【オークランドvsウェリントン】住みやすいのはどっち?生活面5つの観点から比較

オークランドとウェリントンを色んな観点から比較してみた

こんにちは、最近のウェリントンの週末は暖かい天気が続いてて、お散歩が楽しいAkaneです。

今回はオークランド在住のブロガー、マーディーさん(1QQ2)とのコラボ対談をお届けします!テーマはニュージー2大都市、オークランドとウェリントンの違いについて。日常生活の質を左右する5つの観点、家賃・天気・仕事・アジアンショップ・交通面において比較・検討し、各都市の現状をお互いに話しあってみました。

話が発展するにつれて各都市の傾向や特色が見えてきて、とても興味深い対談になりました!

 

対談の時点でマーディーさんはオークランド滞在11ヶ月目、私はウェリントン滞在7ヶ月目で、お互い現地で普通に仕事をして暮らしています。これからニュージーに来られる方でどちらの都市を拠点にしようか迷っている方、よければ参考にしてみてください 🙂

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家賃

マーディー
どうも、こんばんは!

Akane
こんばんはー!

マーディー
とりあえず、家賃の話からしましょうか!

Akane
了解です~

マーディー
オークランドに住む僕の家賃ですが、今は彼女の実家の離れに住んでいるので2人で週$150(2017年8月現在1NZD:約80円=約13,000円)と格安です。

調べた話と友達に聞いた話では、安ければ7~8人のシェアハウスで週$100(約8,000円)の物件もあるようです。もし1人用の物件に住みたいなら、週$400(約32,000円)が相場みたいです。

※ニュージーランドでは家賃を週単位で支払うのが一般的です

Akane
フラットメイトなしの環境で週$150は破格ですね!

1人用の物件相場はウェリントンでも同じようなものだと思います。シェアハウスですら凄く高くて驚きました。町の中心部で週$200(約16,000円)以下の状態の良い物件を見つけるのはなかなか難しいです。あと、光熱費などの設備費用(ビル)はだいたい家賃とは別で支払います。


マーディー
僕らは、光熱費、インターネットで週$50(約4,000円)くらい払っています。本当に高いですよね!

日刊ニュージーランドライフ ※ニュージーランド在住の日本人の間では超有名なブログ 最新記事でもニュージーランドの家賃の高さが取り上げられていました。


Akane
あ、それ私も読みました!今も昔も国内で最も高い都市はオークランドのようですが、ウェリントンも値段が徐々に高騰しているようです。

エリア別による違い

私の住むマウント・ヴィクトリア周辺

Akane
ウェリントンは町の中心部周辺に大学が2つあるので学生が多いんですよ。みんな学校の近くに住みたがるので、フラットは大体3人以上、6人以上のところもあります。

家の設備や状態などの細かい面にこだわらなければ、週$200切る物件は沢山ありますが、私は色々と許せる範囲で最低週$200かなって。


マーディー
オークランドも場所によっては学生しかいないような場所もありますね。

僕はノースショアでも富裕層が住むエリアに住んでいるので、学生だけのフラットは周りにほぼありません。


Akane
私はマウント・ビクトリアという中心部近くの家に常時3~4人位と住んでます。1人部屋で週$200+光熱費をフラットメイトの間で割っておよそ週$20(約1,600円)なので、大体週$220(約18,000円)らいです。

ウェリントンのフラットには家具付きの物件があまりないのですが、ここは家具込みなので助かってます。


マーディー
へー!それは意外です。こちらは僕の友達の話だと、家具付きが多いようです。

Akane
そうなんですか!?オークランドは移民が多いからかなぁ。ローカルのキウィ達は自分の家具を持っているケースが多いので、家具備え付けの家が少ないんです。ウェリントンは短期滞在者には少しハードルが高いかもしれませんね。

物件の見つけかた

マーディー
今の家はどうやって見つけたんですか?

Akane
Trade Me ※ニュージーランドで一番有名なクラシファイドサイト です!

住みたい希望のエリアと予算でメールアラートをかけて、良さそうな物件が出てきたら速攻で問い合わせていました。でないとすぐになくなってしまうので…決まるまでほんっとに大変でした(笑)


マーディー
NZdaisuki ※ニュージーランドの日系サイト に掲載されている物件は(英語で掲載されている広告なら別ですが)Trade Meで見る似たような物件よりも値段が高いことが多いので、注意が必要ですよ。

 

天気

マーディー
オークランドの天気は10月から年末にかけて徐々に暖かくなり、1・2月は真夏です。そのまま6月まで暑く、7月から寒くなり始め、冬のピークには雨が尋常じゃなく多いです。

Akane
ウェリントンも同じような感じです。オークランドとくらべたら平均気温は2度位低くなります。通年ずっと風が強いことで有名で、これが体感温度を更に下げるので、絶対ウィンドブレーカーはあったほうがいいです!

マーディー
ウェリントンの突風は有名ですよね(笑)

風の街で有名なウェリントン
Akane
しかも冬には雨が多くなるので、時々暴風雨になって傘がさせません。あってもすぐに折れます(笑)

マーディー
壊れにくい傘と雨に強いウィンドブレーカーは必須ですね!

Akane
そうですね。ニュージー全土において天気は変わりやすいですよね。

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仕事

マーディー
オークランドは職種を選ばなければいっぱいあります日本食レストランなら英語話せなくてもOKなところもあるくらいですから。

Akane
ウェリントンは量で言えばオークランドに惨敗です。アジア系のお店においても同じく… 絶対量で日本人の留学生やワーホリができそうな仕事は少ないと思います。

マーディー
僕の知り合いがウェリントンの日本食レストランで働いていましたが、ベトナム人?経営でほとんど英語力いらなかったみたいで、むしろキッチンで働く人は英語話せない人の方が多かったとのことです。

Akane
なるほど。キッチンのポジションだとそういう環境もありえるんですね。でもある程度職を選びたいなら、そこそこ英語が出来たほうが俄然有利ですね。

タイミングとコネ

Akane
あと職探しはタイミングと運によるものも大きいと思います。英語ちゃんと話せて、経験もある人がウェリントンで1ヶ月仕事探したけど見つからず、結局はオークランドに行ったという話を聞いたことがあります。

マーディー
やっぱり仕事の量が違いますね。ただ、経験があれば少なくても雇ってもらえますよね。きっと

Akane
そうですね。経験と根拠の無い自信があればなんとかなります!(笑)それかもうネットで応募とか直接レジュメ渡すとかいう方法よりは、コネを充実させていくほうが自然と見つかるかもしれないですね。

マーディー
根拠のない自身とアピール力もですね(笑) ただ、ネットで応募よりは直接レジュメを渡すほうが明らかに成功率は上がると思います。あとはやっぱりコネでの仕事探しが一番簡単ですね。

英語環境で奮闘したいなら

Akane
ウェリントンは日本人が少ないので、超ローカルの英語環境で過ごしたい人にはオススメです。ガツガツ奮闘したいならウェリントンかな。

マーディー
ウェリントンの方がやりがいがある感じがしますね。自分を追い込みたいならどの面からみてもウェリントンかなという感じです。

アジアンショップ

ウェリントンで初めて見かけた日本食の屋台

マーディー
オークランドは日系、中国、韓国系など至るところにあります。日本食が手に入らないってことはありません。

Akane
こちらは少ないです!シティ内に韓国系がちらほらあって、日系は私の知る限りでは見たことないです。中心部の端っこに1つ大型の中国系ショップ(Yan’s Supermarket)ありますが、値段は高めです。

でも、どこでも日本の調味料は買えますし、基本的なものなら大型のNew World ※スーパーマーケットチェーン で買えるので、日本食を作るのにそこまで困ることはないです。


マーディー
街の中心部には日本人経営のニュージーランドで一番大きいと謳った日系スーパー(Japanmart)があり、本当になんでも売っています。しかも100均のダイソーもあります!$3.5均一で3個買えば$10です。隣には、日本の酒屋もありますし!

Akane
そこはちゃんとした日本産のものが買えそうですね!良く見かける中国産の醤油とか少し味が違うんですよね。調味料とかはやっぱ日本の純正のものがおいしい。

マーディー
New Worldよりも中国経営の店の方が日本食材は安いですね~。オークランドは基本日本食だけで生活していけますよ。日本食好きな人にはポイント大きいと思います。

Akane
特に海外生活が初だと最初はキウィスタイルの食事に抵抗があるかもしれませんしね。

海外ならではの食材で料理を楽しむのも手

Akane
私は逆に色々な国の食材や調味料を試せるのが楽しくて、日本にいては作れないエスニックな料理を楽しんでますよ!そういう人には、ウェリントンもいいかもしれません。

マーディー
なるほど。多国籍な料理が好きな人にはあえて日本食材が入りにくいウェリントンもいいですね。

僕は今一緒に住んでいる彼女が日本とニュージーランドのミックスで、ずっと日本食を食べて生活してきたのでそればかりになります。


Akane
それいいですね!2人の好みが一緒の日本食ならオークランドは天国でしょうね。ウェリントンの状況は見方を変えればプラスにもマイナスにもなるので、人それぞれの好みやライフスタイルによるってことかな。

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交通面

マーディー
オークランドは車の渋滞が半端ないです。町と市街地を結ぶ橋が1つしかないので、通勤ラッシュの時間帯には高速も渋滞しているので車を停めている時間の方が長いです。この前は車で20分の場所に1時間半かかりました…。

Akane
オークランドの渋滞は悪名高いですよね。私は車に乗らないのでウェリントンの車事情は分かりませんが、悪天候時には洪水などで対岸へ抜ける道が封鎖されたりします。でも渋滞はオークランドに比べると比較的少ないと思いますよ。

マーディー
どうですか、車なくて不便だと感じたことあります?オークランドは行動範囲にもよりますが、車がないと割と不便です。

Akane
中心部近くに住めばそこまで不便ではないです。街がコンパクトなので十分歩いて移動できるんです!

マーディー
ウェリントンは中心部、歩いていて楽しいですよね。ストリートアートとかで!

ウェリントンではストリートアート鑑賞も楽しめる

公共交通機関

マーディー
オークランドの公共交通機関は船、電車とバスがあります。道にはバス専用のレーンもあるけど、通勤ラッシュ時には渋滞に巻き込まれるので当然遅れます(笑)。

Akane
ウェリントンは電車とバスがあって、バス路線が多くて便利です。中心部に限って言えば歩ける範囲なんですが、周辺の住宅エリアに行くまでに結構な坂になるので、皆バスを使います。

マーディーさんは普段バス使いますか?タイムテーブルってあてになります?


マーディー
割と使います!ただ朝の時間帯、学校の近くを走るバスは満席で乗れないときがあります(笑)。 でもタイムテーブルは基本5~10分くらいのずれしかありませんよ。

Akane
おおー素晴らしい!ウェリントンのタイムテーブルはあってないようなものです…朝はラッシュの8時位までは時間通り来ますが、8時を過ぎたら10分遅れは普通です。満席で乗れない、酷い時はバスがバス停に詰まっててそのまま通り過ぎることもあります(笑)

バスカードを使って安く利用

Akane
スイカのような事前に交通費をチャージできるSnapperカードを使うと割引が受けられるので、1周間以上滞在する時にはデイリー(コンビニのようなお店)やウェリントン駅か、i-Siteなどのトラベルインフォメーションデスクでこれを買うと便利です!

マーディー
オークランドもAT HOPカードがあります!このカードで船、バス、電車に割引料金で乗れます。

残高のチャージは、CBD(街の中心部)内のフェリービルディングとデイリーでできます。ネット上でもできるのですが、最低でも1日はかかり、最悪の場合は2日かかる時もあります(笑)。


Akane
Snapperはアンドロイド携帯なら専用Appからチャージできます。パソコンからだとSnapper Feederという別売りアクセサリのようなものが必要です。私は普段、駅や図書館の専用マシンでチャージしてます。

料金制度

オークランド中心部はバスを乗りこなして快適移動

Akane
A: ウェリントンの料金はゾーン制に分かれてて、中心部とその周辺はゾーン1~2になります。

片道料金で、
・Zone1(CBD)=$2.00(現金)/$1.66(Snapper)
・Zone2=$3.50(現金)/$2.73(Snapper)
と、ゾーン2でも結構高いので、皆ゾーン1の範囲内に住みたがるんですよね。


マーディー
オークランドはゾーンが13個に別れていて、同じゾーン内であれば$3.50(現金)、ゾーンをまたぐと一気に$5.50(現金)になります。AT HOPカードがある場合は同ゾーン内で$1.85です。

あと乗り換え割引というか、30分以内に次のバスに乗り換えした場合は一連の利用として認められて、同じゾーン内であれば$1.85(AT HOP)のまま利用できます。

まとめ

マーディー
こんなところですかね。楽しかったですし、本当に色々と興味深かったです!

Akane
こちらこそ、楽しかったです。比較面白いですねー。今度は別のお題でやりましょう!

 

いかがでしたか?実際は2時間くらい話してました(笑)。

ざっくりまとめると、

  • オークランドは日本文化に触れる機会が沢山あり、英語がそこまで堪能ではなくても生活には不自由しない。家具付きの家が多く、短期滞在者向け。移動は車があると便利だが渋滞がひどい。
  • ウェリントンは日系コミュニティが少なく、英語がそこそこ出来たほうが色々と生活面において有利なのでチャレンジしがいのある環境。家は家具付きかどうかチェック。天気は変わりやすく風が強い。中心部は歩いて移動できる。

 

これから滞在予定の方は目的やご自分の英語力、あとは好みに合わせて、どちらの都市が自分に適しているのかの判断材料にしてみてください!

 

最後にマーディーさん、長丁場に付き合ってくれてどうもありがとうございました!彼のブログ、1QQ2はニュージー生活全般から海外移住、英語の勉強方法まで、情報盛りだくさんのブログです。興味があればぜひアクセスしてみてください。

また、マーディーさんの視点で今回の対談を編集していただいたこちらの記事も用チェックです!

 


 

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