【ワールドノマド】コロナも補償対象!ノマド向け海外旅行保険の特徴を解説

【World Nomads】海外ノマド保険の定番・ワールドノマドの特徴を解説

こんにちは、Akaneです。

長きに渡る海外ノマド・旅生活を送る上でかかせないもの、それは海外旅行保険です。もちろん、私も常に加入しています。

しかし、日本の海外旅行保険はかなり割高です。ここをなんとか節約したい方や、クレジットカード付帯の海外旅行保険が切れたあとの保険はどうしよう?とお悩みの方にオススメなのが、今回ご紹介するWorld Nomads(ワールドノマド)海外旅行保険です。

 

私は日本出国後、手持ちのクレジットカード海外旅行保険が切れる直前に海外で申し込みましたが、手続き・支払いは全てネットで完了、あっけないくらい簡単でした!

周りのノマド仲間にも利用者が多く、個人のニーズに併せてこまかく契約内容を調節できるため、旅人のことをよく考えて作られてるなーという印象でした。

2021年7月14日以降購入、コロナウイルスの治療も一部カバーされるようになりました(詳細は後述)。

今回は私のような長期間の海外ノマドにオススメな、World Nomads海外旅行保険について細部まで解説します!

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World Nomads保険とは?

World Nomadsトップページ

 

World Nomadsは元バックパッカーのSimon Monkにより創設された、世界150ヶ国以上にのぼる国籍の人が加入できる海外旅行保険です。

元々は、1989年に世界を巡る旅に出た彼の旅ブログとしてスタートしました。そこから旅人たちのコミュニティが生まれていき、彼らのニーズを満たすための海外旅行保険が作られていったそうです。

 

まさに、旅のことを知りつくした旅人によって旅人のために作られた海外旅行保険。その保険内容は世界中の旅人から愛好されているLonely Planetや、元祖ノマドの一人で有名な旅ブロガーNomadic Mattのお墨付きによって証明されています。

 

World Nomads奨学金制度

現在では旅行保険の提供に加え、旅を題材とした執筆・写真撮影・映像制作の奨学金制度も実施しています。

Word Nomadsの特徴

ではこのWorld Nomadsは、他の海外旅行保険と一体何が違うのか?その特徴を簡単にまとめてみました。

世界のどこからでも手続き・延長が可能

インターネット環境とクレジットカードがあれば、世界のどこでも・いつでも保険に申し込むことが可能です。

 

World Nomadsの保障内容

 

また、予定より旅が長引いた場合の保険期間延長手続きも簡単です。これは予定が変わりやすい海外ノマドにとってはありがたい!

2つのプラン+高価な携行品は補償額を追加可能

選べる保険プランは単純明快・たったの2つ。

 

基本的な保障内容であるスタンダードプランと、より保障内容が充実、医療費に関しては無制限となるエクスプローラープランです。

後者は単に手厚い保障を掛けておきたい方や、事故の危険性の高いアウトドアスポーツをする予定のある方向け。スキー・スノボ、スキューバダイビングはエクスプローラープランでしかカバーされません。

 

World Nomads貴重品の設定

これに加え、パソコン・一眼レフカメラなどの高価なアイテムを保持している人向けに、携行品補償の増額オプションがあります。

数カ国をまたげてムダのない保険料

保険料は国籍・年齢などの条件によって変化するものの、滞在国に関してはアメリカを覗いて保険期間中に何カ国を訪れようが、保険料は変わりません。

また、月単位ではなく日数ごとに保険期間を指定できるため、ムダなく保険を掛けられるのもポイントです。

保険を通じて世界中の福祉施設に貢献

保険の申し込みと同時に、恵まれない地域に住む人々の教育・食料・医療状況などの改善を目的に設立された、世界中の福祉団体に希望する金額を寄与(Footprints)できるようになっています。

 

World Nomads寄与制度の紹介

この制度はもちろん任意ですが、少しの思いやりが世界の誰かの支えになると思うと嬉しいオプションですね。

旅に役立つ豊富なリソースが全て無料

World Nomadsウェブサイトでは、旅人によるブログ記事やポッドキャスト、世界の国別ガイドがすべて無料で公開されています!

また、旅に関する質疑応答の掲示板もあります。

 

World Nomads旅行ガイド

 

このように、保険だけでなくあらゆる面から旅人達を支え合い、世界の福祉に貢献するコミュニティを展開し続けることがWorld Nomadsの経営理念なのです。

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World Nomadsの新型コロナウイルス対応状況

2021年7月14日以降、スタンダードとエクスプローラーの両プランで、海外渡航先におけるコロナウイルス関連治療費もWorld Nomads保険の補償対象となりました。

 

両プランでカバーされる補償項目は、緊急医療費用、本国への送還・医療避難、そして入院にかかる費用の補助です。

一方、エクスプローラープランでのみ有効となる補償項目は、感染と診断された場合の旅行キャンセル、または中断にかかる上で発生する費用、また隔離に伴い発生する費用の一部などがあります。

※既往症に伴う発病など、一部例外あり

 

補償の詳細な内容については、下記のリンクからチェックしてみてください!

Word Nomadsの保険料サンプル

じゃあ実際の保険料は一体どれくらいなの?という気になる部分ついては、私のケースを例にご紹介しますね。

 

World Nomads保険証
World Nomads保険証

今回はクレジットカード付属の3ヶ月間の保険期間が終了する日から、次回の日本帰国日までを指定して申し込みました。

滞在先はタイとベトナム、期間は129日間で、合計551.47USD(約62,300円)でした。1ヶ月で約15,000円の計算になります。

(保険料は2018年2月当時のもの、レートは当記事執筆当時のものです:1 USD = 113 JPY)

 

安い…とまではいかずとも、急な歯の痛み、フライトのキャンセル、預け荷物の損傷など、海外旅行ならではの保障内容から考えると妥当な額じゃないでしょうか?

 

でも、ちょっとしたコツを覚えることで保険料をより抑えることができます!詳細はこの2つ先の段落にて。

Word Nomadsの保険料を試算してみよう

自分のケースで保険料がいくらかかるのか気になった方は、ウェブサイトのトップページから簡単に試算ができます!

World Nomads保険料の試算フォーム

各入力項目は下記の通り(全て英語で記入)。

Which countries or regions are you traveling to?
⇒ 旅行先の国、または地域を入力(複数入力可能)

When are you traveling?
⇒ 保険適応開始日(左側のフォーム)と終了日(右側のフォーム)を入力

What’s your country of residence?
⇒ 住居国(パスポート発行国)を入力

How many people are traveling?
⇒ 保険をかけたい人数を選択

How old is the traveler?
⇒ 年齢を入力

 

これらの項目を入力したのち”Get a quote” をクリックすると、各プランごとの保険試算料、保障内容の詳細が表示されます。

満足のいく金額と内容であれば、そのまま申し込みが可能です。

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World Nomads契約時の豆知識と注意点

ここからは、実際に利用して分かった、申し込みをする際に知っておいたほうが良い豆知識と注意点をご紹介します。

一度に長期間を申し込むと保険料が割安に

1ヶ月程度の短期間よりも、数ヶ月単位で中〜長期分を一度に申し込んだほうが保険料が割安になります。

 

ホステルの皆と浜辺で人遊び

例えば、日本国籍保持者の30歳が1ヶ月アメリカに滞在する場合で試算すると、スタンダードは195.50米ドル、エクスプローラーは214米ドルとなります。

これを3ヶ月に変更すると、スタンダードは438米ドル(1ヶ月あたり146米ドル)、エクスプローラーは482米ドル(1ヶ月あたり160米ドル)と、1ヶ月あたりの保険料が少し安くなるのが分かります。

 

また同じ理屈で、契約途中の保険期間延長は最初の段階でやるのと比べてコスパが悪くなるので注意です!

免責金額(自己負担額)は毎回100米ドル/70ユーロ

免責金額とは、保険金を請求する際に自己負担しなければならない額です。そう、保険とはいえど厳密には全額を負担してくれる訳ではないのですね…。

 

公式サイトの抜粋文はこちら。

A USD$100 / EUR €70 policy excess applies for all claims except for Emergency Medical Evacuation & Repatriation expenses. Please note, if you require an emergency medical evacuation while in Nepal, a USD $700 / EUR €570 policy excess applies.

What is the travel insurance policy excess/deductible? | World Nomads

 

緊急医療搬送と本国送還時を除き、負担額を請求する度にその返金額から毎回100米ドルまたは70ユーロが差し引かれるため、もし負担額が100米ドル以下だった場合は自己負担額内となり返金は無しとなります。

また、ネパールで緊急医療搬送となった場合この負担額は700米ドル/570ユーロになります。

キャッシュレス機能がなく、保険金の請求は英語

キャッシュレス機能とは、病院にて自分で医療費を支払うことなく治療を受けられる=保険会社が治療費を前払いしてくれるシステムです。

 

現地の言葉が分からなかったり、急な事故などで混乱している際にはとてもありがたいシステムですが、残念ながらWorld Nomadでは提供されていません。

しかし、これも免責の規定と同じく緊急時(入院・医療避難)には先払いのケースもありうるとのこと。

If it’s an emergency situation where hospital admission and/or medical evacuation is required we can arrange to pay the hospital directly once we’ve confirmed your cover for the event.

Does my travel insurance cover medical costs upfront or do I have to pay and claim later? | World Nomads

 

じゃあどうするの?というと、先に医療全額を自己負担し、後にWorld Nomadsへその負担額の払い戻しを請求(クレーム)することになります。これは治療以外の所持品の盗難や飛行機の延滞などの場合でも同じです。

クレームはWorld Nomadsウェブサイト上のフォームに必要事項を入力し、レシートなどの書類を送付すればOKですが、基本は全て英語でのやりとりとなるため、英語に自信がないと難しいかもしれません。

契約してから72時間の待機期間がある

待機期間とは、保険開始日から実際に保険が有効になるまでの期間です。

 

ディナーテーブルでの一幕

例えば旅行中、体の調子がすぐれなくなってきたためにその日から契約したとしても、すぐには使えないというわけです。(ただし、想定外の事故による緊急治療・搬送などの場合は除く)

 

If you’re already travelling, you’ll need to wait 72 hours from the moment you buy the policy (ie 3 days) before you can be fully covered under any of the policy benefits.

Are there any waiting periods? | World Nomads

72時間(3日間)の待機期間が適応となるのは、母国を離れて既に旅行中の段階で申し込んだ場合に限ります。

保険が有効となる以前、旅行前の段階に申し込んだ場合であれば待機期間はありません(出発日=保険開始日)。

まとめ

私が使用した感じでは、インディペンデントな旅人が最大限の自由を手にするために、削れる部分は可能な限り削り、乗せれる部分は可能な限り乗せた、旅人の究極形のような海外保険だと思いました。

日本語のサポートはありませんが、世界を旅するなら英語は避けられないものです。手続き自体は難しくないので、英語が苦手な方はこの機会に挑んでみるのも良いと思います!

 

世界をまたにかける旅人・ノマドワーカーの強い味方であるWorld Nomads。クレジットカード付帯の保険だけでは不安のある方や、3ヶ月後の保険はどうしようと考えている方に、是非オススメしたい保険です!

 

 


 

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