サワディカー、Akaneです。
このブログは一応トラベルブログ(自称)なのですが、この(自称)というなんだか中途半端な肩書きを卒業すべく、今回は純粋に観光情報について書こうと思います。現在滞在中のチェンマイには観光ではなく住んでいるのですが、時には観光っぽいこともして楽しんでいますよ〜
ということで先週末参加したタイ料理教室について、動画付きでレポします!私はタイ料理というとなんちゃってグリーンカレーを時々作るくらいで、タイ料理に使われる独特のハーブやスパイスなどの知識は全くありませんでした。なので単に作るだけではなくて、その辺の説明なども聞きたいな〜と思っていたのですが…結果として大満足でした!
料理通の人も、そうでない人でも十分に楽しめる内容でしたし、参加者の中には子連れで参加している人もいました。
食べ物の作りかたを学ぶという全ての人にとっての共通項のもと、ソロから家族まで幅広い年代の人が参加できるので、チェンマイに来た際のいちアトラクションとしてかなりオススメです!
目次
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観光客に大人気!タイ料理教室
辛〜いカレーから甘〜いデザートまで、世界中の観光客から大人気のタイ料理。そんなタイ料理を本場タイで学べる料理教室は、タイ観光のいちアトラクションとして人気です。
特にタイの文化の中心地とも呼べるチェンマイでその人気は躊躇で、Tripadviserでチェンマイのタイ料理教室を検索すると、まさに星の数ほど出てきます…
料理教室のスケジュールと作るタイ料理のメニュー
これらのほとんどの料理教室では、朝からお昼すぎまでの1日コースと、朝だけ、もしくは夕方からなどの半日コースがあります。ちなみに宿泊先への送迎つきなので楽ちんです!
作るメニューは前菜、メイン、デザートなどのカテゴリーごとに自分の好きなメニューを選んで作れる教室と、日替わりのセットメニューを作る教室があります。
ちなみに、ベジタリアン用のオプションもほとんどの教室で用意されてますよ。
Sammy’s Organic Thai Cooking Schoolについて
今回私が選んだ教室は、Tripadviserのランキングで76位中11位のSammy’s Organic Thai Cooking School。
チェンマイ市街地からちょっと離れた、のどかな田舎の農園でタイ料理教室が受けられる!という点に惹かれて選びました。
そして名前から想像していたとおり、料理教室で使う食材は全て自家農園で採れたものを使っているそうです。
Sammyとそのご家族たち
オーナーのSammyと奥さんは、なんと18年に渡ってタイ料理教室のビジネスを続けているベテランです!
イギリスへの留学経験もあるというSammyは、ちょっとブラックユーモア溢れたタイ人。パンチの効いたジョークで、ヨーロッパと北米からの他の参加者を沸かせていました。このユーモアが人気の秘訣??
宿泊先からマーケット見学
Sammyの料理教室は朝8:30頃から夕方4:00頃までの1日クラスです。
当日の朝にアパートまで車で迎えに来てもらい、他の参加者と一緒にまずローカルのマーケットに向かいます。ここの一角にあるショップでタイ料理の基本の調味料について説明を受けます。
Sammyのオススメ調味料の種類は写真の通りで、左端がタイ料理にかかせないナンプラー(フィッシュソース)、中央が醤油、右端がオイスターソース。
その後食材を購入…するのかと思いきや、時間短縮のためかそこはSammy側が全部やってくれたので、私達参加者はしばらくマーケットを散策。
私はもう馴染みのある光景でしたが、観光として始めて訪れているのであれば、ローカルマーケットは歩いていてかなり楽しいと思います!
↓マーケットの様子↓
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農場兼スタジオへ
再度車に乗り込み、Sammyの農場兼スタジオへ向かいます。
チェンマイ市街地より北東に走り、1時間くらい行った先に見えてきたのは…絵に描いたようなタイの田園風景!
のどかな環境の中にあるSammyのスタジオは、緑と太陽の光溢れる素敵な空間でした!
食事用の長テーブルに1人1台使えるコンロなど、料理教室としての設備はばっちり。
Sammyご自慢の開放感溢れるトイレも◎。
そしてスタジオの脇には、シエスタ用のベッドやハンモックが…!素敵すぎる。
定年後は(でなくとも)こういう場所でのんびりしたいよなぁ〜〜〜と誰もが思うような光景でした。
選べる5種類のメニュー
Sammyの料理教室では1日で5種類のメニューを作ります。
まずペーストから作るカレー、スープ、炒めもの。いったん満腹になったところでシエスタを挟み、午後からは前菜(…をなぜだか主食の後に作る)、そしてデザート。
それぞれのカテゴリーで3つ、または2つのメニューのなかから作りたいものを選べます。
私が選んだメニューはこちら。
- パパイヤサラダ
- ココナッツチキンスープ
- グリーンチキンカレー
- パッタイ
- マンゴースティッキーライス
…あまり辛いものが食べられないので、冒険はせずに安全範囲にとどめておきました。
タイ料理の食材・調味料・ハーブについて学ぶ
実際の調理を始める前に、Sammyがタイ料理に使うハーブや香辛料について色々説明してくれます。
レモングラスの正しい切り方・使い方、タイ特有の唐辛子や生姜について、ハーブ別の香りの違いなど…どれも新しく知ることばかり!
タイ料理は多くのハーブと香辛料による複雑な香りと味が織りなして出来ているのだなということを学びました。
多国籍な料理をたしなむわたしも、未だハーブの使い方は手慣れないため、興味深かったです。これぞ文化体験。
↓Sammyによるデモの様子↓
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実際の料理教室の様子
調理に必要な食材・調味料は全てSammy側で用意してくれるので、こちらでやることは指示に従って食材を切り、調理を進めるだけ。
Sammyと奥さんの手際が良いのでパパっと終わります!詳細は動画でどうぞ。
↓料理中の様子↓
作ってみて気がついたタイ料理の特徴
実際調理中に初めて知ったことなどをまとめておきます!
特徴①:石杵を使う
タイ料理と石杵は切っても切れない関係のようで、タイの一般家庭には必ず1台はあるそうです(大阪で言うたこ焼き機みたいな?)。
特にハーブなどは包丁で切ると乾燥してしまうため、切るよりも一緒にすりつぶすことでその香りを1つに閉じ込めることが出来るんだとか。
特徴②:砂糖を使う
砂糖と聞くだけでアレルギーが出る人もいるかもしれませんが、タイ料理において主に使われるのはヤシから採れるパームシュガー。固形やペースト状になっていて、ちょっと薄茶色の見た目をしています。
パームシュガーは天然甘味料でありビタミン・ミネラルを豊富に含んでいて、インドの伝統的な治療薬としても使われているそうです。
健康に害はないので、砂糖嫌いな人でも大丈夫(なはず)!
特徴③:食べる目的以外のハーブをたくさん使う
レモングラスなどの一部のハーブは、香りを足すために入れるのであり実際には食べるものではないそうです(ということをここで初めて知ったのは私だけではないはず…)
なので、タイ料理のスープやカレーに入っている具を全て平らげよう!と思うのは筋違いなのだそうな。
まとめ
のんびりとしたタイの田舎の農場で体験する料理教室、そして贅沢なハンモックでのシエスタ…良い思い出になりました。
半日で5種類を作りますが、もちろん全て自分で食べましたよ。でもさすがにお腹が満腹になるので、料理教室の後にはちょっとしたエクササイズを計画しておくといいかもしれません…
そして教室終了後には、Sammyお手製のタイ料理本がもらえます!これでどこにいってもタイ料理が作れちゃいますね 🙂
Sammyいわく、日本人のお客さんはなかなか来ないそう。なので、皆さん行きましょう!クラスの予約はメール、または電話で問い合わせてみて下さい!
↓フルの動画はこちら↓
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