜郊外を移動!

まず一人一台自転車を借りて、ホイアン市内を移動・見学して回ります。(坂のないホイアンは走りやすいですが、日差しは強烈なので日焼け止め対策を万全にしておくことをオススメ!)

 

 

有機栽培農場で働く農夫

最初に向かったのは市内郊外にある有機栽培農場。ここで食材がどのように栽培・手入れされているのかを見学し、料理に使う食材についてのレクチャーを受け、農家の人々に会って話を聞くことができます。

 

広い敷地の農場は手入れが隅々まで行き届き、「のどか」という言葉がしっくりくる空間で、農作物一つ一つが丁寧に扱われている様子が伺えました。

 

手を降って出迎えてくれた経営者の老夫婦

経営者であるチャーミングな老夫婦の笑顔から、仕事と農作物へ捧げているピュアな思いが伝わってきたのでした。

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ライスペーパー製造場を見学

農場を後にし、向かった先はベトナム料理にかかせないライスペーパーの製造場!

 

ライスペーパーの製造場を見学

形を整えて伸ばしたライスペーパーを竹製のトレイに配置し、ある程度乾いたら剥がしてまた折り重ねて…の作業を繰り替えします。

写真の段階ではまだ水分を含んでいてベットリとしていたので、剥がす時に竹に張り付いて破れちゃうんじゃないかなーとも思いましたが、やってみると意外なほど破れません!

 

水分を含んだとたんに粘り気・噛みごたえが生まれるライスペーパーの所以を知りました。

市場でローカル飯体験・食材の買い出し

次に、ベトナム市民の台所である市場へ買い出しに向かいました。

大勢の人たちで賑わう市場の様子

 

食材調達の前に、まず搾りたてのサトウキビジュース(Nước mía)で一服!

 

ベトナムのスィーツ、チェーをお味見

そしてベトナムの代表格デザート、チェー(Chè)で小腹を満たしました。これは豆類や寒天などの複数の具材をココナッツミルクや氷とともに食べるデザートで、あんみつに近いです。

具材だけで甘くておいしい!暑い日にハマる味です。一杯1万ドン〜1万5千ドンほど(約40円〜80円)。

 

これでもかと高く積まれた食材たち

買い出しでは、講師が実際の食材を吟味しながら、良い具材の見分け方について軽くレクチャーをしてくれました。

食材費はもちろん参加費に含まれているので、自ら購入する必要はありません。

正午:ベトナム料理教室の開始

レストランに戻ってきたときには昼の12時に差し掛かるころで、参加者全員すでにお腹が空いていましたが、これからが料理教室の本番!

 

出揃ったスパイス・食材たち

この日のメニューはこんな感じ。

  • なすのバナナの葉蒸し
  • 野菜のピリ辛炒め
  • 揚げ春巻き
  • きゅうりのサラダ
  • マンゴーとココナッツのデザート

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料理教室の様子

まず、ニンニク・しょうがなどの重要なスパイスの使い方と、ベジタリアン向けのスパイスである野菜のだし汁、きのこソースの作り方から教わりました。

 

食材の扱い方を丁寧に指導してくれる講師

これはベトナム料理全体にも言えることかもしれませんが、基本は食材そのものの味を活かし、スパイスは味を引き出す手助けとして最小限の使用に留めるという、スパイスの正しい使い方に則った調理方法でした。

優しい味のベトナム料理が日本人の舌とよく合うのも、こんなスパイスの使われ方に一つの要因があるのかもしれません。

 

細長く切られた春巻き用の具

レクチャーでは主に下記のようなことを指導してくれました。

  • 各料理の調理スタイルに沿った食材の切り方
  • スパイス挿入のタイミング
  • ベトナム風ドレッシング、スープなどの作り方
  • 食材の正しい炒め方
  • 春巻きの上手な巻き方

 

講師は手慣れているのか、全てが手早くちゃちゃっと進み、調理が始まってからは割とあっとゆう間に時間が過ぎていきました!

詳細は動画にてどうぞ。

参加してみた全体的な感想

料理教室のパートももちろんですが、生産農家の見学やローカル市場の訪問など、ベトナムの食文化を包括的に紹介する内容となっていて、終了後には身体も知識もお腹いっぱいでした!

情緒にあふれるホイアン旧市街の情景

自転車を使うので、移動中にのどかなホイアンの情景を堪能できるのもミソ。

またクラス終了後にはレシピの内容をワードファイルで送ってくれるので、家でもベトナム料理を作ることができます。

 

ピーナッツが乗ったきゅうりのサラダ。ドレッシングが絶品!

肉と魚が好きな方にはちょっと物足りないかもしれませんが、それに代わるしっかりした旨味を野菜に閉じ込めるようなスパイスの使い方や食材の選び方などは、学ぶ価値があると思います。

 

ホイアン訪問の際には、Minh Hien Vegetarian Cooking Classでベトナム食文化・ベジタリアン文化を学んでみてはいかがでしょうか?

クラスの詳細、申し込みはFacebookページから!

 

またホイアン訪問が始めての場合、ガイド付きツアーへの参加もオススメです。

海外オプショナルツアー専門オンライン予約サイトKKdayでは、日本語ガイド付きのホイアン夜散策+ランタン灯籠流し体験ツアーがあります。ホテル送迎、ディナー付き!

時間や目的に合わせて検討してみてくださいね。

 

↓ フルの動画はこちら ↓

 

私が海外で実践し始めたベジ食の豆知識、世界の料理をベースにしたプラントベースのレシピを紹介した記事はこちら!

 


 

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