¡Hola!、Akaneです。
ワーホリや留学など、海外で長期滞在の予定の方が現地でまずやるべき事といえば部屋探し。私が現在滞在中のバレンシアでは複数の物件検索サイトを併用しながら探したのですが、最終的に利用したのがSpotahomeというオンライン物件検索・契約サイトです。
Spotahomeは部屋の内覧からオーナーとの契約まで、一連のプロセスをすべてネット上で完了できる、画期的なスタートアップのサービスです!
私はこれまでの経験から、物件を直接内覧するまでは絶対に契約しないという自己ポリシー(?)があったのですが、今回の経験はそんな固定概念を考え直すきっかけになりました。過去に経験したトラブルについてはこちらの記事にて。
どんどん便利になる時代、役立つサービスは積極的にうまく利用するのが、賢いノマドの生き方だと学んだのでした。
そんなわけで、今回はこのネット上物件検索・契約サイトSpotahomeの概要、使い方から実際利用してみた感想をご紹介しますね。
目次
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Spotahomeとは?
Spotahomeはスペインやポルトガルなど異なる出身国4人の起業家によって、2014年に創設されたオンライン物件検索・閲覧・契約サイトです。ヨーロッパ・西アジア圏の合計29都市にてサービスを展開しています。
現在サービスが利用可能な国はこちら。
- スペイン
- ポルトガル
- イギリス
- イタリア
- フランス
- ベルギー
- アイルランド
- ドイツ
- チェコ
- オーストリア
- ポーランド
- ハンガリー
- リトアニア
- ラトビア
- ギリシャ
- アラブ首長国連邦
- トルコ
他の物件検索サイトの決定的な違いは、完全ネット上のみで物件の契約が可能なこと。
オンラインで利用可能な機能をフルに活かすことで、従来の部屋探しなら避けられなかった物件オーナーと借り手であるテナント間の煩雑な手間を削減。
地球のどこからでもウェブサイト上で物件検索・問い合わせができ、Spotahomeが仲介に入ることで、お互いが対面することなく契約から入居までの手続きを行うことを可能にしました。
Spotahomeの特徴
高画質の写真・動画によるネット上内覧
各物件のページには部屋、キッチン、バルコニーなどの物件全体の写真、間取り図、そして内覧の動画がアップされています。
物件写真はプロの写真家の手により撮影されていて、新築物件や高級アパートのカタログのような高画質で物件を検討・比較できます。
一般人が投稿するようなスマホ写真とは違い、ユーザーの興味をより惹きつけるものとなっています。※一部、物件オーナーの手による写真もあります
間取り図からは、部屋の日当たり状況や騒音レベルを推測できます。
シェアハウスの場合、キッチンやバスルームなどの人の出入りが多い場所近くの部屋だと、騒音状況はどんなものかなんとなく想像がつきますよね。
そして、着目すべきは動画です!
Spotahomeのスタッフがユーザーのかわりに内覧を行う様子をおさめたこの動画はヘッドカメラで撮影されていて、あたかも自分で内覧をしているように物件の様子をチェックすることができます。
スタッフによる英語での解説付き!
契約条件、周辺地域などの情報が明瞭
物件比較・検討の上で欠かせない、物件に関する情報すべてを詳細に網羅しています。たとえば、
- 最寄り駅
- 周辺施設
- 治安情報
- 物件設備
- 部屋数
- 敷地面積
- ハウスルール
- 入居条件
- アパート設備
- 他の入居人の状況
などなど、かゆいところに手が届く情報が満載です。
まだ見ぬ土地で家探しをするとなると、土地勘が無いのは当たり前。
周辺に住む住人の主な職業層(学生、定年退職者など)や、地域の特徴・イベント情報まで書いてくれてあるのはありがたいです。
金銭トラブルを防ぐ仲介システム
契約時に支払う金額は1ヶ月分の家賃(入居日による)、デポジット(前金)、そしてSpotahomeの手数料です。
手数料は家賃・デポジットの合計金額と入居期間によって変わり、長く滞在すればするほど高くなります。
これらのお金はいったんSpotahomeの元に預けられ、物件に入居した24時間後に物件オーナーの元に振り込まれる仕組みになっています。
そのため、もし実際の物件に問題があった場合、入居後24時間以内にSpotahomeに報告すれば、オーナーにお金が渡る前にサポート・仲介をしてもらえます。
望んでいた物件とは違うのに、払ったお金を返してもらえない〜なんてネット取引によくある金銭トラブルに発展するのを防ぐ、セーフティネットを提供してくれているのです。
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Spotahomeの利用手順
まず住みたい街を選び、予算、設備などの条件から理想の物件を検索します。
様々な物件を比較してみて、質問やわからない事があれば右下のチャットアイコンからSpotahomeに問い合わせましょう。
理想的な物件を見つけたら、随時アップデートされている物件の空き状況を確認。自分が住みたい期間に空きがあればそのまま手続きに進みます。
契約に必要な初期費用を確認したら支払い情報を入力し、物件契約のリクエストをSpotahomeに送信します。
この場で契約が成立する物件もありますが、ほとんどの場合はSpotahomeから連絡を受けた物件オーナーの24時間以内の認証を経て、契約が完了します。
もし入居拒否されてしまっても、Spotahomeが代替案として類似物件を無料で提示してくれるようです。
契約完了の時点で契約金がSpotahomeの元へ支払われ、それと引き換えに物件オーナーの連絡先が提供されます。
この先のプロセスは他の物件サイトと同じで、オーナーと直接電話やメールで入居日の段取りをたてることになります。
もしここでオーナーとうまくやり取りができなくても、Spotahomeに報告すれば仲介してくれるそう。
入居の時間をアレンジして荷物をまとめたら、あとは入居日に物件へ直接向かうだけです!
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Spotahomeの注意点
自分で直接訪問ができない
これをカバーするための要素をフルに提供してくれているSpotahomeですが、結局のところこれはやはり大きです。
直接訪問することでしか分からないものって、結局は滞在中の快適度を大きく左右するものが多いんですよね。たとえば、
- 部屋の日の当たり具合
- 近所からの騒音
- 他の入居者との兼ね合い(フラット=ピソの場合)
- 物件設備の性能、使い心地
- オーナーの人柄
このうちの一部は物件ページや動画にて紹介してくれていますが、全ての物件において共通ではないため(公に出せるような情報じゃないものも含まれるため)、いささかギャンブル的要素があります。
エージェントへの手数料が必要
色々と至れり尽くせりなSpotahomeですが、物件契約時には手数料が加算されます。
クラシファイドサイトやFBグループの広告など、個人間でのやり取りだとこのようなエージェント手数料は発生しないめ、可能な限り安く・DIYを貫きたい!という方には耳が痛い話かもしれません。
ただ、エージェントならではの高品質なコンテンツを基本は無償で提供してくれているうえ、トラブル時にはサポートも受けられるので、個人的には支払う価値があると思っています。考え方次第ですね。
Spotahomeを使ってみて
すでに現地にいるなら通常の物件検索サイトも併用してお部屋探しをすればいいのですが、観光・新学期のシーズンなどで不動産状況が忙しくなる時期や、私生活の状況次第では、現地到着前に家を確保しておきたいこともあるはず。
そんな時には、活用する価値のあるサービスだと思います!
ちなみに、一度チャットでヘルプを求めたのですが、親身になってサポートしてくれました。数日後「Helllo! Spotahomeの○○です。その後どうなりましたか?」などフォローアップも万全で、かなり好印象が持てました。
旧市街地のすぐ北に引っ越しました〜こんな素敵なプライベートリビングがついた部屋で一月共益費混み€275=¥36,000🌞探せば穴場があるもんだ!
唯一の同居人である大家さんは英語が話せないためある意味大チャレンジ…スペイン語密かに勉強してます
部屋探しメモはまたブログで! pic.twitter.com/Gxa0WhFuYj
— Akane (茜) 🌍 (@hive_aka_en) July 18, 2018
私は立地、値段、同居人などの条件が一番揃っていた物件に申し込みました。正直、入居前の不安はなかったといえば嘘になりますが、幸い私の求めていたものに最適な物件だったので満足してます!
ヨーロッパの主要都市に長期滞在予定の方、よかったらSpotahomeを活用してみてください!
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