こんにちは、ニュージーランドから帰国早々熱中症になりかけるも、少し涼しくなってきて嬉しい、Akaneです。
さて、海外生活中や仕事中に英語でのコミュニケーションを求められた際、自分の意志を伝える上で重要となるのがスピーキング力です。
しかし、私を含め日本で産まれ育った標準的な日本人であれば、スピーキングには自然と苦手意識があるのでは?と感じています。納得のいく意思疎通が出来ずに歯がゆい思いをした経験は、きっと多くの方にあるのではないでしょうか?
しかしスピーキングの際、あることを少し心掛けておくだけで、相手にポジティブな印象、たとえばこんな好印象を残すことができます。
「言いたいことはよく分かんないけど、なんか面白そうなやつ」。
英語初心者~中級者の間は、この「面白そうなやつ」という印象から話者との関係を発展させていくと、自身の英会話力の向上に繋りやすいかと思います。
今回の記事では、英会話時に相手に好印象を残し、自信をつけてスピーキング力を徐々に向上させるためには、具体的にどんなことを心掛ければ良いのか?をご紹介したいと思います!
目次
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英会話を成立させる要素をおさらい
英語でのコミュニケーションの際、どの程度相手と明確な意思疎通がとれるかは、おおまかにわけてお互いのスピーキング力(ボキャブラリーの多さ、文法・発音の正確さ)とリスニング力に左右されます。
この2つの要素においては人それぞれで得意・不得意があるものだと思いますが、欠けている分は他の要素で補完できることもあります。
たとえばある程度正確な文法で話しているのに、自分のアクセントが相手にとって馴染みのない場合だと、なかなか聞き取ってもらえず会話がスムーズに成立しない場合があります。
その逆もしかり、文法は支離滅裂(…とはいかなくとも間違いは多いレベル)でも、一つ一つの単語がしっかりと相手に伝わっていれば、意味を推測してもらえることもあります。
ひっくるめて、ある程度スムーズな意思疎通が出来るようになるには、総合的に中級レベルくらいの英語力が必要かなと思います。
それまでは学習と実践を繰り返し、コツコツとスキルを磨いていくことになります。
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英会話時の印象が相手にもたらす違い
そしてこれらのスキルと同等に気を配って欲しいのが、相手に与える「印象」です!
印象を形成付ける要素としては相手の外観、性格に始まり様々な要素が絡んできますが、中でもその話し方は大事な要素の一つ。
何事にも上手なやり方というのが存在するように、相手に好印象を残すための話し方にもコツがあります。
良い印象を持つことは相手と風通しの良い関係を築く第一歩となり、自信の英会話力・コミュニケーション能力の向上にも役立ちます。
英会話を練習する際には是非この好印象を与える話し方を意識しておくことをオススメします!
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スピーキングの3つの心構え
私が英語で話す際に実際心掛けていることを、以下3つにまとめてみました!
英語に限らずどの言語においても共通かもしれませんが、特に英語でのスピーキングの際は意識しておくと良いと思います。
大きな声でハキハキ話す
これは一番気をつけている点です。
日本語での会話は英語に比べてそこまでメリハリがなく、リズムが単調です。
そのため、この調子のままで英語を話すと、かなりの確立で「pardon?」「what?」と聞き返されます。
これは会話にそこまで酸素を要さない胸式呼吸の日本語と、多くの酸素を要する腹式呼吸の英語の違いから起こることです。
腹式呼吸が不慣れな人は練習すると次第に慣れてきます。コツは、多くの酸素を吸い込み、一語一語腹から言葉を放出するように話すこと。
(と言っても力みすぎると違和感があるので、少し力む感じでOK!)
スピーキングが達者になってくるにつれて、徐々にこの腹式呼吸が英語で話す際のスタンダードとなってくるものですが、初心者~中級者の間はこの違いを意識しておくだけでも随分違うと思います。
相手の目を見て話す
西洋社会においては、会話中目を見て話すことはとっても重要です。
これを実践してみるだけで、自分が話そうとする熱意、相手の話を聞こうとする誠意の受け取られ方が驚くほど違ってきます!
世界的にも照れ屋さんと言われて久しい日本人、アイコンタクトには苦手意識がある方も多いかもしれません。
特にスピーキングにまだそこまで自信がない状態だと、会話中に目が泳いだり、うつむきがちになりがちです。
私は日本にいた頃、そこまでアイコンタクトを意識することはありませんでしたが、海外に出てからこのアイコンタクト文化を目の当たりにし、それがもたらす違いを肌で感じました。
相手の目とは言わずとも、額や喉元を見て話してもOK。難しければ「Hi」、「Thanks!」など、挨拶をするときだけでも心がけてみてください!
言いたい単語や英文が口から出てこなければ、その間「well…」「so…」などのつなぎ言葉で間を持たせつつどこか空を見つめる間に頭を回転させ、言いたい文章が見つかったら相手の目に視線を戻す、というリズムを身に付けると良いと想います。
感情表現、ジェスチャーを盛り込む
英語ネイティブは感情表現が豊かで、様々なジェスチャーを交えながら話します。
英語という言語が持つリズムやイントネーションがこれらの幅を広げ、結果として言葉だけでは表現しきれない繊細な意味までも表現することができます。
もちろん必須ではありませんが、感情表現も意識すると伝えたい事を表現できる範囲がグンと広がります!
自分の発言の一部を強調したり、感情を含めたり、また逆の意味を匂わせたり。
特にスピーキングの練習段階においては、自己主張することが相手に良い印象を与える鍵でもあります。
表情やジェスチャーなど、伝えたい事を補助する役目を果たす手段をふんだんに使い、言葉の正しい・間違い関係なく意志を伝えようとする姿勢が大事です。
英語環境である海外や職場に長い間居続ければ、これらは自然と後からついてくるものかもしれませんが、学習段階から意識しておくと、自分にまだ足りない部分を補う役割を果たしてくれます。
「自信 = Self Confidence」を持つこと
上記に上げた3つを総合して、自分に自信を持って話す姿勢が一番大事かなって思います。
自分が間違った英語を話しているとわかっている時に、自信なんて持てない!とおっしゃるかもしれません。
でもそんな心の持ちようでは、ますます英語を話す際の自分の声は小さくなり、目は空を泳ぐばかり。最終的には(全くしなくてもいい)自信降下につながってしまいます。
練習段階では別にハッタリの自信でもいいんです。相手にそれを見透かされなければしめたもの。
自分の存在感や存在意義をその場に示すことが重要で、それは相手にとっての印象へと繋がります。
欧米社会で生き抜く上で重要なもの
これって欧米社会そのものにも言えることで、たとえば就職活動時、実際は経験があまりないような分野のことを聞かれても、殆どの人は堂々とかつ自信を持って「できる(と思う)」といいます(笑)。
もちろん裏付けは必要ですが、この自分から一歩出る姿勢と自分に自信を持つ、という2つの事項は深く結びついていて、ここは見習うべきポイントだなと思っています。
私もまだまだ修行中の身です。だから、言葉は面白い!一緒に楽しみながら上達していきましょう。
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