【海外渡航準備】日本でやっておくべき(めんどい)手続きをまとめたよ

【海外渡航準備】日本でやっておくべき(めんどい)手続きをまとめたよ

こんにちは、市役所に行く度に身体が重い鉛のようになるAkaneです(特に前科はありません)。

今回は海外行ったり来たり5年以上の私が身に付けた、海外生活を始める前に知っておきたい、税金や確定申告など、出国前のお役所手続き関連についての知識をシェアしたいと思います。

渡航前といえばだいたい準備や送別会などで忙しく、お役所関連の手続きはなんとなく敬遠しがちになるものだと思います。中には面倒くさいから何もしてこなかった!というツワモノもいるかもしれません。

 

でも日本にいる間に、自分の状況に適した手続きを市役所で済ませておくのとおかないのとで、後々の損得に大きな差が出るんです!

でもそんなん調べてる暇ないし、ググってもどこも説明が長いしカタいし〜という方のために、今回は出来るだけ簡単に分かりやすくまとめてみようと思います。

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住民票:残す?抜く?

一番思慮すべきはこれ。

この判断1つが、後々どれくらい節約出来るかに大きく差をつけます。

私の結論から言うと3ヶ月以上海外で生活する予定がある場合、そして安心よりも節約(akaスリル)を優先したい場合は抜く方が良いと思います。

抜く場合は、お住いの市役所にて「転出届」を提出することになります。

 

転出届は日本を長期間離れるという決意表明の1つ

 

この残すか・抜くかの基準となる海外での滞在予定期間については、6ヶ月とか1年とか諸説あるらしく、お役所によって対応が異なるようです。

私はというと、明確な滞在期間を聞かれたことは一度もありません。「住民票を抜きたいのですが」と言えば毎回きちんと対応してもらえます(入れるときもしかり)。

 

心配であれば、滞在期間をカバーするビザを転出届の書類の1つとして提出すると良いと思います。

 

ワーホリで具体的に何ヶ月滞在するか決めてない場合でも、ビザ期限である1年(またはそれ以上)滞在することになった時の節税を考え、一応抜いておくことをオススメします。予定より早く帰ってきたって、何も損はないですしね。

転出届に必要な書類

転出届は出発の14日前から提出可能です。必要書類は市役所によって異なるようですが、基本は下記。

  • 免許書など公的な身分証明書
  • パスポート
  • マイナンバー通知書orカード
  • 印鑑
  • 加えて航空券の予約書コピー、ビザのコピー等もあれば安心

 

住民票を抜くと「非住居者」扱いになり、下記の税金と確定申告に影響してきます。

住民税

12月31日までか、1月1日からか?

住民税はこのたった1日で大きな差が出るため、無視できないところです!

公園でまったりしていると、時間が止まったかのような心地になります。

 

そのカラクリはこうです:

1月1日に日本に住民登録がある(住民票を残す)場合、前年度の所得額に基づいた住民税をその年の6月から翌年5月までの1年間で支払う義務が発生します。逆に住民登録がない(住民票を抜く)場合はその支払い義務が発生しないので、大きな節約になります。

 

具体例で言うと、その年の1月1日から日本にいて12月31日に出国した場合、翌年の住民税は発生しません。これは分かりますよね。

反面、年明けの1月1日以降に出国した場合は、その年の住民税がごっそりと課税されてしまいます。

 

年末に移住ラッシュが多くなるのはこのためなのです!

くれぐれも渡航日は計画的に。

国民健康保険・国民年金

住民票を残すとそれまで通り支払う義務が発生します。

住民票を抜くとこの支払い義務はなくなりますが、希望であれば任意で継続加入できます。

 

しかし費用や手間を考えると、国保は加入せずに、滞在中は別の海外保険で代用することをオススメします(詳しくは後述)。年金はその人の考え方次第です。

 

殆どの海外の道路では、日本と逆で右ハンドルです。運転にはいつも以上に気を払いましょう。

国保に任意加入する場合

滞在先で治療を受けた際、まずは自分で支払い、帰国後にその返済を求める形になります。しかしその額は日本で同じ治療内容を受けた時の相場に対しての7割になります。

滞在先の治療費が平均して日本より高い場合は、民間の海外保険などに加入した方がお得ということになります。

年金に任意加入する場合

資金があればそのまま払い続けるのも良いですが、これの有難いところは納付書が届いてもすぐ払う必用はなく、2年間分は遡って払えることです。

移住先で仕事が落ち着いてきたり、1年のワーホリを終えて帰国した後日本でまた仕事を始める時などに追納が可能なのです。

年金のカラ期間について

年金に任意加入しない場合、その未加入期間は「カラ期間」となり、将来的な年金受給額が減りますが、受給資格期間(10年)には算入されます。ただこの期間の追納はできませんのでご注意。

カラ期間はあくまでも、任意で加入しなかった人が無年金になることを救済するための措置なので、追納して年金額を増額することは考慮されていません。

あなたには年金の「カラ期間」はない?  |  くらしすと

マイナンバー

転出すると番号自体は失効しますが、一度個人に発行された番号は生涯同じなため、転入時にはまた有効化するようです。

 

(2017年11月10日追記)

マイナンバーカードを取得していた場合、転出届と同時に返納手続きができます。返納といっても、「海外転出により返納」のスタンプを押されたカードは手元に返されるので、また転入するまで保管しておく必要があります。

海外旅行保険

海外滞在中に重要なのが海外旅行保険です。異国の土地で無保険ではリスクが高すぎるため、渡航前の加入を忘れずに!

 

日頃そこまで気に留めない保険も、海外では自分で選んで掛けるべし

 

海外旅行保険には基本5つの加入方法があります。

  • 日本の海外旅行保険に加入する(手厚い補償内容、でも割高)
  • クレジットカード付帯の海外旅行保険を利用する(出国から90日の期限付き)
  • 海外旅行保険のバラ掛けをする(日本語可能)
  • 現地の民間保険に加入する(日本の海外旅行保険より安価)
  • 国保に任意加入する

 

とにかく節約派で、私のように特に病気もあまりしない健康体の方であれば、最初の3ヶ月はクレジットカード付帯の海外保険で乗り切り、3ヶ月後もそのまま滞在する場合は現地の民間保険に切り替える方法がオススメです。

年会費無料のカードにも付帯していますが、補償内容は年会費のかかる上ランクのカードになればなるほど手厚くなります。

 

例えば私の持つ楽天カード(年会費無料)は海外損害保険が最高2,000万円ですが、その上位版である楽天プレミアムカード(年会費10,800円)はこの損害保険が最高5,000万円になります。他にも色々と海外旅行にお得な特典があり、世界の空港ラウンジにアクセスできるプレミアム・パスに無料で申し込みが可能です。

1万円ちょっとの年会費で多大な恩恵が受けられるので、長期間を海外で過ごす予定のある方はカードのグレードアップをこの機会に検討してみるのも良いかもしれません。

 

ここで注意すべきは歯科治療補償です。海外での歯科治療は高額なため、日本で治しておくようにしましょう!

確定申告

出国前に前もって確定申告をすることもできますが、退社後から出国前までに申告に必要な書類(源泉徴収票など)が揃わなかったり、住民票を抜く・抜かないに関わらず海外生活中も日本国内での所得が発生する人は確定申告が必用になります。

確定申告書等作成コーナー | 国税庁

 

確定申告書は上記の税務署のサイトを経由すれば数値を打ち込んでいくだけなので結構簡単に作成できますが、住民票を抜いて「非住居者」になった場合、税務署とのやり取りなどを自分の代わりに日本でやってくれる人が必要です。これを納税管理人といい、原則出国までに届け出が必要です。(私の場合、海外に出て最初の確定申告と同時にこの届け出を提出しましたが、それでも大丈夫でした)

海外転勤中の不動産所得などの納税手続  |  国税庁

 

親族に頼むのが一般的だと思いますが、税理士さんに依頼することも出来るようです。

まとめ

まず、自分の海外滞在予定期間にあわせて住民票を抜くか残すか決めましょう。

抜く場合:

  • 住民税:1月1日に住民票がなければその年は非課税
  • 国保・年金:任意加入
  • マイナンバー:失効
  • 確定申告:出国前に済ます、もしくは納税代理人を立てて申告
  • 保険:滞在期間中をカバーする保険を自分で手配する

残す場合:

  • 住民税:1月1日に住民票があると前年度の所得に対し支払い義務が生じる
  • 国保・年金:支払い義務が生じる
  • マイナンバー:そのまま有効
  • 確定申告:出国前に済ます、もしくは自分で申告

 

現地滞在期間・自分の年金や保険の価値観・お財布と相談して、自分に適した方法を選択して下さいね!

誰かのお役に立てば幸いです 🙂

 

*一応お断りしておきますが、私は税金アドバイザーでもなんでもない一般人で、個人の経験とリサーチからこの記事を書きました。上記の情報は全て2017年10月現在のものであり、情報は常に変わります。参考にして頂く際にはこれらの情報を全てを鵜呑みにせず、是非ご自身でも最新情報のリサーチを行ってみてください。

もし、ここおかしいよ?という所がありましたら、ご指摘下さると嬉しいです!

 


 

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