【カナダ/AU/NZ】国別のコーヒーとドリンクメニューのビミョーな違い

オーストラリア・ニュージーランド・カナダのコーヒーの違いを解説!

こんにちは、Akaneです。今回は週末の投函らしく、ゆるめの「へー」系の記事です。

先週よりHIROさんのブログ(Theoretical)にてニュージーランド生活をテーマにした記事を寄稿させて頂いているのですが、その最新記事「NZのカフェ文化とコーヒーメニューを徹底解説!日本との違いは?」を書いていて改めて気づいたのが、国によってコーヒーやドリンクメニューの定義にビミョーな違いがあるなーということ。

これって結構面白いかも。ということで、私がワーホリ中にカフェでバリスタとして働いた経験のあるカナダ、オーストラリア、ニュージーランドにおけるコーヒー・ドリンクメニューの違いと解説に加え、ある国特有のドリンクもご紹介しようと思います。

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AU・NZ・カナダのコーヒーとドリンク

カナダ、オーストラリア、ニュージーランドは同じ西洋文化の国なので、カフェの定番として朝食はミューズリやトーストの他、卵とホーランディッシュ・ソースを使ったエッグ・ベネディクト、アフタヌーンティーはマフィンやスコーンなどの焼き菓子…といったように、人々の食習慣は似通っています。

しかし、コーヒーなどのドリンクメニューにおいては国によって本当に(本当に)ビミョーな違いがあります。各国でバリスタをしていると、同じメニューでも作り方や定義がビミョーに違う事に気がつくんです。そして、それはカフェにもよってもビミョーに違うという厄介さ。

ざっくりと分けてカナダとアメリカ、オーストラリアとニュージーランドでは(全く同じとはいかないまでも)似ています。

この機会なので(これまた)ゆるいイラストと共にご紹介したいと思います。まずは特に細かな違いが多いコーヒーから!

コーヒーとドリンクメニューの違い

ブラックコーヒー

エスプレッソショット本来の味をそのまま味わいたい人向けのブラックコーヒーは、抽出時間やそれを薄めるお湯の量によって様々なメニューになります。

エスプレッソ / ショート・ブラック

エスプレッソとショート・ブラック

デミタスカップに注がれたエスプレッソショットをそのまま頂く、どぎついカフェイン・パンチが必要な時の定番ドリンクです。

どこでもエスプレッソと注文すればこれが出てきますが、ニュージーランドではショート・ブラックという呼び名の方が定着しています。

アメリカーノ / ロング・ブラック

アメリカーノとロング・ブラック

エスプレッソをお湯の上に落として飲みやすくした、定番中の定番メニュー。

カナダで一番の人気メニューであるアメリカーノはニュージーランドだとラージサイズのロング・ブラックと同定義です。ロング・ブラックの呼び名はカナダでは使われていません。

カナダのアメリカーノはマグカップ、オーストラリアとニュージーランドのロング・ブラックは6〜8ozのコーヒーカップで出されるのが一般的。

ホワイトコーヒー

エスプレッソにフォーム入りのスチームミルクを注いで作られるホワイトコーヒー。これらのメニューは基本、最初に舌に触れる部分であるコーヒーの表面を覆うフォームミルクの量によって差別化がされています。

フラット・ホワイト / ラテ / カプチーノ

フラット・ホワイト、ラテ、カプチーノはホワイトコーヒー代表

ホワイトメニュー定番であり、かつ最も混合されやすいこれらの3つ。要はフォームの量が違います。目安として、フラット・ホワイトは1~2mm、ラテは5mm、カプチーノは1cmというのが一般的です。これには諸説もろもろあり、カナダ・アメリカではフォームの量の定義がもっと多いようです。

カフェによりラテはグラスで、フラット・ホワイトはチューリップ型のカップで、といったように使用するカップでメニューの差別化を明確にしているところもあります。

カプチーノをオーストラリアとニュージーランドで注文すると、濃厚なフォームミルクの上にさらにココアパウダーがふりかけられて出てきます。

エスプレッソ・マキアート / ショート&ロング・マキアート

エスプレッソ・マキアート、ロング・マキアート、ショート・マキアート

イタリア語でマキアートは「マーク付けられた」という意味。それをショート・ブラックとロング・ブラックにフォームミルクを落として再現したのがマキアートメニュー。

オーストラリアとニュージーランドでは本場イタリア式のマキアート(略してマックと呼ばれます)メニューがロングとショートでそのまま定着しているのに対し、カナダではなぜだかエスプレッソ・マキアートとひとくくりにされています。

ロング・マキアート・トップド・アップ

こちらはオーストラリアのパース限定、かつ一番人気のメニューです。通常ロング・マキアートはカップに対し半分〜3/4程度の量になるところを、フォームミルクをカップの端まで注いだ(トップ・アップ)したもの。要はラテ。

ピコロ / コルタード

ピコロとコルタードの違い

ミニサイズのラテともいえるピコロ(4〜5oz)はオーストラリアとニュージーランドで一般的。エスプレッソを普段より早めに止めたリストレットショットで作られるので、苦味が抑えられていて飲みやすいです。私のフェイバリットコーヒー!

類似メニューとしてカナダではコルタードがあり、こちらはリストレットではなく通常のエスプレッソと、それと同量のスチームミルクで作られます。

ただし、この2つの定義に関してはカフェによる、というのが正直なところ。場所によってはデミタスカップでピコロを作っていたりと、なんでもアリ。

ミスト(半分スチームミルク)

スターバックス発祥説のあるミストは、アメリカーノにそれと同量のスチームミルクを注いだものです。カナダ、アメリカで大人気のメニューですが、オーストラリアとニュージーランドではnon exsistence(存在しない)!

今ニュージーなので、今度試しに頼んでみようかな。店員の反応が知りたい…。

コーヒーだけでなく、紅茶もミストにできます。

紅茶

ロンドン・フォグ(アールグレイ・バニラ・ミスト)

カナダはバンクーバー発祥でその周辺地域限定の人気メニュー。マグカップ半量分のアールグレイにバニラ・シロップを少し加え、フォーム入りのスチームミルクを注いだものがロンドン・フォグです。

先ほど触れたミストの紅茶版メニューですね。寒い冬の朝に飲みたくなる一杯。ちなみにその名前の由来は誰も知らないようでした…。

カワカワ・ティー

ニュージーランドの植物であるカワカワの葉から作られるカワカワ・ティーは少しピリリとしたハーブの風味が強い味で、後味はすっきりとしています。

その他のドリンクと固有ドリンク

その他のドリンクと固有ドリンク

ホットチョコレート

ココアパウダー、もしくはチョコレートソースにスチームミルクを注いだ甘いホットチョコレートは子供から大人まで大人気。ニュージーランドではマシュマロが添えられ、更に糖分UP!

ベイビーチーノ / フラッフィ

ちっちゃなカップにぬるめのフォームミルクのみを注いでココアパウダーをふりかけた、ふわふわで見た目可愛いお子様向けのドリンクがベイビーチーノもしくはフラッフィ

レモン・ハニー・ジンジャー

すりおろした生姜にレモンの絞り汁とはちみつを加えて、熱いお湯で割ったレモン・ハニー・ジンジャーはニュージーランドの冬の定番ドリンク。風邪気味の時はこれを飲んで寝る、というのがキウィ流風邪の直し方(多分)。

抹茶ラテ

言わずと知れた日本発祥の抹茶ラテ、実はカナダでは結構人気のドリンクメニューです。反面、オーストラリアとニュージーランドでは取り扱っているカフェは少数です。

明確な定義はあるようで、ない。

いかがでしたか?実際のドリンクメニューはもっと沢山ありますが、今回は国別で違いが見られるものと、ある国特有のものに絞ってご紹介しました。

コーヒーメニューの定義がここまでビミョーに不揃いな背景には、それぞれの国の天気だったり国民性だったりと色々あると思うのですが、他の国々で売られている寿司を想像していただければ、なんとなくその理由が飲み込めるような気がしない、でもないです。

もし上記の3カ国に限らず、複数の国を訪れる機会があればそれぞれのカフェで同じコーヒーメニューを頼んでみると、結構違うものが出てきたりするかもしれません。

 

記事中のゆるいイラストについては、シアトル発のユーモア満載コーヒーブロガー・岩田リョウコさんのブログ、I Love Coffeeにインスパイアされたものです。なんでもこのブログが書籍化されたものが今年2月に日本逆輸入されたそうです。私も欲しい!

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上記にご紹介した以外にも、こんな言い方・呼ばれ方があるの知ってる!とか、この国ではこんなメニューもあるよ、などなどご存知でしたら、ぜひコメントやSNSから教えて下さい!

 


 

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