【4年間のワーホリまとめ】長期の海外生活が私にもたらした変化と教え

私の海外生活、ワーホリ4年間の大まとめ

こんにちは、先日春先のニュージーランドより秋先の日本に戻ってきました!Akaneです。

これで私は長き4年間に渡るワーホリにピリオドを打ったことになるのですが、早速次に向けて色々と動いてます。あちこち国をまたいで動いているので、最初の事にあった海外生活から久々に帰国した際に感じる、郷愁の念のようなものに駆られることは、悲しいかな(?)あまりなくなりました。

でも考えてみたら良い節目なので、この機会に自分への忘備録も兼ね、私が実証出来るワーホリは人に何にをもたらし、何を変えうるのか?を、今回は書いてみようと思います。

 

というのも、世間では海外フリーターだか海外で遊ぶ期間だかの、汚名を着せられることもあるらしいワーホリ。

でもそんなのはまったくの先入観で、全ては個人の行動次第で壮大なドラマにも日本と何ら変わらないような生活にもなるんです。

 

海外という土地で、イチから創りあげる十人十色の人生ストーリーを謳歌できるのがワーホリの醍醐味なのです。

ワーホリという体験がもたらしうる一つの実例として、読み進めていただければと思います。:)

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人と話すのがより好きになった

私は元からお喋りなタイプですが、日本にいる間は話者間の人間関係や場の状況などにより、内容によって発言することをためらったり、その機会を逃したりすることもありました。

その反面、ワーホリ中は特にそんな事情を気にせずに過ごせる環境でした。自分が他人に対してよりオープンな状態でいたため、幅広い人との交流を深めることができたと思います。(以下解説)

 

学校に通えば、世界中からの友達を作ることは容易いです

 

そのまえにひとつお伝えしておきたいのですが、私は4年ワーホリの前にロンドン滞在経験があり、日常英会話には今や苦労していませんが、まだ達者という訳ではまったくありません(まだまだ苦労します…)

でも面白いことに、そんな言語のハンデを持ってなお、むしろ、であるからこそ、人との交流に関しては日本にいる時以上に積極的でいられたんです。

語学力とコミュニケーション能力はいつでも比例するとは限らない

言語が上手くなくても友達は作れるし、信頼関係は築けるものです。

 

もちろん、親密な関係を築くためには高い語学力があるに越したことはないですが、それが全てだと思うのは大きな間違いです。

 

たとえば、言語はあまり上手に話せないけどいつも笑顔で話しかけてきてくれて、自分が言いたいことを伝えようとし、自分が話すこともきちんと聞いてくれようとする姿勢が見て取れる人と、

完璧な言語を話すけど、ぶっきらぼうで愛想が無く、見え見えの表向きの会話しかしないような人。

どちらと友達になりたいですか?

 

言葉で伝えきれない分を補える要素は、表情、ジェスチャーに限らず、実は人間性そのものが大半を締めていたりするんです。

年齢やバックグラウンドは関係ない

海外では日本の年功序列といった概念は存在せず、多国籍国家ではその人の出身国やバックグラウンドだけで差別したりするのはご法度です。

言葉遣いはビジネスシーンとカジュアルシーンである程度使い分ける必要はありますが、日本ほど複雑ではありません。

 

一人一人に付加価値として存在するステータスと状況に合わせた言葉遣いや振る舞いに関して、そこまで繊細にならなくても良い環境であり、これは普段からの心の持ちようにも影響してきます。

どんな状況下や誰に対しても怖気づくことなく発言、交流していける環境があり、風通しの良いコミュニケーションが可能です。これは語学学習者には特に助けになります。

寛容的になった

寛容になれるハードルが下がった、という方がしっくりきますかね。

 

「しょうがないか」の精神。海外ではこの精神を保てるかが、自己を保てるかにも繋がってくると思います。

来るといったのに来ない、やるといったのにやらない、お金払って見返りは適当なサービス、そんなことは日常茶飯事です。(笑

でもクレームを付けるのってエナジーがいるし、それを学習段階の第二言語でやろうと思うと更にエナジーを要します。

 

寛容さは心にスキマをつくります。私はこのスキマって大事だと思うんです。

そこがずっとギチギチだと、海外だろうか日本だろうがやっぱり心の負担になるし、しまいには壊れてしまいやすいです。

 

でも皆が寛容し合えば補完出来ちゃうので、皆がフェアでいれる環境であると言えます。

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ミニマリストになった

正解も不正解もなく、自分にとって正しいと思う方向へ進んでいくことが大事

一度やってみると分かるのですが、身軽でいるって快適です!言い換えれば最小(だけど最強)装備の状態です。

 

私は日本に居た頃はいっぱい物を持った人でした。(特に昔の絵とか作品とか、捨てられないのですね…)

それが最初の渡航時に嫌でも荷物を減らさなければならなくなってから、必要なものは最低限に留めるようにしています。

 

これからのデジタル世代の生き方にもハマった考え方であり、経済的にも、効率的にも、心の持ちよう的にも、いいコトずくめです。

所有物

服や靴、アクセサリーなど身の回り品から本、ビデオゲームなどの娯楽系など、一度全ての所有物をチェックしてみると、かなりの無駄があることに気が付くと思います。

同じようなデザインの服は1つあればいいし、かさばりやすい書類、DVDや書籍など電子化できるものは全て電子化するほうが、後にも先にも楽ちんです。

 

要らないものは捨てるのではなく、出来る限りリサイクルショップへ持ち込めば、誰かの小さな役に立てます。

女性特有の荷物である化粧品や生活用品などは、私は減らせる範囲で(女子として許せる範囲で)ギリギリにしています。

水や電気などの資源

大量消費の国、日本。

 

日常生活に欠かせない水、ガス、電気などの資源に対して、使用する量を普段から意識している人はそう多くないと思います。

日本を出て長期間住むと、これらの資源を普段いつでも好きなだけ使える環境は、非常に尊いものであると分かります。

 

労働後のファームからの夕焼けは一際美しい

オーストラリア、ニュージーランドでは節水は当たり前。電気が無く、冷える夜には火を炊き温を取っている国や、温水のシャワーが出ない国だって沢山あります。

 

日本にいながら節水・節電を心掛ける、と言われるだけでは、ピンと来ないかもしれません。

でも世界の他の場所を実際に訪れて生活してみると、どうしても節約を意識せざるを得なくなり、普段からどういう心構えで行動すればいいのかも、実体験を通じて分かってきます。

環境と自分をいたわるようになった

上記にあげた資源とも結びつくことですが、この4年間で最初に訪れた国、オーガニック思想大国であるオーストラリアが沢山教えてくれました。


WWOOFというボランティアプログラムを通じ、オーガニックファームでの生活を4ヶ月程体験しました。持続可能な生き方=サステナビリティ(Sustainability)を実践するホストたちとの実生活を通し、気付く事が沢山ありました。

 

生ごみはコンポストして肥料に変え、もしくはチキンに与えて卵に変える。

プラスチックやビニールを極力使わず、その分再生可能な新聞紙や紙を使う。

自分の畑で育てた果物や野菜で自給自足するということは、口にする食品の生産過程を全て把握出来ているということ。これは、安心感や達成感に大きな違いを生む。

他のオーガニック食品を販売する農家への対価として、少し高い金額を払うことをいとわない。

化学合成物質を含む洗剤やシャンプーなどの使用を極力控え、水の使用量を減らすとともに汚染量も最低限に留める。

 

どれも日常生活から心がけておけることばかりです。それが大きな違いを産みます。

環境をいたわることは自分をポジティブにし、結果自分もいたわることに繋がり、それは健康で健全な生活へと導いてくれるはずです。

モノの見方や観点が変わった

日本にいた間、聞くこと見ること全てに対して抱く私の印象は、日本で生まれ育った私の視点から形成されていたもの。

一度ワーホリで世界に出れば、自分とは違った環境から派生した思想や文化を目の当たりにすることになります。それが多国籍国家ともなれば、もう無数の考えが存在するわけです。

 

そんな中でもまれ、苦しみ、考え、シアワセを感じたりしているうちに、自分の価値観やモノの観点が、今や世界のどこからという分類では区切りきれない、きっとどこからでもないもっと個人的なものにシフトしていると気が付きました。

多彩なバックグラウンドを持った人たちとの交流は、心を豊かにしてくれる

 

もちろん、日本人としての視点もまだ持っていますが、それだけでモノゴト判断することはもうなくなりました。

もっと幅広い視点で多角的にモノゴトを見て考えられるようになり、これは先々の人生できっと有益になると思っています。

 

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想像していなかった展開を楽しむ重要さ

ざっくりですが、以上が私のオーストラリア、カナダ、ニュージーランドの合計4年のワーホリ中に学んだことや変化したことです。

 

渡航前は自分なりに目標を掲げてあれこれ計画したり、やりたいことを思い描いていたものですが、まさかそれが4年に及ぶとは思ってなかったし(笑)、先にこんなに学べるものがあるとは微塵も想像していませんでした。

ワーホリは始まってしまえばもうジェットコースター状態です。波に飲まれど飲まれるなと、頻繁に軌道修正をしたり、はたまた予想もしなかった面白そうな波に乗ってみたり。

 

そんな中でも自分という軸はきっちり持っておく必要がありますが、あとは人との出会いで、99%ひっくり返ると言っても良いくらいです。

期限付きのワーホリではとにかく「楽しむ」こと!

 

ピンチをチャンスに、という言葉にもあるように、予想外の展開も楽しむことができるようになったかなあと思っています。これって先の人生上大きい気がします。

そして楽しむことが、後々に大きなリターンとして自分に返ってくる、一番の秘訣なんじゃないかなと思っています。

自分で体感し人として豊かになれる機会

 

Live the life in off track was like to face with the core of myself #weonlyliveonce #wwoofinaustralia #backpacking

Akane (茜)さん(@beeawanderluster)がシェアした投稿 –

 

一般的な人生のレールから逸れた時間は、自分を多角的な意味で豊かにしてくれます。

 

それもお金では買えない、教科書や誰かの講義からでも学べない、自分自信で考え、行動し、そして体感することでしか得られない、尊い個人的な豊かさだと思います。

そしてそれを踏み台にし、この先の自分の人生をもっと豊かにするための活力とするのです 。

 

そんな人生に数回と無い、貴重な機会を提供してくれるのがワーホリだと私は思います。

 

迷ってたら、それを振り切ってとにかくこっちへおいで!と、私は自信を持ってオススメします 🙂

 

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