【おすすめコメディ】イギリス編:奇天烈アートショウ、マイティ・ブーシュ

ロンドン発へんてこコメディ代表格マイティ・ブーシュ

こんにちは、Akaneです。

今回はちょっと番外編。前回オーストラリアとニュージーランドのオススメコメディを紹介した際、思った以上に好反応を頂いたので、今回はそのイギリス編をやろうと思います。

とはいえイギリスのコメディは星の数ほどあるので、その詳細は詳しい方に任せるとして、今回は私が崇拝する勢いで大好きなタイトルを1つ紹介します。それがマイティ・ブーシュ(Mighty Boosh)!

 

コメディの枠を超えた奇抜な演出と世界観で、本国イギリスではカルト・コメディとして一世を風靡したこの作品。

日本では2010年にフジテレビCSでちろっと放送されたみたいですが、勿体無いことにその知名度は皆無と言っても過言ではないみたいです。今回はその魅力をもっと沢山の人に知ってもらうべく!熱を込めて紹介したいと思います。

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マイティ・ブーシュの概要ざっくり

マイティ・ブーシュは作品の主役であり、脚本・演出も手がけるクリエイターである二人を中心に制作されました。

 

スコットランドの首都エジンバラで毎年行われているコメディ・フェスティバルでの舞台が注目され、2001年にイギリス国営BBCの元でラジオドラマ化。

これが世間の脚光を浴び、2004年にはTVシリーズ化されました。

 

舞台、ラジオ、テレビとメディアがシフトするにつれ、ますますカラフル・サイケな映像と音楽で彩られていき、唯一無比なブーシュ・ワールドを確率して人気を不動のものにします。

 

その後舞台ツアーも敢行。TVシリーズは現在までに3シーズン作られています。

映画化の話も浮上して久しいですが、こちらはまだ実現化には至っていません。

個人的に待ちわびてます…

奇天烈キャラと世界設定

主人公は、髪型のセットアップとバンド活動に余念をかかさない、ハッピー・ゴー・ラッキー系の天真爛漫男ヴィンス(ノエル・フィールディング)と、

哲学大好きで詩人気取り、でもツメが甘く、いつも運に見放されてばかりの残念男ハワード(ジュリアン・バラット)の二人。

 

エピソード1では動物園の飼育係として働き、エピソードで2はミュージシャン(もどき)活動をしながらロンドンのフラットでその日暮らし。エピソード3では東ロンドンのヒップなサバーブ、ダルストンでリサイクルショップの店員として働きます。

 

彼らを取り巻くキャラも強烈揃い。

動物園のクセモノ園長ボブ・フォッシル(リッチ・フルチャー)、

謎のシャーマン:ナブー(マイケル・フィールディング)、

喋るゴリラ:ボロ(デイブ・ブラウン)、

ノッソリ現れてはどうでもいいことをつぶやき去る謎の月:ムーン(ノエル)、

ナブーの仲間シャーマン一族(下の長(一応)はノエル)、

などなど…超個性的な面々たちと共に、奇想天外なエピソードが繰り広げられます。

伝統にモダンのエッセンスが加わった作品

コメディのジャンルとしては、特定の状況下で繰り広げられるシチュエーション・コメディ(Sitcom)にあたります。

ネタはイギリスらしくダークでシニカル、下ネタも多いアホらし系です。好みが二分するタイプなので、きっとウケない人にはウケないと思います(笑

 

イギリスの伝統的コメディ要素を引き継ぎつつも、現代的要素や文化的ネタ(特に音楽ネタ)など、作品の舞台である現代ロンドンのエッセンスがふんだんに盛り込まれていて、一定のジャンルでは縛れないユニークな世界観です。

そんな伝統とモダンを兼ね備えたハイブリッドな魅力が、年代問わず(ウケる人には)受け入れられている秘訣だと思います。

アート・コメディとして

個人的に着目して欲しいのは、その奇天烈なアートの側面。

低予算を逆手に取ったような小物やメイクなどの演出はキッチュでパンク。ジャンルを超えた奇抜なアートショウとしても楽しめます。

 

劇中に度々挿入されるカラフル・サイケなイラストやアニメーション、脱力系の被り物や偽物感満載のメイク、即興的な哀愁ラップ、クリンプ(Crimping)などなど…

この目に見えた手作り感が、笑いの更なる相乗効果となっています。

 

 

まるでオモチャ箱のような世界観は、ハマる人はとことんハマる中毒性を秘めています。

もし英語が分からなくても、そのビジュアルだけで楽しめるというのも大きなメリット!

現実世界と空想世界の中間を付いたような「妙」

各エピソードでの主な舞台となる現代ロンドンに加えて、様々な世界が登場します。

死後の世界、シャーマン達の世界、数千年前の世界…本当になんでもあり(笑)!

 

コメディに限らず、フィクションの映画や小説は自分の身の回りにある現実世界から少し距離をおいて楽しめるものですが、ブーシュにおいては丁度その中間地点を突いているような感覚。

 

奇天烈な内容でもまだ自分の身近なものとして感じられる部分(実名で登場する人物、地名など)があり、この「妙」な親近感は、過去の有名作品にはあまりなかったものです。

実際のロンドン・アートシーンとの深い関係

作品のアート面を手がけるノエルは美大出身のアーティスト。

音楽面を手がけるジュリアンは実際音楽活動をしているジャズミュージシャン。

 

主人公を演じる彼らのサイドキャリアが、作品の位置づけをコメディの枠を超えたアートジャンルの枠の一つとして、確立たらしめている所以でもあります。

 

彼らは他のアーティストとも親睦深く、作品にも著名ミュージシャンが多数カメオ出演しています(ゲイリー・ニューマン、レイザーライト、ザ・ホラーズなどなど…)

 

特にノエルはロンドンの若手ミュージシャンと仲が良く、彼らのPVに出演したりフェス出演時にゲスト出演したりと良くコラボしています。特にカサビアンとは大の仲良し。

 

他の作品のパロディや言及なども多く見られ、イギリスのアーティスト同士がそれぞれ持つ影響力と、そのアクの強さを物語っています。

日常のささいなスパイスとしてどうぞ

先程書いたようにかなりアクが強い作品なので、人によって好みは分かれるところだと思いますが、ハマる人はどっぷりハマることうけあい!です。

私はクレイジーなロンドンの空気が恋しくなったときや、少し元気のない時の活力剤として重宝しています♬

 

 

とにかく、なんでも笑い飛ばしてしまえ〜とばかりの勢いがあるんですよね。あるいはそのバカバカしさに苦笑い、脱力したり。

日常に退屈さを感じている方、何かしらスパイスが欲しい方にオススメです。

 

主役の二人は個別で見ればまったく違うタイプですが、コラボすることによって不思議なケミストリーを産み出し、唯一無比の世界観を作り上げています。

仕事上、私生活上関係なく(ちなみに彼らはパートナーではありません。笑)別のベクトルを持った人とタッグを組むことによって予想もつかないものが産まれえる、とはあながち間違っていないなーと思います。

 

Youtubeでは誰かがフルエピソードをアップしてはBBCに削除される…といったイタチごっこが続いているようなので、全部見たければお得なDVDのボックスセットをどうぞ!

 

 

日本語字幕付きDVDは現在までシーズン1・2のみリリースされています。

 

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オーストラリアとニュージーランドのコメディについての記事は、こちらから!

 


 

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