こんにちは、Akaneです。
写真好きな私は、数年前に友達からプレゼントされたことがきっかけで、ロモグラフィー(通称:ロモ)のフィルムカメラを愛用し続けています。
現実の世界をそのまま美しく切り取るデジカメとは違い、ロモのフィルムカメラは現実にフィルターをかけたような、どこか非日常的でアーティスティックな写真が撮れるのが大きな魅力です!
今回はこのロモ製カメラの魅力と、今まで私が研究してきたこのカメラ特有の遊び方をシェアしたいと思います!
目次
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ロモグラフィーとは
ロモグラフィー社はオーストリアに本社を構え、旧ソ連の伝説的カメラLC-Aのリプロデュースモデルを筆頭にアナログカメラやフィルム、レンズなどのアクセサリーを販売しています。
販売中の製品は、世界中に展開する実店舗に加えてオンラインストアでも購入可能です。また、ロモグラフィーの名は同社製のカメラで撮影された写真の総称としても使われます。
ロモカメラの原点である旧ソ連や中国製のフィルムカメラはチープな作りであるがゆえトイカメラとも呼ばれ、その制限された機能を逆手に取ったカジュアルな撮影を最大限に楽しむという理念が根底にあります。
ロモグラフィーはクリエイティブで実験的なアナログ写真に情熱を燃やす世界規模のコミュニティーです。
ビビッドでユニーク、そして時には手ブレ全開のクレイジーな写真でさえ楽しむ—そんな常識にとらわれない精神でたくさんの実験的なカメラやフィルム、レンズ、アクセサリーを生み出し、世界中の何百万人もの愛好者(=ロモグラファー)とともに写真の楽しさを広めようと考えています。
引用:ロモグラフィー・ジャパン
通常のトイカメラと一線を画しているのは、その鮮やかな色の再現度と創造力をくすぐられる撮影機能の多さです。技術はなくとも遊び心次第で唯一無比のユニークな写真を撮ることができます!
特に旅との相性は抜群で、幻想的でサイケデリックな色合いは非日常をさらに非日常的な思い出として残してくれます。同社の提供するフィルムを使えばさらに効果が倍増。軽くて持ち運びやすいのも女子には嬉しいです。
私の愛用機:Fisheye No.2とLOMO LC-A+
私が保持するのは2モデル、魚眼レンズのFisheye No.2(現在故障中…)とロモの起源となった代表的カメラ、LOMO LC-A+です。どちらもスタンダードな35mm式のフィルムを使用します。
Fisheye No.2
フィッシュアイレンズで周囲170°の視界を一枚に収めることが出来、日常を非日常世界として簡単に映し出せます。オート露出機能搭載で、コミカルなクローズアップ撮影に最適。
LOMO LC-A+
クラシックモデルLC-Aに機能が追加された最新版モデル。高性能な露出計と四隅が暗くなるビネットを採用。鮮やかな色味とコントラスト比の高い仕上がりが得られます。
そしてこれらのカメラには長時間露光と多重露光機能が標準装備されています。これが遊べるのなんの。もっと沢山の人にその楽しさを知って頂きたい!
では、その魅力を紹介していきます。
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長時間露光で臨場感を収める
シャッターボタンを押しっぱなしにすれば長時間露光撮影が出来ます。写真の通り、光のムーブメントを写真に収める事ができます。臨場感溢れていて幻想的ですよね。
私はフラッシュ内臓のFisheyeで主にこの機能を使用しています。フラッシュをオンにした状態でシャッターボタンを押しっぱなしにし光を集め始めると、ボタンを指から離した瞬間にフラッシュがたかれ、露光に重ねたい被写体を撮影することができます。
この機能が効力を発揮する時間は夜間。特にホームパーティーなどに持っていけば個性的なスナップ写真がガンガン撮れます!
オモチャのような外観の可愛さから皆にも「何そのカメラ?」と珍しがられるので、初対面の人との話のネタとしても活躍します。(笑)
多重露光でフィルム上コラージュ
一度シャッターを切ったあと多重露光レバーを押すと、フィルムを巻き上げずにそのままもう一度シャッターが切れる=同じ写真に2度露光ができます。
いわばレイヤーをかぶせるようなものですね。
私はコラージュ制作が好きなのですが、この機能はフィルム上でコラージュする感覚で使っています。
自分の意図に沿った仕上がりにするには、被写体の位置や光の具合などを計算して撮るのが大事ですが、私の場合大抵そんな思い通りには仕上がってくれません(笑)。
でもそんなランダム性がこの機能の面白いところ。
フィルムを巻き上げないかぎり好きなだけ露光できるので、想像力を生かした実験的な撮影が楽しめます。
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日常を創造的なものに変えてくれる相棒
トイカメラを始めるにあたって、上記に引用したロモグラフィーの理念にもあるように、決まりきったルールや入念な準備なんて必要ありません。
気軽に実験的な撮影ができ、その結果は現像してからのお楽しみ – こんなわくわくするランダム性を、日常のスパイスとして盛り込みたい人に最適です。
そしてこれらのカメラは私にとって日頃からクリエイティビティを刺激してくれる大事な相棒です。今までの旅道中ずっと持ち運んできました。
そんな自分がいる環境をいかに創造的な道で瞬時にアウトプットし作品として収めるか、いちクリエイターとしての感性を日頃から磨き続けさせてくれる大事な存在です。
価格はLomo LC-A+は34,800円(税込)、Fisheye No. 2は5,980円(税込)と、お手頃価格で気軽に始められます。ネットではロモグラフィーオンラインストアの他、amazonでも購入できます。
もしお近くにロモグラフィー直営店があれば、是非訪れてみてください。ワークショップや展示会などが頻繁に開催されています。
日本の直営店は廃校を利用して作られた複合アート施設、アーツ千代田にあります。またロモグラフィーコミュニティのページでは、世界中のロモグラファーたちの創造力に富んだ作品を見ることが出来ます。
Lomography+(ロモグラフィープラス) | |
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住所 | 東京都千代田区外神田6丁目11-14 アーツ千代田 3331 1階 |
電話 | (03) 5817 8597 |
営業時間 | 正午 - 7pm(定休日:月・火 及び施設休館日) |
私のロモグラフィ・ポートフォリオ
ちなみに、この記事の写真はすべて私が撮影したものです。他の作品はロモグラフィー公式サイトのコミュニティページでご覧いただけます。
また、私のインスタアカウントでも頻繁にロモ写真を投稿していますので、よければチェックしてみて下さいね!
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