【タイでバイク免許取得:後編】チェンマイ陸運局での申請方法と必要書類を解説します

【タイでバイク免許取得:後編】チェンマイ陸運局での申請方法と必要書類を解説します

こんにちは、Akaneです。

タイにおける主な交通手段であるバイク(スクーター)を運転するには、普通二輪用の国際免許が必要となりますが、その有効期限は1年と短く、毎回更新が必要なのでやや不便です。

しかし、タイに長期間住んでいる、またはノマドのようにタイに頻繁に訪問する場合、現地でタイのバイク免許を新規に取得、もしくは国際免許から切り替えるという方法があります。しかも、それほど手間暇はかかりません。

 

タイの免許は日本のそれと比較して短期間かつ低費用で取得でき、条件が合えばビザ無し滞在中でもゲットできます!

免許の申請と発行は、タイ各地の陸運局(Department of Land Transport)にて行われます。今回、私はチェンマイ陸運局でバイク免許を申請、取得してきたので、その手順と必要書類について解説したいと思います。

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タイのバイク免許について

チェンマイでレンタルした125ccのスクーター

タイの運転免許は最初2年間有効で、後に5年有効の本免許に更新できます。タイ国内においては、パスポートの代わりに常に所持しておける身分証にもなります。

申請費用はバイク免許105バーツ、普通車免許が205バーツです。

 

ぶっちゃけ、タイでバイクを借りる際に免許の提示は求められませんが、無免許運転はもちろん違反です。国際免許などの合法的な免許がないと、警察による路上取り締まりで捕まった際に罰金を支払わされるほか、万が一事故に巻き込まれた場合に保険金が降りません。

そのため、タイで頻繁に運転する予定のある方は、有効期限の長いタイ現地の免許を取得しておいたほうが賢明といえます。

タイのバイク免許申請に必要な書類

タイの交通状況、マナーやルールに関する動画の鑑賞

タイでの免許取得にあたりバイク初心者だった私は、まずチェンマイのHonda Safety Riding Centerにて初心者教習を受け、次いで免許取得用のコースを受講しました。

 

この免許取得用コースでは、陸運局での申請方法や手順、書類についてもカバーされていました。以下、案内された必要書類の内容を紹介します。

1. 教習所の修了書(ある場合)

実践上における実習の様子

タイには運転教習所が各地にあり、これらの教習所で陸運局の免許発行規定に沿った免許用のコースを受講して試験をパスすれば、免許申請に使える修了書をもらえます。

 

教習所で修了書をもらうことのメリットは、試験本番の前に教習官と一緒に練習できる点です。また、チェンマイのホンダ教習所における試験の一部では、パスするまで何度も挑戦できるという特別待遇があります(笑)

すでに運転に自信がある場合は、教習所に行かずとも陸運局で直接試験を受けられます。視覚、理論、技能の3項目に分けて実施されるようですが、私は受けていないので詳細は省きます。

2. Medical Certificate / 医療証明書

医療証明書は、病院や地域のクリニックで作成してもらえます。

 

受付で免許発行用 ‘for driving license’ と伝えれば、簡単な身体測定の上、その場で証明書を発行してくれます。私の場合予約は要りませんでした。費用は150〜200バーツ程度。

測定内容は血圧、身長、体重などの少ない項目でしたが、医院によっては視力検査なども含まれるようです。

3. Residence Certificate / 住居証明書

住居証明書の発行には、ビザ延長や90日レポートではおなじみのTM30という公的書類が必要になります。滞在場所や期間などが記されているこの書類は、滞在中のホテルやアパートのオーナーが発行してくれます。

 

バイクがあれば地方へのアクセスも可能

しかし、短期滞在の場合はやや注意が必要です。住居証明書はTM30に記載の住所に後日郵送されますが、一般的に申請から発行まで3〜4週間ほどかかるため、書類に記載の滞在期間が30日以上ないと、申請を受領してくれないようです。(タイにビザなしで来てホテルに滞在していた知り合いが、これを理由に断られていました…。)

 

申請は移民局で行います。チェンマイの場合、空港に近い拠点でのみ申請可能です。

 

メインの大きな建物の正面右側にある小さな入口から中に入り、左手の階段で2階に登った先の場所で、以下の書類を提出します。

  • パスポート原本(その場で返却されます)
  • パスポート写真ページおよびビザスタンプページのコピー
  • パスポートサイズの写真1枚
  • TM30

コピー、写真は現地で有料にて可能です。また、調べた上では必要事項に含まれていたものの、実際には聞かれなかった書類は以下です。

  • パスポートサイズの写真2枚(実際には1枚しか聞かれませんでした)
  • 直近のTM47(90日リポート)のレシート
  • アパート、家の契約書

申請費用として60バーツを支払うと、書類の到着予定日が記された郵便追跡番号が書かれたメモを渡してくれます。私の場合は予定日よりもやや早め、申請から約2週間後に届きました。

4. パスポート原本、写真ページおよびビザスタンプページのコピー

陸運局内でもコピーはできますが、時間を節約したければ近所のコピーショップで予めコピーしておくと良いです。

ビザスタンプページとは、タイの滞在期限日が記された入国スタンプが捺印されているページのことです。

5. 海外の運転免許(ある場合)

海外の運転免許、もしくは国際運転免許がある場合は、それに沿った内容のタイの運転免許に切り替えできます。しかし日本の免許など、内容が英語で記されていない場合は、法的に有効な英語かタイ語への翻訳書類を添えて提出します。

免許切り替えの場合は試験の免除など、手順はもっと簡単になるようです。私は日本の普通四輪免許しか他に所持しておらず、今のところタイで車に乗る予定はないので、未提出です。

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陸運局(DLT)での免許申請アポの取り方

チェンマイ陸運局は紫色の建物が目印

免許申請にあたり、まず近くの陸運局で訪問の予約を入れます。

予約は陸運局独自のアプリ、DLT Smart Queueを使ってスマホで簡単に出来ます(iOS対応のみ)。もしくは、DLTのウェブサイトでも同様に予約できます。

DLT Smart Queue

DLT Smart Queue

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手順に沿って名前、生年月日、パスポート番号などを入力し、訪問予定の陸運局を選択すれば、直近の予約可能な日時が表示されます(チェンマイの陸運局は Chiang Mai Provincial Land Transport Office No.2 です)。

DLTの予約システムの仕組み

実際のところ、予約は1ヶ月ほど先まで埋まっていることがほとんどだと思います。その日時まで待てる場合は問題ないですが、もっと早く訪問したい、事情があって急いでいる場合などでも、実は問題ありません。

とりあえず空いている日時を使って予約を入れ、表示されたQRコードをスマホに保存しておきましょう。

というのもこのシステムは、訪問予定の人のプールのようなものらしく、一度予約したら、後に申請に必要な書類が全て揃い次第、実際に予約した日時に関係なく訪問してOKだそうです。ただその場合、教習所からオススメされたのは朝の7時など可能な限り早く出向くこと。詳細はこの後に解説します。

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チェンマイ陸運局での免許習得手順

チェンマイ陸運局の入り口

全ての書類が揃うと、教習所のアドバイスに従い(でも少しだけゆっくりして)、予約した日よりも早い日付の朝7時半に空港近くのチェンマイ陸運局にやってきました。施設がオープンするのは朝8時ですが、それ以前でも中には入れるようになっています。

 

外国人の免許申請受付は、2階にある26番カウンターです(このカウンター番号は結構頻繁に変更されるようですが、英語で手順が掲示されているのですぐ分かります)。カウンターの上に置かれた2つのトレイのうち、片方に積まれた透明のファイルに提出書類を入れて、もう片方のトレイに積まれた他の人の書類の上に置いて提出します。私はすでに8番目でした。

 

チェンマイの陸運局の2階内部の様子

その後、カウンター前の席に座って待ちます。名前が呼ばれると、係の人にバイク免許の新規取得に来たことを伝え、また実際に予約した日時よりも早く来たことを告げてQRコードを提示すると、11時にまた戻ってくるよう指示されました。おそらく、本日付で予約がある人数分が終了した後の時間枠(実際の予約日時よりも早く来た人の時間枠)なのだと思います。

 

その後、近所のカフェで暇つぶしをして11時に戻ると、26番カウンターの隣の27番カウンター前で待つように指示されました。ここでまた名前が呼ばれ、簡単な色の識別検査を受けると、提出した書類内容のチェックを求められ、105バーツのバイク免許申請費用を支払いました。

この後、カウンター奥のブースで写真撮影を済ませると、その場で機械から免許が発行されます。

 

陸運局のスタッフは皆出際よく小慣れていて、何度か待ち時間を挟むにせよ、申請から発行まで実にスムーズに進みました!

まとめ

実際に陸運局で免許発行にかかった時間は約1時間ほど(11時までの待ち時間除く)、総合費用は315バーツ(教習費用除く)でした。

必要書類を集めるのだけ少々手間ですが、時間と条件が合えば問題はないはずです。これでタイで堂々とバイクに乗って、あちこち自由に移動できます!

この記事が、タイでバイク免許の取得を目指している方、国際免許からの切り替えを考えている方にとって、参考になれば嬉しいです。

 

また、バイク未経験から免許を取りたい、ダートバイクなど専門的なバイクの乗り方の練習をしてみたい方は、当記事の前編にあたるこちらの記事もチェックしてみてください。

 


 

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