サワディカー、Akaneです。
チェンマイに滞在する際、気になるのが住まい事情。数日間の滞在であればホステルやAirbnbで事足りますが、滞在中もっとマイペースに過ごしたいなら、1日単位から借りれる現地のアパートかコンドミニアムを借りることをオススメします!
チェンマイには短期滞在の観光客やビジネスマン、長期滞在の定年退職者やノマドワーカーなど、たくさんの外国人がアパートやコンドミニアムで暮らしています。私の現在住んでいるアパートは、こちらに到着してから見つけました。
そのアパート探しの際に得た豆知識などをいつか記事にしようと思っていながら3ヶ月くらい足ってしまったので、いい加減忘れないうちにまとめておきます。チェンマイで長期滞在を計画している方へのちょっとした助けとなれば嬉しいです!
目次
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チェンマイでのアパート探しについて
アパート探しというと契約や審査など煩雑な手続きを想像しがちですが、心配ご無用。チェンマイでのアパート事情は驚くほどシンプルです。
チェンマイでのアパート探しの手順
実際の手順はこんな感じ。
- 住みたいエリアを歩き回り、アパート1階の受付、管理人室で「部屋を探している」と聞く
- 住みたい期間を伝える
- 空き部屋があればすぐ内覧
- 家賃とそれ以外にかかる費用、退去時などに契約内容について確認
- 気に入ればその場で契約、デポジット(敷金)を支払い、早ければ翌日に初月の家賃と共に入居
ね、簡単ですよね。
手堅く行くなら不動産屋の助けを借りるのもありですが、それをチェンマイでするくらいなら時間がかかっても自分の足で探したほうが自分にぴったりの物件が見つかるし、費用も最小限に抑えられます。
そして、まずは街を歩きまわってみることでエリア別の特色を肌で感じることができるため、一石二鳥でもあります!
ただ暑い時期に歩きまわって探す際は、体調管理に気をつけてくださいね…
住みたいエリアを歩いて回ってアパートの管理人室に空き部屋を聞くやりかたをしてるけど、暑っつい中歩き回るので熱中症気味😇こまめな水分補給と冷房の効いた屋内での休憩は必須 pic.twitter.com/8l39tooWQT
— Akane (茜) @🇹🇭Chiang Mai (@hive_aka_en) November 20, 2017
長期滞在予定の方は、到着後1週間程度の仮の宿をBooking.comなどのサイトで確保しておき、その間に次の長期滞在先アパートを決めると良いですよ。
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チェンマイでアパート探しの基礎知識
まずはチェンマイでアパート探しをする際に知っておきたい、基礎知識から見ていきましょう。
契約期間
チェンマイのアパート、コンドミニアムにはローカルや長期滞在者向けの月締め、短期滞在者向けの日払いの物件があります。
契約期間はオーナーに一番最初に聞かれることが多いので、滞在期間に合わせてMonthly(月締め)、Daily(日払い)のどちらを希望しているか伝えましょう。ほとんどの物件が月締めですが、日払いのところもちらほら。
月締め物件の契約期間は1ヶ月から、3ヶ月・半年・1年など、物件によって異なりますが、契約期間が長くなればなるほど家賃が割引されるケースが多いです。(3ヶ月契約=16,000バーツ、半年契約=15,000バーツ、1年契約=13,000バーツなど)
もし6ヶ月以上の長期滞在でも割引されなければ、オーナーに価格交渉してみるのもアリ。
デポジット(敷金)
入居時には家賃の1〜2ヶ月分のデポジット(敷金)が必要になります。
退去時に返金されますが、全額を返金してもらうには入居段階そのままの、キレイな状態で部屋を退去するが条件。
ここでオーナーとトラブることを避けるには、入居時の状態を証明する必要があります。その手段として、入居したらまずは部屋の状態をカメラでくまなく撮影(日付入り)しておくと良いですよ。
家賃
気になる家賃は、安い物件は月3000バーツ〜、高い物件は月16,000バーツ〜と様々ですが、日本円に換算すると月約10,000円〜50,000円!
アパートハントチェンマイ一日目終了:月3〜4万あれば綺麗なコンドに住めるとは誠であった。ローカルレベルになればたった1万ちょいのお部屋もある。そりゃ篭る人が増えるわけだわ…😳 pic.twitter.com/JRETnndbzO
— Akane (茜) @🇹🇭Chiang Mai (@hive_aka_en) November 20, 2017
格安物件と少々高めの物件の違いの詳細は後述しますが、たとえばプール付きのゴージャスな大型コンドミニアムを借りたとしても、月々40,000〜50,000円くらいでおさまるんです!
チェンマイも他の東南アジアの都市と同じく物価の高騰が進んでいるようですが、それでも家賃は日本とまだまだ比較にならないほど安いです。
光熱費
ほとんどの物件で光熱費(電気、水、インターネット)は家賃とは別、月単位での支払いです。
私のアパートでは、毎月それぞれの支払い時期になったら利用明細と金額が書かれたレシートを受け取ります(部屋のドアにペタッと貼り付けておいてくれる)。
それを持って電気代はコンビニ(セブン-イレブン)で、水道代はアパートの受付で支払っています。ネット代のみ、1ヶ月分の定額をアパート受付にて前払いしています。
家具
ベッド、机、クローゼットなどの基本的な家具は備え付けられていますが、その他の家具、例えばテレビ、冷房、冷蔵庫などは物件によります。備え付けの家具・設備が充実しているほど、家賃は比例して高い傾向にあります。
特に確認すべき事項は扇風機と冷房です!12月〜2月の冬場は涼しいですが、その他の時期を過ごす場合はこの2つがないと蒸し風呂になりかねません…
私のアパートではベッドはあってもリネンがなく、入居してから購入しました。
設備
キッチン
驚くなかれ、多くのチェンマイのアパートにはキッチンがありません!あったとしてもストーブなし、シンクのみのタイ・スタイルのキッチンが多いです。
外国人向けのコンドミニアムにはしっかりとした設備キッチンが備え付けられていますが、家賃は大体1ヶ月8000バーツ以上とお高くなります。反面、格安圏である1ヶ月3,000バーツ〜5,000バーツのアパートには、キッチンが無いことがほとんど。
アパートハント2日目:寝ている間に雨が降ったお陰で土がヒンヤリ、今日は少し歩きやすい!今日はニマンエリアを巡る。まだ「ここ!」っていうところには出会わない。やっぱりキッチン備え付けのところが少ないです。自炊せんでも食費は十分安いのだけど。
— Akane (茜) @🇹🇭Chiang Mai (@hive_aka_en) November 21, 2017
食事はローカルの屋台などで済ませれば安く済むので、家で料理はしないから家賃の安さを重視したい!という人には問題ありませんね。
でも家で自分で料理をすれば栄養などの自己管理ができ、かつ食費の節約にも繋がるので、優先順位を天秤にかけて決めてみてください。
ちなみに、冷蔵庫はたいていどこの物件にもありますが、電子レンジ、ケトルやトースターなどのキッチン家電はほとんどの物件で備え付けられていないので、欲しければ後で自腹購入しましょう。
ランドリー
洗濯機・乾燥機はアパートの住人で共用、もしくは近所の公共のものを使用します。これらはコイン式になっていて、料金は1回の洗濯容量によりTHB20〜40ほど。
こちらもキッチンと同じく、外国人向けのコンドミニアムではランドリー設備も一つのユニットに全て設置されていることが多いです。
トイレ、シャワー
ほとんどの物件でトイレとシャワーは同じ1つの部屋にあります。シャワーカーテン、仕切りはあったりなかったり。こちらも同じく、新しいコンドミニアムなどではシャワー室とトイレが完璧に分かれています。
シャワーと便器の位置が近いと、シャワーを浴びた後に便器がベタベタになってしまうので、気になる方は注意。
その他
大型コンドミニアムでは入居者なら誰でも使える共用プールがあります。定期的にお部屋の清掃サービスがある物件もありますよ!忙しいノマドには嬉しいですね。
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チェンマイで良い物件を見つけるコツは?
ワーホリのシェアハウス時代からの経験に基づき、特に海外での部屋探しが初めての方向けにちょっとしたアドバイスを。
自分の優先事項を決める
周辺環境か、家賃か、水場の清潔さか、はたまたオーナーの人柄か?一番最初に優先事項を決めておけば、後々の比較と判断が容易です!
具体的に浮かばなければ、「◯◯なので… ◯◯がいい」というように論理的に考えると、優先事項の整理がしやすいですよ。
- バイクには乗らないので、スーパーやデパートなど便利な施設へ徒歩圏内がいい
- 家で仕事に集中できる環境が欲しいので、大通りから離れた静かな立地がいい
- 毎日仕事の後に泳ぎたいから、プール付きのコンドミニアムがいい
- 毎月の予算が最大◯◯円だから、家賃に割けるのは◯◯円まで
いくつか書き出してリスト化し、優先順位を付けるとなお良いです。
とにかくたくさん見て、立地・環境・設備から比較する
物件は間違っても2〜3件だけで見て決めず、できるだけ沢山見て比較しましょう。最も重要な判断材料である家賃は立地・環境・設備とほぼ比例しています。
たとえば立地。旧市街から西側のお洒落なショップが集まるニマンヘミンは外国人に人気のエリアで、設備がととのった綺麗な外国人向けコンドミニアムが多いぶん家賃は総じて高め。反面、移動にバイクが必要になるような市内外側のエリアへ行くと、お手頃な物件がゴロゴロしています。
ニマンヘミンを彷徨い続け、アパートかと思って入ったら病院だった建物。中央の吹き抜けの先には希望を象徴するような青空。そう遠くないよ 🏥#VSCO pic.twitter.com/3xtvhiYY9Y
— Akane (茜) @🇹🇭Chiang Mai (@hive_aka_en) November 22, 2017
設備についてはすでにご紹介した通りで、環境でいえば、日があまり差し込まない北側の物件は通常より安い傾向にあるように思います。
(私の部屋がまさにそうで、通常この値段でこの場所にはなかなか住めないようなところに住んでいるのですが、北側という部屋の位置が家賃に大きく響いているのかなと思っています。)
自分の優勢事項と順位に基づいて、妥当な家賃の物件を見つけてくださいね。
口コミやネットの掲示板をチェック
ある程度物件が絞れたら、ネットでの評判をチェック!Googleのレビュー、Facebookページのレビュー、不動産サイトのレビューなど、様々なソースから情報をゲットできます。
過去に住んでいた人からのレビューは最終判断を下す上で貴重な材料になりますよ。
まとめ
新居に来ました!入った瞬間にココだと思った。前の人が残していってくれたのか食器や掃除器具も結構揃ってる。これで時々自炊が出来るのが嬉しい☺家探しについてはまたブログにまとめたいです! pic.twitter.com/0X5nzMGWs0
— Akane (茜) @🇹🇭Chiang Mai (@hive_aka_en) November 24, 2017
手順はシンプルでも、自分に最適なアパートを見つけるまでには時間を要することもあります。あとは空き具合などの運に左右されますが、見つけてしまえば後の手続きはカンタン!入居に必要となるのは現金とパスポートくらいで、面倒なビザや収入面の審査などはないのでストレスフリーです。
ぜひ理想のアパートを手に入れて、快適なチェンマイ・ライフをお楽しみ下さい 🙂
(2018年11月)
当記事執筆当初から1年後、チェンマイに戻ってきました!その段階で気づいたことを。
CNX部屋探しメモ:
✅電気1ユニット分の公式レートは4(5?)バーツにも関わらず、多くのオーナーがそれより多くチャージしている = 隠れコスト
✅古い大型コンドでは害虫駆除の張り紙が多い= 出る ので苦手な方は注意
(私の前のコンドでは出た)
(むしろどこでも出るけど、絶対に嫌なかたは注意すべき)— Akane (茜) 🌍 (@hive_aka_en) November 7, 2018
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