こんにちは、Akaneです。
先月の終わり頃、気がつけばバリ島にやってきて3週間が経とうとしていました。インドネシアにおける日本国籍者のビザ免除期間は30日間です。それよりも長い滞在を予定していた私が着手したこと、それは観光ビザの延長手続きです。
ビザ延長申請を代行してくれるエージェントは沢山ありますが、余計なお金をかけたくなかった私は自力で行うつもりでいました。タイと同様に簡単だろう、とたかを括っていたのです…が、移民局に向かう時点でつまづいてしまい(詳細は後述)、結局申請代行エージェントにお願いしたところ、あっけなく手続きが終わり、無事に追加滞在30日のビザ付きパスポートを受け取ることができました。
自力でビザ申請を行う場合にかかる手間と、エージェントにお願いした場合に削減できる手間を考えると、私は代行費用を払ってでもエージェントにお願いする手段を強くオススメします!
ビザ申請代行費用というと高そうなイメージがあるかもしれませんが、30日延長の代行費用であれば、日本円に換算しても大した金額ではなく、むしろお買い得ともいえます。
私はエージェントを探すにあたって、代行費用と口コミ・評判を入念にリサーチし、現在(2019年3月)ウブドで最安価格を提供している個人エージェントに代行を依頼しました。どうやら彼女は基本口コミのみで長年商売しているらしく、評判を裏付けるようにきっちりとした仕事をしてくれました。
というわけで、今回は私がウブドで利用したビザエージェントの紹介と、彼女にお願いした場合のプロセスを紹介したいと思います!
目次
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インドネシアの2ヶ月ビザ(VOA+延長30日)概要
インドネシアのビザには色々な種類がありますが、ここではほとんどのノマドが取得している2ヶ月の滞在ビザについて解説しますね。
国外に出ることなく、ビザ免除の期間である30日以上の滞在を予定している場合、インドネシア入国時に空港にてVOA(Visa On Arrival)を取得しておく必要があります。
これを取得しておくことにより、最初の30日間中に追加で30日の延長ビザ(合計60日滞在可能)が申請できるようになります。
VOAの取得方法
VOAは空港で取得できます。
バリ島のデンパサール国際空港の場合、VOAカウンターは入国審査ゲートの前にあるので、取得しないまま入国審査に進まないように注意してくださいね。
必要書類
- パスポート
- 乗ってきた便の航空券
- 申請費用
35USドル50万ルピア
(2019年5月15日追記)
【インドネシアVOAアップデート】
申請料金がUSドルからインドネシア・ルピアベースになったようです。基本は50万ルピアで他の通貨はそれに準ずるようですが、一覧表を見るとちょっとレート上乗せされてるので、事前にルピアのご用意を…
ちなみにバリでは空港のカウンター位置も変更になってた! pic.twitter.com/XpMqGylZt3
— Akane 🌍 (@hive_aka_en) May 14, 2019
VOAを取得したのち、最初の30日間のビザ期限の2週間前〜最低でも10日前になったら、自分の住居地区管轄の移民局へ出向き、追加の30日滞在ビザの申請を行います。
ビザ申請代行にエージェントをオススメする理由
空港でのVOA取得はたいしたことありませんが、追加の30日ビザ延長手続きがとにかくメンドクサイ。
書類提出、面接、ビザの受け取りまで、合計3回移民局に出向かないといけません。
ビザの延長費用は 35万ルピア(約2,800円) 50万ルピア(2019年5月値上げ) ですが、移民局まで3往復する時間と交通費を考えると、たった30日の延長にここまでやる価値あるんか…と思ってしまうのもいたしかたないところです。
それでもDIY気質な私は自分でやるつもりでしたが、ここはビザエージェントの利用をオススメします。特に下記のどちらかに当てはまる方には問答無用でオススメします(笑
- バイクや車など、自力で移民局まで行く交通手段がない
- 時は金なりだと思う
Grab・GoJekのぼったくりドライバーたち
最大の理由はこれです。バイクに乗らない私は、移民局までは配車アプリ(GrabとGoJek)を利用するつもりでいました。
ところがドライバー達はこちらの状況を逆手に取り、ほとんど全員がアプリに提示された金額の倍以上の値段をふっかけてくる始末。
「遠い」
「ガソリンが足りない、現金ある?」
「今道路が混んでる」
などのゴタクを並べては可能な限りふんだくろうとしてくるので、イライラしたくなければ最初から利用しないでおくことをオススメします…
この段階で私は自力申請をさっさとあきらめ、エージェントに頼ることにしたのです。
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ウブドの最安ビザエージェント、Komang
私がエージェントを探すにあたっての条件は2つでした。
- 可能な限り安い代行費用で請け負ってくれる
- 利用者の口コミ評判が高く信頼性がもてる
Facebookグループをリサーチし、周りの人にも聞いて回ったところ、個人ビザエージェントのKomang(コマン)の評判を耳にしました。
彼女にはウブド中心部の人気のカフェ、Bali Budaに月〜金曜日の朝9時〜昼14時の間に行けば会えます。
彼女の代行費用はビザ申請代金込みで 60万ルピア(約4,800円) 75万ルピア(2019年5月値上げ)。移民局には1度だけ出向かないといけませんが、往復の乗り合いタクシーを10万ルピア(約800円)で手配してくれます。
ビザ申請代・代行費用・交通費全て込みで合計85万(約6,500円)ルピアは、リサーチしたうちでは最安値でした。加えて、Facebookグループでの口コミの数がそこそこ多く、良い評価をいくつか見かけたため、彼女にお願いすることにしました。
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ビザ延長の流れ
まずBali Budaにて、Komangにパスポートを預けます。(延長ビザが発行されるまで帰ってこないため、コピーを取っておきましょう)。
数日後、彼女からWhatsAppにて移民局の面接の日取りについての連絡が来ました。交通手段のなかった私は、同時に乗り合いのタクシーも手配してもらいました。
WhatsApp Messenger
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面接当日の朝7時半、約束した場所までタクシーに迎えに来てもらい、道中で他の申請者3人をピックアップしてデンパサールの移民局へ。
私の場合到着までにかかった時間は合計で1時間半ほどでしたが、その日の乗り合い人数や交通渋滞状況により左右すると思われます。
デンパサール移民局での流れ
移民局ではKomangのスタッフがすでに待機していて、整理番号を渡してくれました。
待合室へ移動し待つこと数分、自分の整理番号が呼ばれ、別室の面接室へ。
面接室では指紋を採取され、滞在目的など簡単な質問をされます(基本 ‘Holiday’ と答えておけばOK。働いているとは絶対に言わないようにしましょう)。
面接は5分程度で終了し、全員が終了した時点で再度タクシーでウブドへと戻りました。
ウブドに到着したのはまだ朝の10時半ごろ。仕事するにも、遊びに行くにも、まだまだ遅くはない時間帯です。
パスポート受け取りまで
面接後、再度3〜4日の期間をはさみ、Komangからパスポート受け取りの連絡が来ました。
この段階では移民局へ行く必要はなく、Bali Budaで待機するKomangのもとへ指定された時間帯内に向かうだけです。
彼女に代行費用75万ルピアを現金で支払い、追加30日間ビザ付きのパスポートを受け取って終了です!
※もしビザが下りなければ、代行費用を支払う必要はありません。
まとめ:簡単・ハッスルフリー!
ネット上では移民局での待ち時間が長いだの、とにかく時間が無駄だの、散々な情報しか見かけなかったのですが、エージェントに頼ればこれらの煩雑さが一気に解消されます。
Komangへお願いすればBali Budaへ2回、移民局へ1回行く以外、基本は待つだけです。
自力でビザ申請をしたとき(50万ルピア)と、Komangにお願いしたとき(75万ルピア)の代行差額は25万ルピア=約2千円(交通費別)です。値段に十分見合った、良いサービスだと思います!
バリ島ウブドで2ヶ月程度滞在を予定している方は、Komangへの依頼を検討してみてください!(やりとりは英語ですが、簡単な英語で説明してくれます)
ビザエージェント Komang
- +62 813-3864-4857(WhatsApp)
- 月〜金曜日の朝9時〜昼14時、Bali Budaの2階にて