【フラット・ハウスメイト】家族同然の同居人を作る方法とそのメリット

フラットメイトとホームパーティを楽しもう

こんにちは、Akaneです。

留学やワーホリなどで海外に長期滞在する時は、シェアハウスに住むことで滞在費を効率よく抑えることができます。しかし滞在先を決める時、多くの人は家賃や立地だけで入居先を決めてしまいがちだと思います。

しかし、本当に快適なシェアハウス生活を送るためには、家の同居人=フラットメイト・ハウスメイト(Flatmates, Housemates, Flattieとも)との円満な関係がキーになることをご存知ですか?

 

とはいえ、皆最初は赤の他人同士。家での面倒は避けたいものだし、同居人とは深く関わりたくないという人もいるかもしれません。しかし、シェアメイトが多国籍な場合、問題噴出はなかなか避けられないものです。

しかし、問題が起きる前の段階から、できる限り良好な関係を築いておき、問題が起きてもお互い真っ当に話し合えるような、風通しの良い関係を築いておけば、ギクシャクした状況をできるかぎり避けることができます。

それだけでなく、フラットメイトと仲良くなることは、実際には良いことしかもたらしません。そんな関係を築くためのコツやメリットを、長年のシェア生活経験者の視点からお教えしたいと思います!

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フラット生活で起こりうる問題

カナダやオーストラリアなどの多民族国家、特に都市部でシェアハウス(単純にフラットともいいます)に住むと、国籍、年齢、職業、宗教など、様々なバックグラウンドや生活習慣の人と同じ屋根の下で暮らすことになります。

 

そんな人達が一緒に暮せば、当然モノの価値観や考え方の違いによる衝突が起こりやすいもの。その主な理由として多いのは清潔感、騒音に関するマナー、食文化の違いなどによるトラブル

 

でも皆同じ「家」に住む人間であることに変わりはなく、それぞれが生活の拠点として心置きなく過ごせる場所を保つのが理想。

お互いの生活、価値観を尊重しあうこと、そして適度にコミュニケーションを取ることが、快適なフラット生活を送るうえで重要になるんですね。

フラットメイトと仲良くなろう

ウェリントンのフラットの皆のマスコット
犬や猫を飼っているフラットもあります

 

どんなバックグラウンドの人とフラットメイトになるにせよ、入居してすぐの段階から出来るだけ色々話して、相手という人間を知り、可能な限り心の距離を縮ておくと、後々の生活が色々とラクです。

相手を知り、受け入れるということ

たとえばあるフラットメイトの行為により自分が不快な気持ちになった時、すぐに攻めたり咎めたりせず、どれだけその行為を理解し、時におおめに見ようとする姿勢が自分の中に無意識に芽生えるかは、相手とのコミュニケーションの量に比例すると思っています。

その行為が相手の宗教的なものや生い立ちによるもの、あるいはプライベートの悩みや仕事によるストレスによるものだとわかっていれば、すぐケンカ腰になったりはしないはず…

 

そんな相手のことを知るためには、日頃から頻繁にコミュニケーションを取ることが大事なのです。

フラットメイトと話せるチャンスは?

キッチンやダイニングは他のフラットメイトと一番遭遇する確立が高く、毎日ある程度の時間を過ごす場所なので、まとまった会話を交わすチャンスです!

 

コミュニケーションは会話なくして始まらず、また相手を尊重、理解しようとする気持ちもコミュニケーションなくして始まらないもの。

誰もキッチンで夕食の準備に出会わせた際、お互いずっと沈黙の中料理したくはないですよね…

 

ここは自分から話しかけて、フラットメイトと仲良くなってみましょう

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フラットメイトとの話のネタ

ディナータイムはフラットメイトと会話するチャンス

一番始めやすいのでやっぱり天気。

「It’s such a lovely day isn’t it?」
「it’s an another beautiful day(良い天気だね)!」

 

続いて仕事、学校など、日常生活のネタです。

あるいはこの間、何か予定している事を話していたら、その事の顛末を聞いたり、何か問題を抱えているようであれば、その成り行きを聞いてみたり…

 

家族や恋人などの親族はどうしているか聞いてみてもいいですよ!

「How’s your job hunting going?(仕事探し順調?)」
「Have you found the house key yet?(もう家の鍵見つけた?)」
「How’s your brother doing?(兄弟はどうしてる?)」

 

会話の始めは親身に彼/彼女の近況を聞く姿勢でいるといいです。大体の人は自分の事を話すのが好きなので、そこから内容を発展していけばOK。

 

相手の話に自分が共感すること、関連するようなことがあれば、そこから自分の事を結びつけて話しはじめれます。こうすると一方的にならず、相手も自分に関連している話題には興味を持ってくれるケースが多いですよ。

会ったらまず一言挨拶

ただ「Hi」で終わらせず、そこから

「How are you?(調子はどう?)」
「What’s up?」
「How’s it going?」

をセットで聞くようにしましょう。これらは会話を発展させるためのスイッチのようなもの。

 

しばらく会っていなければ、

「How have you been (up to)?(どうしてた?)」

と聞くとナチュラル。

一日の予定や起きた出来事を話す

「How was your day?(今日一日どうだった?)」

が決まり文句。

「How was work / school?(仕事/学校はどうだった?)」

と言ってもOK。

 

ここで例えば相手が、

「I’m so tired(凄い疲れた…) 」
「It was a long day(長い一日=疲れた一日)」

と言っていたら、

「How come?」
「Why is that?(どうして?)」

と詳細を聞いてみたり。もしくは

「I had an exam today(今日は学校で試験があったよ)」

と返されたら、

「Oh, how was it?(どうだった?)
「Did you do that well you think?(手応えあった?)」

などと返し、会話のキャッチボールを作っていきます。

週末や先の予定を聞く

「What are you up to this weekend?」
「What are you doing this weekend?」
「*You have any plan for this weekend?(週末は何するの?)」
「Have you got any plan to go on holiday this summer?(この夏はどっか休暇に行く予定あるの?)」

*ネイティブはよく最初の Do を省きます。その際は語尾を疑問調にすること。

 

結構プライベートな事もオープンに話しますが、毎週これを聞くと少しウザがられるかも(笑)。

このあたりの距離感は、相手の人柄や性格を見て適度に判断するのがいいと思います。

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フラットメイトと仲良くなるメリット

フラットメイトとジャーマンディナー!
ドイツ人フラットメイトとドイツ料理に挑戦

些細な事を助け合える

例えば何か貸したい時に気兼ねなく聞けるし、家の設備の調子が悪くなったり壊れたりしたときは協力して直しにかかれます。

 

こんな時に役立つ専門知識、例えば電気系統の職に就いていたりDIY好きなフラットメイトがいると、素晴らしく役立ってくれます(笑)。

家で誰か話せる存在ができる

特に新生活を始めてすぐの時は身の回りのセットアップで忙しく、友達もまだ少ない時期…

そんなストレスフルな時、毎日の出来事を聞いてくれる相手が毎日家にいるというのは心強いものですよ。

 

家族ほど親身には聞いてくれないかもしれないけど、直接話しを聞いてくれる相手がいるというだけで、心のメンテナンスの尺度が違います!

ご飯を一緒に食べられる

カップルで住む場合は別ですが、単身の場合、他国にいながら毎日ひとりごはんはなかなか寂しいものですよね。

フラットメイトの生活習慣にもよりますが、だいたいディナータイムの18〜21時頃はキッチンが賑やかになるので、一緒に料理して食べれます。

 

昔オーストラリアに住んでいた時、大家さんと娘さん、ドイツからのカップルと私の5人で小さい家をシェアしていた時期があったのですが、皆ディナータイムが同じ時間帯で、計画したわけでもないのに毎日のように夕飯を一緒に食べていたのは良い思い出です  🙂

お互いの国の文化を教え合える

フラットメイトとジャパニーズディナー!
ドイツディナーの後日、私は日本食を教えました

個人的に一番のメリットだと思うのはこれ!

色々ラクだからと同国出身のフラットメイトのみで固まる人もいますが、私はできるだけ多国籍な住人のいるフラットを選ぶことをオススメします。

 

色々な国の文化を吸収できるし、お互いの国の文化や言語をタダで教えあうことができるので、まさに海外生活の醍醐味をおうちで味わえるんですね。

なかでも特筆すべきは料理で、お互いの国のレシピを教え合い、作り合って気軽にホームパーティーが出来るのは多国籍フラットに住む大きなメリットです!

 

多国籍な文化交流は、農場ボランティアであるWWOOFでもできます!

オープンな関係は風通しを良くする

Xmas fun #diningtable #myflatmate #languageswap #doodle

Akane (茜)さん(@beeawanderluster)がシェアした投稿 –

いかがでしたか?海外で第二のホームをフラットで築くことは、意外と難しくないですよ。

そのためには、フラットメイトとオープンな関係でいることがなにより大事。たくさん交流して、ストレスフリーなフラットライフを送りましょう!

 


 

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