【人生観が変わる本】世界を舞台に生きたい人生を生きるための参考書9冊

【人生観が変わる本】世界を舞台に生きたい人生を生きるための参考書

こんにちは、Akaneです。

コロナ禍を経たここ数十年のうちに、リモートワークやフリーランスといった新しい働き方が爆発的に広まりましたね。従来のワークスタイルや人生観から離れて、より自分の意思で生きたい人生を選択・デザインしやすくなってきたなぁと感じています。

でも、集団社会の日本で育ってきた私達のほとんどにとって、大半の人と違う生き方を選択するのは未だに勇気がいることだと思います。そんな自立性の高い人生の基盤を築くうえで目を向けるべきものの1つ、それは世界の各分野におけるエキスパート達の知識が凝縮された著書です。

 

私は読書家ではありませんが、海外ノマド・フリーランスといういわゆる一般的な人生から逸れた過去の数十年間、テクノロジー時代の生き方、世界の現状について、メンタルの仕組みと管理方法、哲学など、様々な分野の書籍を読んでは驚かされ励まされ、「生きたいように生きる」スタンスを貫く上で、大いにインスパイアされてきました。

 

そこで今回は、あなたの人生観を変えるかもしれない、生きたい人生を生きるうえで必ず役立つオススメ参考書を9冊紹介します!

※洋書はすべて原文で読んでいるので、この記事における私の感想はそれらに基づいています。

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自己啓発・セルフヘルプ (Personal Development)

The Shift: The Future of Work is Already Here (邦題:『ワーク・シフト』)

The Shift: The Future of Work is Already Here (邦題:『ワーク・シフト』)

人生100年時代の働き手にとって必読!とも言える、働き方指南書の金字塔が、リンダ・グラットン著のこの本です。

私はフリーランスを始めたての2017年にこの本を読み、当時の決断を後押しされるようで興奮したのを覚えています。

 

過去数十年の間のテクノロジーの爆発的な進化、医療技術の向上、そしてグローバリゼーションにより、従来の仕事と人生の概念が崩れ去っているのは、誰にも疑いようのない事実です。

そんな移行期を経て自分の理想とする明るい未来を掴むには、ただ流されるままでいるのではなく、変化を見越して主体的に行動し、周囲の人々と協力し続けることが何よりも大事である、という点を実に分かりやすく解説してくれています。

 

2012年に出版されたこの本は「2025年に私達の働き方はどのように変化しているだろうか?」という観点から書かれていますが、2024年の今、それらがある程度現実のものとなっている点からも、いかに信憑性のある内容であるかが実感できます。読み始めるのは、今からでもまったく遅くありません!

How to Win Friends and Influence People (邦題:『人を動かす』)

How to Win Friends and Influence People (邦題:『人を動かす』)

人と関わってモノと価値を生み出す、ビジネス書の定番といえばデール・カーネギー著のこの本です。なんでも1936年の発売以降、世界中で1500万部、日本国内でも430万部の売上を誇るそうな。

 

人は論理的ではなく感情的な生き物である、という論点をもとに、他人を説得し信頼を得るためのコミュニケーションの基礎中の基礎、とも言える内容が実にわかりやすく解説されています。これは仕事上だけではなく、プライベートでも十分に活用できる内容です。

人付き合いが上手くなりたい人、より信頼を集めたい人、より多くの同胞を作りたい人など、人付き合いの質を向上させたい方にオススメです!

Big Magic (邦題:『BIG MAGIC 「夢中になる」ことからはじめよう。』)

Big Magic (邦題:『BIG MAGIC 「夢中になる」ことからはじめよう。』)

是非、すべてのクリエイターに読んでほしい!映画化もされた自伝『Eat, Pray, Love(邦題:『食べて、祈って、恋をして』)』の著者、エリザベス・ギルバートの創造性といかに付き合うかについて書かれた本です。

表現の内容や他人の評価に悩むことのないクリエイターなんて、ほぼ存在しません。表現者としての自分のあり方に迷ったり、創作に対する意欲が欠けてきた時、実に良き活性剤となってくれる本です。常にデスクの隅に置いておきたい、そんな一冊。

 

著者の人柄が滲み出ているユーモアのある文体も手伝って、スラスラと夢中で読めてしまいます。そして読み終えた頃には、次なる創作に対する意欲で満ちているはず!

 

彼女の再生回数500万回を超えるTEDトークは超有名で、こちらも合わせてオススメします(日本語字幕あり)。

生産性向上 (Productivity)

Digital Minimalism (邦題:『デジタル・ミニマリスト スマホに依存しない生き方』)

Digital Minimalism (邦題:『デジタル・ミニマリスト スマホに依存しない生き方』)

テック界の「こんまり」とも謳われるカル・ニューポート著のこの本は、デジタル断捨離の指南書とも言える内容です。

デジタルツールの恩恵のみを受けながら利用を最小化し、便利さの裏側にある有害な部分を排除する方法について書かれています。

 

現代人の必須ガジェットであるタブレット・スマホは便利な半面、依存度が高く、これらが時としてもたらすメンタル面への悪影響は、誰しも思い当たるフシがあると思います。

これらはすべて人間の心理に根ざした反応で、この本のショッキングな部分は、大手ソーシャルメディア会社はそんな心理学を基に「実に意図的に」利用者の関心を捉え続けるアプリの開発を行っていて、それに踊らされるように私達が費やす時間や関心は、すべて彼らの利益になっているという啓示です。

 

スマホ内アプリの整理整頓がしたい人、ソーシャルメディア断ちがしたくてもできない人、仕事中の集中力と生産性を高めたい人などにオススメしたい一冊です。

Essentialism (邦題:『エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする』)

Essentialism (邦題:『エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする』)

上記の『Digital Minimalism』とぜひセットで読んでほしいのがこの本。雑音だらけの現代で耳を研ぎ澄ませ、99%の無駄を捨てて大切な1%に集中する方法が説かれています。

著者のグレッグ・マキューンは、所持品、仕事、人間関係など、形のあるもの・ないものを問わず、「広く・浅く」ではなく「狭く・深く」に集中することで、人生の質を向上させることができるとしています。

 

フリーランスをやっていると、「時間」と「つながり」の持つ価値をこれでもかと思い知ります。やって来るものすべてを受け入れるのではなくて、それらの価値を冷静に見極め、時に「ノー」と言う能力は、自分自信への大いなる恩恵につながります。

多忙な日々を過ごす中、人生で一体何が重要なのか分からなくなっている時、自分の価値観を見直し、モノゴトを整理整頓するための良き指南書となってくれるはずです!

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マインドフルネス・哲学 (Mindfulness)

Think Like a Monk (邦題:『モンク思考 自分に集中する技術』)

Think Like a Monk (邦題:『モンク思考: 自分に集中する技術』)

現代で一番有名な元僧侶セレブ、といえばこの本の著書ジェイ・シェティ。

彼はマインドフルネスを通じ、自分にとって本当に大切なものを見極め、それに集中して育み、他人に奉仕することで、人生に調和と幸せをもたらす事ができると説いています。

 

私の彼のポッドキャスト『On Purpose』の長年の聴衆者ですが、20代前半にして2年間をインドの阿修羅で僧侶として過ごした彼は、期間中の奉仕と瞑想を通じて会得した知恵とブッダの教えを、ソーシャルメディアや講演などを通じて、様々な困難や悩みを抱えて生きる私達現代人向けに分かりやすく発信しています。

初の著書であるこの本は、そんな彼のメッセージがぎゅっと凝縮されています。難解なイメージのあるマインドフルネスですが、割とカジュアルな文体で書かれているのでスラスラと読め、忙しい中でも日常を通じて実践できる内容になっています。

 

人生に目的を見出し、自分も周囲も充実した生活を送りたい方への良きエールとなると思います!

嫌われる勇気 (洋題:『The Courage to be Disliked』)

嫌われる勇気 (洋題:『The Courage to be Disliked』)

岸見一郎と古賀史健の共著による印象的なタイトルのこの本は、心理学者アルフレッド・アドラーの「アドラー心理学」を世に広く知らしめたとして有名です。この記事で紹介している書籍の中で唯一の邦書であり、海外でも高く評価されています。

この本では、「すべての悩みは対人関係にある」とし、2人の登場人物の対話を通じて、対人関係における心理学を分かりやすく解説しています。誰も思いつかないような観点から説かれている内容は、時に目から鱗です。

 

個人的には最強の「線引き」の解説書のように思いました。私は私、他人は他人。冷たいように聞こえるけれど、この切り分けがうまくなれば人生をもっと自分らしく生きやすくなり、人付き合いもより良いものになる。

他人と違っている事を心地よく思えない人、何事にもノーと言えない人への良き指南書となってくれるはずです。

これを読んで内容にピンときたら、内容を補完する続編『幸せになる勇気』も合わせて読んでみてください!

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グローバル文化 (Global Culture)

Factfulness (邦題:『FACTFULNESS(ファクトフルネス)』)

Factfulness (邦題:『FACTFULNESS(ファクトフルネス)』)

スウェーデンの医師ハンス・ロスリング著のこの本は、長年の研究により蓄積されたデータと真実を基に、世界の貧困、教育や医療などの各分野の現状を鮮明に紐解いています。

 

これを読むと、自分の中で世界に対する一方的な思い込みやバイアスが多くあることに気付かされます。

日々メディアが発信するニュースや噂からは、世界では悪いことばかりが起きていて危険なように思えるものの、データを基にこれらの現状を見てみると、実際には世界の抱える問題は改善されていて、全体的に良くなっているのです。

 

フィルターのない状態で世界の現状を知ることは、これから世界を視野に人生計画を練りたい人にとっては非常に大事です。

自分の求める環境は、どこか意外な場所にあったりするかもしれません!

The Culture Map (邦題:『異文化理解力』)

The Culture Map (邦題:『異文化理解力』)

最後に紹介するのは、エリン・メイヤー著のこちらの一冊。多国籍化が進むビジネス環境で、異文化が生む思惑のすれ違いや誤解を防ぐための最高の指南書と言える内容です!グローバル環境にシフトする際の入門書の一つとしても活用できると思います。

 

人は育った環境によって、物事への価値観、考え方がまるで異なるものであり、そんな人々に囲まれながら完璧な調和を築くなんて、はっきり言って無理ゲーです(笑)。

しかし著者は、異文化についての理解を深め、分かり合えない葛藤や衝突に対する予防・対処についての知識をつければ、多国籍チームの間にも円滑なコミュニケーションが産まれ、友好的な関係を築けると説いています。

 

もちろん日本人の気質についても触れられていますが、実に腑に落ちる内容です。私は実際に多国籍なクライアントと人々に囲まれながら生活していますが、こちらが良かれと思って取った行為であっても、相手にとっては理解不能だったりする事は多々あります。

多くの実例を交えながら解説しているので、現在多国籍な現場で苦労している人にとっては救済書になるやもしれません。

まとめ

ジャンルが複数にまたがってしまいましたが、世界を舞台にして自立性の高い人生を築き、良き人々に囲まれながら自分なりの幸せを掴みたい、と考えるすべての方にオススメしたい書籍のトップをざっと紹介してみました。

あまり本を読む習慣がない方は、日々の生活に読書の時間を意図的に取り入れることはなかなか難しいかもしれません。でも、世界トップクラスの知識人達の知恵が詰まったこれらの書籍から得られる内容は、人生のあらゆる側面において一生活かせるものである事は間違いないはずです!

 

この記事が、あなたの人生観を変えるための読書を始める良いきっかけになれば幸いです。

上記の書籍のどれかを読まれた方、いかがでしたか?また、関連のオススメ書籍がある方、ぜひコメントやTwitter(X)で教えてください!

 


 

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