こんにちは、Akaneです。
ワーホリや留学先として、英語圏のイギリス、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドの4ヶ国は、常に安定した人気を誇っています。
私はイギリスから始まり今のニュージーランドに至るまで、これらの4ヶ国すべてでワーホリをしてきました。この経験を通じて気がついたのは、たとえ同じ英語圏であっても、人々の英語のアクセントはもちろん、天候や周辺の環境・物価によるライフスタイルの違いなど、結構な違いがあるということです。
自分にぴったりなワーホリ先を選ぶ上で、これらの国による違いを知っておくのと知らないのとでは、後々大きな違いが出てくると思います。
そこで今回は、これらの英語圏4カ国を特徴・差別化し、特に「ワーホリする」という視点で書き出してみようと思います!
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イギリス:刺激的でアートな毎日
留学・ワーホリ先として人気のイギリスは、首都ロンドンに住むのか、それ以外の場所に住むのかによってかなりの差が出ると思いますが、私が住んでいたのはロンドンなので、今回はロンドンに限ってのお話になります。
クリエイティブな生活を送りたいなら、迷わずロンドンへ
まずロンドンは、アート・カルチャー系に強い関心のある人には迷わず「行け!」と命令形で言ってしまいたくなるほどオススメの街です!
街中がアート、コアなお店やギャラリー、イベントで溢れていて、創作意欲を刺激される毎日になること間違いありません。
イギリスでは、パブやパーティーが重要な社交の場であり、積極的に参加すれば自然と知り合いも増えていきますよ。
沢山のアーティストやモノ作り好きな人達が集まってきているので、自身もアーティストであったり、何か新しいモノづくりを始めたければ、誰かを誘って一緒にプロジェクトを始めたりする機会が豊富にあります。
お天気は常に曇りがち
天気はほとんど曇りの日が多く、どんよーりとした日々が続きます。太陽が常に無いと生きていけない!という人には少々辛い環境かも。
寒い冬は、他のヨーロッパの都市と比べるとそこまで冷え込まず、積雪も少ないです。
そして短めの夏は毎日カラッと乾燥していて、平均気温が25℃前後と超快適!ロンドナーはこの絶好のアウトドアシーズンを逃しません。毎日どこかで野外イベントが計画されていますので、要チェック!
変動の激しいポンドの為替ルート
イギリスにおいてネックとなるのが、物価の高さとポンドの不安定な為替レート。今は1ポンド150円程ですが(2017年7月現在)、一時はなんと1ポンド250円だった時もあるとか。
この為替ルートの変動の激しさは、学費など多額を事前に支払わないといけない場合に頭を悩ませるタネになります。レートの変動パターンを毎日チェックしつつ、余裕を持った金銭計画を立てることが大切です。
スマホに毎日為替ルートをチェックできるアプリを入れておくと便利です。中でも、exは使い勝手が良くてオススメ!
ツンデレなイギリス英語
日本でのアメリカ英語に慣れていると、最初はとっつきにくいイギリス英語の発音ですが、慣れれば日本人にとって発音しやすいです。
スピーキングには明確なリズムがあるので、それを掴めればリスニングの上達も早いはず!
これは、イギリス人を相手にする際も同じことが言えると思います(笑)。最初はツンケンしてるけど、一旦打ち解けて友達になれば優しい人が多いですよ。
まずは、イギリスのドラマや映画を見て、英語のアクセントに慣れるのをオススメします!
カナダ:ウィンタースポーツ天国
アラスカのすぐお隣に位置する広大なカナダは寒い!という印象がありますが、実は場所によって気候は異なります。
例えば、私のいたバンクーバーでは冬に雪はまったく降らず、その代わりにずーっと雨が降っていました…(2017年は異常気象で大雪が降ったらしいです)
大自然に恵まれた国内には見どころがたくさん
カナダは断然アウトドア・登山派、特にスキーなどのウィンタースポーツが好きな人に最適です!
街にずっといるよりも積極的に外に出て、そのケタ違いの大自然の素晴らしさを味わうべきです。
バンクーバー近郊だけでも、冬季オリンピックの開かれたウィスラー、船に乗った先の対岸の島には美しい州都ヴィクトリア、お隣のアルバータ州に行くすがらの絶景バンフなど、色々選択肢がありすぎて迷うくらいです。
でも時間をかけながら、様々な近郊へ訪問できる、これはワーホリの持つ醍醐味の一つです。また、国境をまたぐ近郊のアメリカ都市へも陸路で行けちゃいますよ!
多国籍国家で居心地の良い住環境
多民族主義を公言しているカナダは、様々なバックグラウンドを持った人々が共に暮らしています。来るものを拒まない、誰にでも住みやすい生活基盤が整っています。
太平洋の玄関であるバンクーバーは大都会ですが、街中には一息つける公園が沢山あり、少し離れればビーチや遊歩道にも簡単にアクセスできるので、オンとオフを切り替えられやすい環境。
東部の大都市モントリオールは新旧ミックスされたアートな町並みが魅力で、クリエイティブシーンも熱く年中通して演劇や音楽のイベントが開催されています。
西部は移民が多く英語が公用語であり、アメリカ西海岸の余波を受けてかリベラルな気風が強い反面、東部の公用語はフランス語となり、悪く言えばオールドスタイル、良く言えば伝統的なカナダを体験することができます。
優しいカナダ英語
カナディアンの英語は英語初級者にとって最も聞き取りやすく、学習のベース発音とするのに最適と言われていますが、これは私も納得です。
基本アメリカ寄りではありますが、ちょっとした単語や言い回しがイギリス寄りだったりすることもありますよ。
また、カナダ人は比較的礼儀正しく、日本人と似てやや控えめです。でも、お喋りにはいつでも気軽に応じてくれるので、日本人とは波長が合いやすい気がします。
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オーストラリア:広大な大地でロードトリッピン
広大な国土を誇るオーストラリアの気候は場所によって違いはあるものの、基本は一年を通して温暖です。
そんな気候に惹かれ、世界中からワーホリメーカーと呼ばれるバックパッカーが訪れるオーストラリアは、若者が旅しながらの生活を築けるだけの基盤と、それからなる活発なコミュニティがあります。
行く先々で仲間を作りながら、長期のアウトバック生活を体感したい方は、迷わずオーストラリアへ!
自然・野生に還る日々を送ってみよう
田舎のファームでオーガニックについて学んだり、野生のカンガルーやコアラを探しに出てみたり、浜辺のホステルに住み込みで働き、仕事後には毎日泳ぐ生活をしてみたり、
中古車を買って次から次の目的地へと旅するように生活してみたり…
そして気がつけば、生粋のオージーのごとく毎日裸足で生活しているはず(笑)!
日本にいてはなかなかできない体験ができる、まさにワーホリの原点にあるものを全てオファーしてくれるオーストラリアは、ワーホリ条約第一国目であるが所以の魅力を保ち続けています。
都市部には出会いとチャンスが沢山
学校でみっちりと英語を勉強したかったり、もしくは日本でキャリアのある分野の仕事で働いてみたければ、シドニーやメルボルンなどの大都市に滞在すると良いでしょう。
生活基盤は十分すぎるほど整っていますし、人に出会うチャンスも沢山あります。
東海岸の街はそれなりに忙しい大都会ですが、それとは対象的に、遠く離れた西オーストラリアの州都パースには、いささかのんびりとした空気があります。
物価も給料も高いオーストラリア
オーストラリアで特筆すべきことは物価の高さです。他の四カ国と比較すると、イギリス(ロンドン)と同程度、もしくはそれよりも高いです!
しかし、恐れることなかれ。ワーホリには就労許可が含まれており、現地の物価が高い分、平均給与額も高いのです。そのため、一度定職を得れれば問題なく生活できます。
ワーホリの多くは、一気にがっぽり稼いで一気に旅に使っています。
フレンドリーなオーストラリア英語
オージーの英語はその生粋のフレンドリーさがイントネーションや言い回しにそのまま反映されています。実践の英会話を中心に、楽しくノリ優先で学びたい人にはぴったり!
この「ラフさ」は、教科書からでは絶対に学べないものです。そのため、現地で体感して取得するのが一番ですが、オーストラリアのドラマや英語を見て、事前学習することも可能です。
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ニュージーランド:白く長い雲の元でのんびり生活
現在、減り続けてはいるものの、羊の数が総人口を上回るということからも、のんびりとしたお国柄が伺えるニュージーランド。
こちらもオーストラリア同様にバックパッカー天国で、息を呑むほど素晴らしい大自然がどこにいても身近に感じられるのが一番の魅力です。
バックパッキングのし易さはお墨付き
ニュージーランドは、たとえ1人旅であっても、滞在先のホステルなどで簡単に旅仲間を見つけられますし、国土が小さい点が幸いして、長距離バスだけでも国一周出来てしまいます。
旅を自分流にアレンジしながら、マイペースに楽しむことができるのです!
天気は地域問わず変わりやすいので、いくつか重ねて着られるアウトドア用の衣類を持っていくと良いです。北島と南島、そして東側か西側かによっても驚くほど違います。
自然とともに生活したい人にぴったり
ニュージーランドにもオークランド、クライストチャーチなどの大都市はありますが、他の国のそれと比べるとまだ喧騒が少なく、そして人工も少なく、しかし交通手段などのインフラはしっかり整っているので、人混みを嫌う人にとっての快適度は高いです。
そのぶん娯楽も少ないので、普段ミニマムな生活をしながら休日にレジャーを楽しみたい人にぴったり。
そして滞在中には、カフェ、レストラン、そしてクラフトビールなど、質の高いニュージーランドのホスピタリティを味わっておくことをお忘れなく!
オーストラリアとニュージーランドは犬猿の仲?
一部では、ニュージーランドはオーストラリアの弟的な位置づけにされているようですが、これについて私は特に否定しません(笑)。
しかしこれを言い換えれば、オーストラリアの規模の大きさ、そして騒がしさが肌に合わなかった人にはしっくり来る規模なのではないかなと思います。
しかし残念なことに、物価の高さだけはオーストラリアに負けず劣らず健在です。それに加えて、平均給与額は低めという残念な環境…
そのため、オーストラリアで稼ぎ、ニュージーランドで旅に使う、という人も多いようです。
上級者向け?ニュージーランド英語
キウィ(ニュージーランド人のこと)英語は独特の言い回しが多いです。特定の音を落としたり、スペルにある音とは違う音で発音したり、初心者には取得がなかなか難しい内容となっています。
その分、一旦慣れてしまえば、ローカルとの距離が一気に縮まるという不思議な魅力もあります!
まとめ:結局どの国もある程度は似通っている
いかがでしたか?これらの4カ国は全て多国籍ではあるもの、その根底にあるのは西洋文化なので、生活習慣や食文化などはかなり似通っています。
主に気候、物価、周辺環境に大きな違いがあるだけで、どこの国にいようが、日本と同じように問題なく生活することができます。
要は、自分にとって魅力な要素や付加価値をこれらの国の中からどう見出すか、が自分に合った国を見つけるポイントです。
そして集めた情報を元に、自分の肌に合っていそうな国、目標達成に向けて有利となりそうな国、と比較したなかから国を選ぶ事前作業は大切ですが、過去の記事でも触れたように、「ここの国(街)にずっと興味があった、なんとなく行ってみたかった」という直感的な理由があれば、それに従って決めるのが一番いいというのが、私の結論です!
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