コロナショックで実感するリモートワークの4つのメリット・デメリット

コロナショックで実感するリモートワークの4つのメリット・デメリット

こんにちは、Akaneです。

コロナウィルス感染防止による外出自粛や出勤停止から、最近リモートワークを始められた方は多いと思います。また、自宅のパソコンからできる副業としてのリモートワークを探している方も多いかもしれませんね。

私はフリーランスとなった2年半ほど前からずっとリモートワークを続けていますが、その特性上、現状ほどリモートワークの強みと利便性を実感している時はありません。しかし、リモートワークにはメリットもあればもちろんデメリットもあります。

リモートワークがすべての人に適した働き方であるとは限りませんが、自分の理想とするライフスタイルを考えてみた時、リモートワークという働き方はそれを実現するうえで最も理想的な手段となりうるのは確かだと思います。

今回は、新しくリモートワークを始められた方、または始めることに興味がある方に向けて、労働者の立場から実感するリモートワークのメリットとデメリットについて紹介・解説したいと思います!

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フリーランスとしてのリモートワーク

リモートワーク(テレワーク)はパソコンで完結する業務です

まずリモートワークとは、勤務先に出勤したり、クライアントと直接会うことなく、自宅などの離れた場所から業務を行う働き方のことをいいます。

 

 

私の場合、複数のクライアントと仕事をするフリーランサーとして、リモートワークにあたっています。

リモートワークはSOHO、テレワークなどの様々な別名がありますが、意味上で明確な違いはなく、主に名称を使用する機関や労働者の職種によって使い分けがされている傾向にあるようです。

大手求人サイトIndeedで、「(職種名) テレワーク」「(職種名) リモートワーク」で検索し、どちらのほうが求人数が多いか、比較してみました。

結果、総数ではテレワークの求人のほうが多いものの、職種によっては逆転するという現象が見られました。 営業・人事・事務ではテレワークの求人数がより多く、エンジニアやデザイナーなどの開発・クリエイティブ系職種ではリモートワークのほうが求人数がより多いことがわかりました。

「リモートワーク」「テレワーク」徹底比較。目的で使い分けよう!【意味・職種・地域・助成金など】

一般的にはリモートワークという言葉が使われますが、総務省や国土交通省、自治体などの公共機関はテレワークという言葉を使います。

【働き方改革】テレワークとは?メリット・デメリット、導入事例も紹介!

業務連絡は、主にメールやチャットツールを介して行います。他にも請求書などの書類、納品データの受け渡しや、報酬の管理など、業務に必要なやりとりは全てオンライン上で行います。

リモートワークに適した場所と必要なもの

リモートワークに適した場所は、自宅、共同オフィスであるコワーキングスペース、カフェや図書館などの公共施設です。私はその日の気分や仕事の内容によって使い分けています。

そしてリモートワークに必要な道具は、第1にパソコン、そして第2にインターネット(WiFi)環境です。最低この2つさえ揃っていれば、どこからだって(常識の範囲内で)仕事ができます。

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リモートワークのメリット

基本情報を抑えたここからは、実際にリモートワークのメリットとデメリットって何?というよくある質問について、労働者の立場である私の経験から色々シェアしたいと思います。

まずは、リモートワークのメリットから!

働く場所を選ぶことができる

リモートワークの第1のメリットはなんといっても、働く場所を自分で決められる点です。

一昔前であればリモートワークは自宅で行うのが主流でしたが、リモートワーカーの増加にともない、現在は先述したようなカフェや図書館などの公共施設で無料WiFiが使えたり、会議室やSkypeルームを備えたコワーキングスペースの増加など、多くの場所でリモートワークが可能な環境が整っています。

特に、日常行動が制御下に置かれた今は、仕事そのものと業務が遂行できる環境がある限り、働いて収入を得られるというリモートワークの恩恵をより感じずにはいられません。

このメリットは次にあげる第2のメリットにも繋がります!

ワーク・ライフ・バランスが取りやすい

そして第2にリモートワークは、自分で毎日のスケジュールを立てやすく、仕事と並行して日常に必要なタスクも自己管理しやすいというメリットがあります。

たとえば自宅でリモートワーク中、作業の合間に洗濯物を干したり、必要な時間に子どもを学校まで送迎したり、息抜きに犬の散歩に出かけたりできます。

仕事と日常のバランスが取りやすいため、双方の狭間で生じるストレスの軽減に役立ちます。

しかし、一定の時間帯は必ずパソコンの前に待機しているよう求められる業務もあります。一例として、チームの一員として複数人と関わる案件、連絡手段がメールよりも通話のほうが望ましい案件などがあります。

副業で収入源を分散化できる

フリーランサーとして複数のクライアントとリモートワークを行う場合、もしくは副業(ダブルワーク)としてリモートワークを行う場合にこれが当てはまります。

現在はほとんどの企業が副業を解禁していて、これはいくつかのメリットに繋がります。

Jang Kub Coffeeの内装はちょっとしたレストランみたい

たとえば、今回のような非常事態が発生し、本業からの収入が途切れてしまった場合でも、リモートワークとして別の収入源(副業)をいくつか持っておけば、収入がゼロになってしまう事態を未然に防ぐことができます。

生活の生命線ともいえる収入源の分散化がもたらす、万が一の時への精神への作用はかなり大きいものです(本気で…)

様々な分野の仕事に挑戦できる

リモートワークには相性の良い分野があり、このうちのどれかに興味がある人は、最初の一歩として副業リモートワークを始めやすいです。

 

カフェでのリモートワークの様子

例を上げると、Web開発などのIT分野、デザイン、翻訳、ライティング、マーケティングなど、基本1人でパソコンを使用して完結する仕事がリモートワークに向いています。

これをきっかけに、今まで気づかなかった自分の得意分野を見つけたり、ずっと興味のあった分野へのキャリア開拓の布石とすることができるかもしれませんよ。

最初の第一歩には、クラウドソーシングサイトの利用がおすすめです。国内ではランサーズクラウドワークス、海外ではUpworkが大手として有名です。気になる仕事がないかをチェックしてみてください!

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リモートワークのデメリット

ここからは、リモートワークのデメリットを紹介していきます。

これらのデメリットをいかに自分で解決していけるかが、リモートワーク・ライフを長く快適に続くものにするコツです。

自律心と自己管理能力が必要

基本リモートワークは、自律的に業務にあたり、期限内に一定水準を満たす成果を上げなければいけません。これを達成するには、高い自己管理能力が求められます。

特に私生活の中心である自宅からリモートワークにあたる場合、作業の妨げとなりうる要素や誘惑が手に届く範囲にある環境なので、業務に影響を及ぼしかねません。

また、不特定多数の人々に囲まれるカフェやコワーキングスペースなど、流動的な環境下でリモートワークにあたる場合も、一定の集中力を保つための工夫が必要です。ノマドの間では、コンパクトに折り畳めるノイズキャンセリングのイヤホンが人気です。

 

これらの障害をいかに制して、高い集中力を保ちながら効率よく仕事をこなすかが、リモートワークでの生産性を向上させるためのカギだと言えます。

孤独な状態に陥りやすい

リモートワークは主にひとりで行う場合が多く、多くの人に常に囲まれたオフィス環境で働くことに慣れている人にとっては、孤独を感じやすい環境です。

これは、以前記事にしたノマド生活のデメリットの一つとも密接しています。

一緒に働く人々との連帯感は仕事へのモチベーション向上に繋がり、息抜きのお喋りは仕事の効率をアップさせる上で効果的であることが、科学的に証明されています。

孤独感によるモチベーションの低下を感じたら、その孤独感を減らす工夫をすることが大切です。

最近では、リモートチームの結束力を高めるための様々な工夫や配慮がなされたアプリやツールが開発されています。Slackはその代表例ですね。洗練されたプロジェクト管理機能だけでなく、豊富な絵文字など、リモートチームであってもリアルな感覚で交流できる機能が備わっています。

Slack

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オフライン環境では業務を完遂できない

全てのリモートワークにおいて常時WiFiが必要なわけではありませんが、業務報告やデータの納品など、業務を完遂するためにはWiFiが不可欠です!

進化し続けるテクノロジーも、時として完璧ではありません。リモートワーク中にWiFiの調子が悪くなったり、接続できなくなったりした場合のリスクと対処法を知っておく必要があります。

スマホアプリから仕事の管理と業務報告もできます

この対処法の例として、デザリング可能なスマホやポケットWiFiを常に持ち歩くなど、予備のWiFi接続源を常に使用可能な状態にしておけば、必要なときにWiFiに接続できなくなるという事態を防ぐことができます。

セキュリティ対策とデータ管理

様々な場所から業務を行うリモートワークは、サイバー攻撃・セキュリティ対策の万全に整ったオフィスでの業務に比べて、情報漏洩のリスクが高いです。

また、機密情報の管理や大切なデータのバックアップなども、基本は全て自分で行うことになります。

コワーキングスペースで仕事に励む人々

リモートワークでは、相手と直接顔をあわせることがないからこそ、お互いの信頼度がものをいいます。そしてセキュリティへの意識は、その大きなものさしの一つです。

そのため、業務の遂行で使用するパソコンは、定期的なウィルスチェック、およびデータの管理とバックアップを行なって、日々から危険性に対して十分すぎるほど意識しておくことが大切です。

リモートワークのメリット・デメリットまとめ

広々としたバリのコワーキングスペース

いかがでしたか?リモートワークは従来の現場での業務に比べ、自由度が格段に高い働き方であることから、そのメリットに焦点が当てられがちですが、そこにはデメリットも潜んでいるんです。

これらを踏まえた上で、リモートワークが自分に向いた働き方であるのか、また実践する際にはどのようなことを心ければ良いのかなどを具体的に考えてみると、リモートワークの利点を存分に活かした自分らしい働き方が実践できるのではないかと思います。

現在、私と同じようにリモートワーク中の方は、この働き方の良いと思う点、反対に良くないと思う点など、ぜひコメントやSNSなどで気軽に教えてください!


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