こんにちは、Akaneです。
海外に出てから、日本ではあまり気にしていなかった様々なことを日常的に意識する機会が増えました。その中の一つが環境問題への配慮です。移動生活を続ける私は、なるべく滞在地でゴミを出さないようにする旅=エコ旅を心がけています。
海外の様々な土地で生活していると、住む先々でのゴミ処理・リサイクル施設の充実度、現地の人々の環境配慮への意識の違いなどを、日常レベルで感じます。今まで訪れた土地では、ゴミで溢れる道端、平気でゴミを燃やす人々、なかには有名な観光地の近くに悪臭漂うゴミ山を見ることもありました。
(特に観光客で溢れかえるバリ島で、ゴミ処理施設が実質無いと聞いた時の衝撃は忘れません…)
「好きな場所に移り住む生活」という、いわば一つの特権を行使する私は、滞在地で何かしらの環境的ダメージ=フットプリントをできるだけ残したくないという思いから、リサイクル不可能なゴミの排出を減らすエコ生活を実践するようになりました。
ということで、今回は地球と環境に優しいエコ旅を続けるために、私が愛用するエコグッズ+日常的な心がけを紹介したいと思います!
目次
スポンサーリンク
エコバッグ
まずはスーパーの買い物袋の代替として王道のエコバッグ。購入の際にはお好みのパターン、色や素材をじっくり選んで、長く使える相棒にしちゃいましょう。
旅と相性が良いのは、軽量で小さく折りたたみできるタイプです。必要な時にカバンからサッと取り出せるのでオススメです!
水物などを入れると濡れたりすることもあるので、汚れたら洗濯でキレイに落とせる生地、または耐水性生地のものを選びましょう。
私は母からもらったAfternoon Teaのエコバッグを長い間愛用しています(上の写真)。これを持って旅した国は数え切れません。使い込みすぎてほつれが出てきてますが、まだまだ使いますよ〜
エコバッグの使いみち
- スーパーでの買い物袋として
- 屋台でのテイクアウト袋として
- ランドリー用バッグとして
- ビーチ用バッグとして
マイボトル
日常で欠かせない水分補給。マイボトルに水を入れて常に持ち歩けば、特に暑い国で大量のゴミと化す空ペットボトルの排出削減に絶大な効果があります。
大〜小様々なサイズのボトルがあるので、個人の1日の平均水分摂取量に合わせたサイズを1つ購入するか、日常用にはカバンに収まる250ml、アウトドア用には大きな650mlなど、用途によって使い分けできる2サイズを所有しておくと◎。
保温・保冷ができ、丈夫で長く使えるサーモタイプがオススメです。
サーモス 水筒 真空断熱ケータイマグ 250ml ダークネイビー
スムージー用に、太いチューブがついたボトルもあります。
実は、移動の多い私がマイボトルをもっとも重宝するのは飛行機の搭乗時です。国際線だと機内に水が持ち込めませんが、空のボトルなら持ち込みOK!
セキュリティチェックを通過した先の待機ゾーンにある水分補給ポイント(経験上、90%以上の空港にあります)で、必ずマイボトルを水で満たしてから機内に乗り込みます。
マイボトルの使いみち
- 屋台など、外食時の水分補給に
- 長距離バスなど、移動時の水分補給に
- ドミトリーなど、ベッドの隣に置いて朝晩の水分補給に
- 登山などのアウトドア用に
- 飛行機での水分補給用に
マイお弁当箱・食器
海外で自炊する私は、一日中外出する時にはお弁当を作ります。
洗って繰り返し使える容器と食器、加えてお弁当専用バッグなどもあれば、世界のどこに行ってもおなじみの味を楽しめるノマド式ランチの完成です!
ランチは基本家でサンドイッチ。廃棄寸前の全粒粉パンは1斤30バーツ=90円くらいだった。野菜不足になりがちなタイのランチにお手軽サンドイッチはオススメですよ😋タッパに入れて外にも持っていける! pic.twitter.com/t6R6ruNFes
— Akane 🌍 (@hive_aka_en) March 23, 2018
私のランチはたいてい簡単で、お皿なくして食べられるサンドイッチ、加えてチップスやナッツなどのスナック類、そしてりんごなどのフルーツが定番です。
キッチン付きのコワーキングスペースで作業する日には、前日の夕飯の残り、または調理用の具材を容器に入れて持ち込むこともあります。
サーモス フレッシュランチボックス 635ml ダスティピンク
ちなみに、蓋に留め具がついていないタイプの容器には、お弁当箱用のベルトが重宝します。
マイお弁当箱・食器の使いみち
- 1日の外出時のランチ用に
- 空港、飛行機内でのランチ用に
- コワーキングスペースに一日こもる時の食事用に
スポンサーリンク
シリコン製グッズ
廃棄後に燃やしてもCO2排出量の少ないシリコン製アイテムを使えば更にエコ。上記にあげた食品容器や飲み物用ボトル(タンブラー)に加え、ジップロックのような袋タイプ、食器や調理器具など多くのシリコン製アイテムがあります。
このうち、旅と相性が良いのは袋タイプ。外出時には小さなお菓子やフルーツを入れて、お家では切った具材や中途半端にあまった食材の保管用に、またビーチに行ったあとの濡れた水着を入れて持ち運ぶ用にと、多彩な使用用途があります。
また耐久性にもすぐれているため、パッキング時にこまごました下着やコードを入れておけば、万が一の水濡れ防止になります。
スタッシャー シリコーンバッグ スタンドアップ ミディアム ラベンダー
様々なサイズがあるので、各サイズで1〜2袋くらいを取り揃えておくと、上記に挙げたような多彩な用途に対応できますよ。
シリコン製グッズ(袋)の使いみち
- カバンに忍ばせておくお菓子袋として
- 切った具材の冷蔵庫での保管袋として
- アウトドアで濡れた衣類、ビーチでの水着入れとして
- パッキング時の水濡れ防止用として
ビーズワックス(蜜蝋)ラップ
個人的に旅人に全力でオススメしたいのが、ビーズワックス(蜜蝋)製のフードラップです!
その名の通りミツバチから採れる天然ワックスでできたラップで、洗って干せば何度でも繰り返し使えます。
保湿性に優れていて適度に通気性があり、切りかけの野菜やチーズなどの食物を包んで冷蔵庫に保管したり、器に残った食事の蓋代わりにしたり、おにぎりやサンドイッチを包んで持ち運んだりと使い方は多彩です。
SuperBee Beeswax Wraps ミツロウラップ
ビーズワックスは天然素材なので、使用後も後が残らず環境にダメージを与えません。また、自分でも簡単に作れるらしいので、こだわりがある方は挑戦してみては?
ビーズワックスの使いみち
- フルーツ、野菜、チーズなどの冷蔵庫保管用として
- 器に残った食事のラップとして
- 食べ物持ち込みパーティー用の可愛いラッピングとして
エネループ
充電して何度でも使えるエネループ電池もエコフレンドリー!
ひと昔とくらべて乾電池を使う機会は減ったものの、私はコードレスマウスや緊急用ライトなどに使用するため、充電器と単3のエネループを2本程度パッキングします。
スポンサーリンク
毎日できる、ちょっとしたエコな心がけ
どんなことでも、日常の些細な行いの積み重ねが、後々に大きな違いを生むものです。ここからは誰にでもできる、環境に配慮したちょっとした心がけを紹介します。
外食時にテイクアウトをしない
コーヒーのテイクアウト用カップ、ジュースのプラスチックカップやストロー、屋台飯のプラスチックコンテナー、すべての持ち帰り容器の使用にNOと言ってみてください。
その代わり、カフェやレストランの座席でしばらく寛ぎましょう。屋台近くのテーブルに座って外の空気を味わいながら食事してみましょう。
ちょっとした環境への配慮から来る行為は、ちょっとした心の安らぎをも生み出しますよ。
固形商品を使う(石鹸、ソープバー)
固形商品(石鹸、ソープバー)は、使用したあとに容器が残りません。
手を洗うための石鹸だけでなく、シャンプー、リンス、ボディ用、洗濯用など、実に様々な固形商品があります!
環境にいいだけでなく、パッキング時にも場所を取らない、旅と相性の良いアイテム。持ち運ぶときには、乾いてからビーズワックスで包んでパッキングすればさらにエコ。
量り売りを利用する
穀物や豆類、チョコやスパイスなどのこまごました食材を、必要な分だけ計って購入できる量り売りシステムを導入したお店が増えてきています。
自分にとって無駄がなく、グラスジャーなど繰り返し使える保存容器を持参して購入できるため、環境にも優しいです。
ちなみに、世界中のマーケットにおける野菜やフルーツの買い物も、量り売りであることがほとんどです。多くなった野菜の仕分けには、メッシュバッグの利用がオススメ。
再利用可能なコットンメッシュ野菜バッグ 6袋(2L・2M・2S)
まとめ
いかがでしたか?エコな旅・生活を実現するのは、そこまで難しいことでもお金がかかることでもなく、実行しようと思えば誰だって、大きな負荷なくできるものなんです。
また上記に上げた以外にも、木製の歯ブラシや食器、女性には月経カップなどなど、環境に与えるダメージの少ない素材でできた商品を好んで使ったり、個人で日々心がけられることは無限です。これからも環境に優しい商品や、実践できる方法などの情報に対してアンテナを張りつつ、エコな旅を続けていきたいと思います!
環境に配慮したエコな旅・生活に興味のある人、実践中の方には新たな方法を見つけるきっかけになれば嬉しいです!そして他にも効果的なエコ・アイデアがあれば、ぜひコメントやSNSで教えて下さい。
関連記事:
この記事が参考になったり面白いと思ったら、よければ下記SNSボタンからシェアしてください!
Facebook、Twitter、Instagram、YouTubeにて、活動の最新情報や旅の写真をUPしてます。お気軽にフォローしてください。
ブログのご感想や記事内容のリクエストなどがあれば、上記SNSで声をかけて頂くか、コンタクトフォームから一言お送りください。
スポンサーリンク