【2025年更新】ノマドの聖地チェンマイのオススメコワーキングスペース5選

【2023年度版】チェンマイのオススメコワーキングスペース5選

こんにちは、Akaneです。

私は過去数年間、海外の様々な場所を拠点として活動するフリーランス(デジタル・ノマド)として移動生活を送ってきましたが、一番最初の生活拠点として選んだのは、世界中に存在するノマド・ハブの1つであるタイ北部の街チェンマイでした。

リモートワークに必要なインフラが整ったチェンマイでは、ホテルやカフェ、レストランなど、仕事場所に困ることはまずありません。しかし、素晴らしい作業環境と安定した設備の元で生産的に仕事をこなしたいなら、コワーキングスペースの利用をオススメします!

 

私は自分に合う仕事環境を求めて、チェンマイに数多く存在する様々なコワーキングスペースを訪れました。そして、コワーキングスペースの立地や設備だけでなく、作業環境、メンバーシッププランや雰囲気など、実に様々な違いがあることに驚きました。

これらのポイントのスペース別による違いを事前に把握しておけば、チェンマイ滞在中に時間を無駄にすることなく、自分にぴったりのコワーキングスペースが見つかると思います!

 

この記事では、実際に利用して分かったチェンマイのコワーキングスペースの設備、環境、特徴、そして2025年現在の最新メンバーシッププランについて解説します。

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チェンマイのコワーキングスペースの特徴

チェンマイは、世界中からデジタル・ノマドが集まる場所だけあり、全体的なコワーキングスペースとしてのクオリティは、どのスペースも標準レベルを上回っていると感じます。

充実のリモートワーク設備と考え抜かれた作業空間

チェンマイのコワーキングスペースの設備・環境
特にリモートワークに欠かせない設備や環境、空間デザインなど、仕事の生産性を上げるための細かな配慮においては、チェンマイのコワーキングスペースは軍を抜いています。

安定したWiFiはもちろん、メンバーになれば週7日24時間いつでも利用可能なうえ、プリンターやスキャナ、オフィスチェアやスタンディングデスクなどの作業設備、シャワーブースや休憩エリア、共用キッチンや併設カフェなど、長時間作業を快適にこなすために欠かせない環境が揃っています。

 

たとえば毎日食事を持参したいなら共用キッチン付きのスペース、仕事中は常にエスプレッソコーヒーが欲しいならカフェ併設のスペース、広々とした空間で作業したいなら吹き抜けのスペース、また休憩時間を緑に囲まれて過ごしたいなら中庭付きのスペースなどなど…

多くのコワーキングスペースの選択肢の中から、各自のニーズに沿った最適な場所を選ぶことができるのです!

滞在期間とニーズに応じた豊富なメンバーシッププラン

One Workspaceの小さな中庭

チェンマイのコワーキングスペースでは、各自の滞在期間や利用用途に応じた、様々な種類のメンバーシッププランが利用できます。

たとえばチェンマイに1ヶ月滞在する予定で、平日に毎日作業するのであれば、1ヶ月プランが一番お得です。もしくは2週間の短期滞在予定で、毎日作業するつもりはない場合、限られた期間中に限られた回数のみ利用できるプランが最適です。またはグループミーティングでのみ利用場合、ミーティングルームのみのプランを購入することができます。

 

どのメンバーシップを購入する予定であるにせよ、まずは1日利用プランでいくつかのコワーキングスペースを利用してみて、各スペースの使い心地や設備を比較してみることをオススメします。

自分にとって最適なスペースを見つけるには、それぞれの場所の雰囲気や使用感などを実際に肌で味わってみるのが一番だからです!

 

というわけでここからは、チェンマイの中心部や人気エリアにある、私が実際に利用したコワーキングスペース5箇所を紹介していきます。

※メンバーシッププラン内容・料金は、2025年3月現在のものです。ここでは一般的に利用されるホットデスク(共用デスク)プランの一例を紹介していますが、スペースによってはプライベートデスクプラン、グループ利用プラン、YouTubeルームプランなどの様々なプランが利用可能です。これらの詳細については、記事中のリンクから各スペースのウェブサイトをご参照ください。

Life Space(ニマンヘミン)

コワーキングスペースLife Space内に併設のカフェ

まず最初に紹介するのは、チェンマイで一番ヒップなショッピングの中心地であるニマンヘミンにあるコワーキングスペース、Life Spaceです。

 

建物は2階建ての吹き抜け空間になっていて、内部はとても開放感があります。ところどころに配置された観葉植物やネオンサインなどのインテリアはオシャレ度高し。また、作業に疲れたら気軽に寝転べる休憩スペースもあります。

ニマンヘミンに来たついでにちょっと作業したい時に最適

コワーキングスペースLife Spaceの内部

詳しくは後述しますが、現在Life Spaceは1日利用のみで長期メンバーシップがないため、毎日通うことを想定してコワーキングスペースの利用を検討している場合、残念ながらオススメすることはできません。

でも、いつもの場所とは違う環境で集中的に作業したい時、もしくは1日のスキマ時間に少しだけ作業したい時には最適です。ニマンヘミンの近くに住んでいなくても、食事や買物でニマンヘミンを訪れる時は多いはず。

 

便利な立地にありながらも落ち着く空間で、少しの間だけでも1日中でも、快適に作業できます!

1ドリンク付き時間制のシンプルなプラン内容

Life Spaceが提供するプランは1日内の時間制となっていて、実にシンプルな以下の2つのプランのみが利用できます。また、学割制度もあります。

  • 5時間 (9am-10pmの間) / 120バーツ(約530円)※延長1時間ごとに +30バーツ(約130円)
  • 1日 (9am-10pm) / 180バーツ(約800円)+ ドリンク15%割引

 

特徴としては、どちらのプランも併設カフェのドリンクが1杯無料でついてくるという点です。また、購入したプランの利用時間内であれば、一旦外に出て再び入場することも可能です。

 

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Yellow Coworking(ニマンヘミン)

Yellow CoworkingはチェンマイのWeb3.0コミュニティハブ

名前の通り黄色のブランディングが目を引くYellow Coworkingは、ニマンヘミンを拠点として毎日がっつり利用したい人に一番オススメなコワーキングスペースです!

立地、設備、環境、そして親切なスタッフなど、コワーキングスペースはこうであるべき、というどの点に目を向けてもそのクオリティやチェンマイ1・2位を争うと思います。

 

Yellow Coworkingの畳エリア

2階建てのモダンな建物内は実に広々としていて、様々な種類の座席が用意されています。

プライベートな空間で作業できるポッド席、座布団で正座して作業できる畳エリア(上写真)、また寝転んで休憩したり瞑想したりできる禅ルームなど、気分や仕事内容に合わせて作業場を気軽に切り替えることができます。

 

賑やかなニマンヘミンのど真ん中でありながら、じっくりと作業に集中できる環境が整っています。そして食事や買物などの便利施設もすべて徒歩圏内にあるため、仕事以外の面でも困ることはありません。

Web3.0やAIなどの専門分野におけるコミュニティ・ハブ

Yellow Coworkingの1階ホットデスクエリア

Yellow CoworkingはAI、ブロックチェーンといった最新技術の開発を支援しており、ノマドの聖地チェンマイにおける専門分野のコミュニティ・ハブとしても機能しています。

業界に関連したワークショップはもちろん、様々な種類のイベントが頻繁に開催されており、これらのイベントの一部は、コワーキングスペースのメンバーでなくても参加できます。

 

仕事での利用に加えて、各業界のノマド達とネットワーキングがしたい人にとっても、要チェックのコワーキングスペースです!

クオリティに見合ったプラチナ感あるメンバーシッププラン

Yellow Coworkingでは、利用者の持つ様々なニーズに全て答えるような、実に多くのプランが用意されています。例えば、時間制でYouTubeルームや広いレクチャールームのレンタルも可能!

  • 1日 (9am-6pm) / 429バーツ(約1,900円)
  • 1週間 (24時間利用可能) / 1,990バーツ(約8,800円)
  • 10回 (1ヶ月有効, 24時間利用可能) / 4,190バーツ(約18,550円)
  • 1ヶ月 (24時間利用可能) / 5,990バーツ(約26,500円)
  • 3ヶ月 (24時間利用可能) / 13,900バーツ(約61,500円)※ミーティングルーム1ヶ月1時間無料

 

1ヶ月以上のメンバーシッププランには、併設のYellow Cafeのドリンク1杯無料特典が含まれています(2杯目からは半額にて購入可能)。他のコワーキングスペースと比較して高めの料金設定ですが、それに見合うだけの設備や特典が受けられますよ。

    2025年3月から7月末まで、すべてのプランが10%オフになるプロモーション中です!

 

One Workspace(サンチタム)

サンチタムの可愛いコワーキングスペースOne Workspace

中心地にありながらも実にローカルな雰囲気が強い住宅地域、サンチタムにある小さなコワーキングスペースOne Workspaceは、安らげる観葉植物に囲まれながら静かな環境で仕事したい人にオススメです!

 

One Workspaceの1階ホットデスクエリア

チェンマイの人気スポットであるニマンヘミンと旧市街の、ちょうど中間地点の北部に位置するこのコワーキングスペースは、真っ白な可愛いらしい2階建ての建物の中にあります。

内装は実にモダン・ミニマムで、あちこちに飾られた観葉植物が、白基準のインテリアに良いアクセントを添えています。道路の喧騒や様々なモノに囲まれずに作業したい人には、実にうってつけの作業環境です。

 

One Workspaceのマスコット猫、Miso

作業に疲れたら小さな中庭で一休みしたり、頻繁に遊びに来る近所の猫ちゃんを撫でて癒やされたりできます。また、非常に小ぢんまりとしたスペースなので、他のメンバーたちともすぐに顔見知りになれます。

併設カフェTORA BAKEの絶品スィーツはお墨付き

One Workspace併設TORA BAKEの絶品ケーキ

One Workspaceの1階エントランスには併設カフェ、TORA BAKEがあります。2人のフレンドリーなタイ人女性が運営しているこの小さなカフェは、コワーキングスペースの癒やしともいえる存在です。

オーナーによる手作りスィーツはどれも絶品で、個人的にはチェンマイいちだと思っています!なんでも彼女はオーストラリアのメルボルンで製菓を学んだそうで、クッキーやケーキだけでなく、コーヒーのクオリティも考えると実に納得です。

 

また、カフェの内装にもオーナーの強いこだわりが感じられ、季節のイベントごとに変わるデコレーションを眺めるのも実に楽しいです。

落ち着いた作業空間が利用できるメンバーシッププラン

利用期間に応じて選べるOne Workspaceのメンバーシッププランは、とてもシンプルで経済的です。

  • 1日 (9am-10pm) / 249バーツ(約1,100円)
  • 5日 (9am-10pm, 連日での使用のみ) / 1,199バーツ(約5,300円)
  • 1週間 (24時間利用可能, 連日での使用のみ) / 1,599バーツ(約7,070円)
  • 1ヶ月 (24時間利用可能) / 3,599バーツ(約15,900円)
  • 3ヶ月 (24時間利用可能) / 9,699バーツ(約42,890円)

 

しかし、オフィシャルサイトでも謳われているように「Cozy (小さくて心地いい)」なOne Workspaceの席数は限られているので、冬のピークシーズンには全て埋まってしまうことがあります。

そのため、冬季の繁盛期に利用する場合、空き状況について事前に問い合わせ・予約することを強くオススメします。

 

Punspace(旧市街北門、ターペー門近くに2箇所)

PunspaceのWiang Kaewブランチ内部

チェンマイで一番最初にオープンした老舗コワーキングスペースであるPunspaceは、元祖ニマンヘミンのスペースは閉業してしまったものの、旧市街の2拠点はしっかり稼働中です。

 

老舗だけあり、誰にとっても利用しやすい設備と空間が整っているPunspace。無料ドリンクとスナック、共用キッチン、メンバー間のイベント、スタンディングデスクや併設カフェなど、ノマドたちの求めるニーズが実に考え抜かれているのが分かります。

チェンマイに数多くあるコワーキングスペースのどこを利用しようか迷ったら、とりあえず最初にオススメしたい場所です。

旧市街内に位置し、異なる雰囲気を持つ2拠点

チェンマイのコワーキングスペースの老舗Punspace

チェンマイ旧市街内、北門近くにあるスペース(Wiang Kaew Branch)は、巨大な木々に囲まれた緑溢れる敷地内にあり、緑あふれる自然環境の中で作業したい人にとって最適です。木漏れ日のもとでハンモックに揺られることほど、贅沢な休憩時間はありません!

 

Punspaceのターペー門ブランチ

その一方、旧市街東側のターペー門近くのスペース(Tha Phae Gate Branch)は、古いウェアハウスを改装したワンフロアになっていて、高い天井と広々とした空間で仕事したい人に向いています。

 

この2拠点を活かした特典として、Punspaceのメンバーシップを購入すれば、徒歩15分程度に位置するこれらの2拠点のどちらも利用可能になります。気分に応じて作業場所を変えられるのは、Punspaceの持つ大きな特徴です。

2拠点どちらも利用可能なメンバーシッププラン

Punspaceのメンバーシッププランは2拠点内で共通しており、利用期間に合わせてフレキシブルに購入できます。

  • 1日 (9am-6pm) /289バーツ(約1,270円)
  • 1週間 (24時間利用可能) / 1,699バーツ(約7,500円)
  • 1ヶ月 (24時間利用可能) / 3,299バーツ(約17,240円)
  • 3ヶ月 (24時間利用可能) / 9,999バーツ(約44,200円)※専用ロッカー付

 

もうお気づきかもしれませんが、これらのコワーキングスペースは基本的に、サインアップするメンバーシッププランが長期であればあるほど利用料金がお得になる仕組みです。そのため、できれば利用する期間を最初に明確にしてから、それに応じた期間のプランを購入することをオススメします!

 

 

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Heartwork the Sharing Space(南門〜ナイトバザール)

Heartwork the Sharing Space外観

最後に紹介するHeartwork the Sharing Spaceは、カフェ、コワーキングスペース、プリントスタジオなどが一緒になった、ムアン地区にある複合施設です。

ここではメンバーシップを購入することなく、訪問者であれば誰でも施設の設備を利用することができます

 

Heartwork the Sharing Space近くを流れるメーカー運河

旧市街南東にあるムアン地区は下町情緒漂うエリアで、近くには運河沿いに日本をテーマにしたレストランやお店が立ち並ぶ再開発地区、メーカー運河があります。休憩時に運河沿いを散歩すると、自然と気分がリフレッシュします。

 

Heartwork the Sharing Space2階のコワーキングスペースエリア

中心部が吹き抜けになった明るい建物の2階部分がコワーキングスペースになっており、十分な数の電源ソケット、快適なオフィスデスクとチェアが利用できます。

しかし席数は限られているので、自分好みの席を確保したければ、朝9時のオープン直後か午前中に訪問することをオススメします。

 

ちなみに、スペース内のカフェはランチメニューもあるので便利!

ドリンクの注文と合算できる利用料金

Heartwork the Sharing Spaceのオシャレな店内

Heartwork the Sharing Spaceのコワーキングスペースは、他のスペースと比較して実に安価な料金にて利用できます。

  • 1日 (9am-5:30pm) / 80バーツ(約350円)
  • ドリンク注文の上で利用 / ドリンク料金 + 20バーツ(約90円)

 

そのため、フルタイムで仕事に励むノマドだけではなく、地元の学生やご家族など、より幅広い人々が様々な目的でスペースを利用しています。もし周囲の人々の話し声が気になるという方は、ノイズキャンセリングのイヤホンを持参すると良いかと思います。

 

まとめ

Punspace(Wiang Kaewブランチ)の中庭

いかがでしたか?一概にコワーキングスペースといえど、デジタル・ノマドが集うチェンマイには、様々な個性を持つスペースが多数存在することがお分かりいただけたのではないでしょうか。

また、コワーキングスペースを仕事をするための場所としてだけではなく、休憩施設、他のメンバーとの交流のしやすさ、食事や買物なども思慮した生活拠点としての利便性などを複合的に考えると、チェンマイを訪れるたびに通いたくなるようなお気に入りのコワーキングスペースがきっと見つかると思います!

 

※記事内の価格換算レートは、記事更新時の2025年3月現在:100円=22バーツ を基準に計算しています

 


 

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