こんにちは、Akaneです。
海外で英語を使って現地の人達と仕事したいと思っている方って多いんじゃないでしょうか?ワーホリでは英語力を伸ばしたいから!という方もいるでしょう(はい、私もそうでした)
実際にそのワーホリを通じて海外就労した私が経験上から言えることは、やってる最中は本当に楽じゃないということです。別に聞こえほどかっこ良くもないし、いい事ばかりではないです。でも、それに見合うだけの価値は絶対にある、とは胸を張って言えます!
ということで今回のテーマ:海外 X 仕事について、その現実と私が経験したことで得たものをシェアしたいと思います。
目次
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英語ネイティブと仕事する上で必要な英語力+@
沢山の人が関わる職場では 、コミュニケーションが大事ですよね。そのコミュニケーションを設立させる4大要素といえば、話し・聞き・読み・書きです。
読み・書きを主に使う職種もありますが、上司や仲間との意思疎通には話し・聞きのスキルを主に使うことになります。
職場で障壁となる、学校では教えてくれないこと
英語での話し・聞きは、私達一般的な日本人が一番苦手とする分野。かくいう私もその一人なのですが、英語ネイティブと共に働くことになれば、この話し・聞きのスキルをフルに使わざるをえません。
ここでやっかいなのがネイティブの口語英語、そして文化背景です。
彼らは教科書にある例文など、永遠に使わず話すと言っても大袈裟ではありません。生まれ育った地域・国によって独特のスラングやアクセントがある上に、音を落としたり、または違う音で発音したり、例をあげればキリがないです…
言語は文化をも語ります。その国の文化背景を理解していないと、ちゃんとした文法の英語を話していても、ニュアンスの違いなどですれ違いになってしまうこともあるんです。
そして私達と同じく第二言語として英語を使う人もネイティブに混じって沢山働いているので、そのパターンや無限大。
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言葉のコミュニケーションの重要さ
ずっと日本で日本人とだけ仕事をしていた後に、いきなりこんな現場に放り込まれたらどうなると思いますか?
たとえ英語が出来たとしても、上記で挙げたような言語の多様性までは分かりませんよね。
当然、適応するまでに苦労を要します…
失ってみて気付く言葉の重み
職場ではチームで働くにせよ個々で働くにせよ、上司や仲間とのクリアなコミュニケーションは不可欠で、責任も発生します。
日本で仕事をしていた時にはそこまで気に留めなかったかもしれない、言葉のコミュニケーションというのものが、第二言語で仕事をしているといかに重要なものかを身をもって体感することになります。
その反面、事前にその英語環境に自分を慣らしておくといささか楽です。そういう意味で、ワーホリは若年層のうちから海外の文化を生活を通じて学ぶ手段(もしくは入り口)として、最高に使えるビザです!
スタートが若ければ若いほど、環境の変化にも柔軟に対応していけますからね。
寡黙に仕事する日本人 = ハードワーカー
しかしこんな海外での職場において、日本人は重宝されます。日本人であること自体が売りになるんです。
なぜなら、日本人ほど几帳面で真面目な気質は、どこの国の人を探してもいないから。
日本人基準の「普通に仕事をする」が、一旦海を越えれば「真面目に仕事をする」になり、だいたいどこでどんな仕事に就いても「あの日本人は真面目(ハードワーカー)だ!」と言われます。
日本人の仕事感は世界でも稀
日本人が評価されている点をいくつかを挙げてみると…
- 遅刻しない
- 言われたことはきちんとこなす
- 挨拶をきちんとする
- 期限を守る
日本で仕事していたらどれも常識ですが… 世界はそうではないんです!
ネイティブ達の仕事に対する姿勢はもっとリラックスしています。
カフェやショップでは店員同士でいつもお喋り、お客さんと世間話に花を咲かせていたり、焦る様子もなく遅刻してきたり(これはいただけないけど…)。
反面、私情を挟まずてきぱきと働く日本人は、仕事に対する自然と真面目な態度を買われる事が多いのですね。
そんな仕事感にギャップがある中、私が海外の職場で働くなか心がけていることは以下の3つです。
1・完璧主義を捨てること
私も割とそうなのですが、日本人は仕事にこだわりや情熱を持った人、完璧主義な人が多いです。
会社への貢献や自己発展を考えると素晴らしいことなのですが、海外で働く上で必要になる言語力、コミュニケーション力がまだ不十分なままだと、これは落とし穴にもなりかねます。
なぜなら仕事内容の不満や改善の提案を訴えようにも、言葉がうまく通じないとフラストレーションになり、自尊心が傷つく可能性があるから。
これを改善するためには、意思疎通の面でフェアな立場になること。その為には流暢に会話が出来るようになるとベストですが、言語力はそんなすぐにはどうやったって伸びません!
その長期戦のかたわらで出来ることと言えば、完璧主義を捨て、寛容な心で仕事に望むよう努力すること。
そうでもしないと現場にどんどん苛立ちが募り、でも発言できない・改善できない自分に、自さらに己嫌悪がさしてしまうかもしれません。
2・楽観的でいること
根っからの真面目な日本人気質のままでいると、「海外で仕事をする」という大きな価値の真髄が味わえません。
日本人ならではの仕事を提供することも大事ですが、現地なりの仕事のやり方にならい、もう少しリラックスした態度で望んでみても良いと私は思っています。
仕事によっては大きなプレッシャーがあるかもしれませんが、できる限り楽観的でいたほうが自分に負担をかけませんよね。
「楽観的=責任感がない」裏表一体なのですが、こちらの人は残業をしない、家庭を何より大事にすると言われている所以が、実際に海外で働いていると、その実情から背景まで身を持って体感できますよ。
逆に黙々と仕事をしてると、大丈夫?具合悪いの? Are you okay?? と心配されたりすることもあります(笑)。
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3・一人で抱え込まないこと
こちらでは誰かが欠ければ、その分を他の皆で補い合います。とても自然なことで、皆で責任を分担する文化があります。
自分がミスをした、病気になった、意思疎通が上手くいかなかったせいで100%実力を出し切れなかったなど…自己険悪になる必要は一切ないんですね。
特に英語圏は多国籍文化が多く、人々は英語が流暢でない人に対してかなり寛容です。
そこまで専門的でない仕事なら、ある程度の意思疎通ができればたいてい回せてしまいます。そんな状況でも国は成り立っているんです。
皆そこまで個々に責任感を感じていないような空気があるのは、この国の成り立ちによる部分も影響しているのかなー、と私はひそかに思っています。
まとめ
いかがでしたか?私がローカルの職場にいて学んだことをざっくりあげてみました。
世界に出ると、自分でも意外なほど日本人としての自分を痛感します。仕事への価値観のギャップがありすぎて呆気に取られることもありますが、ここで思い悩んだり頑固になったりするのではなく、現地流に捉えて、そのまま流してしまう(let it be)ことが、海外で働く醍醐味の一つではないかなと思っています。
海外で働きたいと思っている方へ、ちょっとした豆知識となれば幸いです!
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