【海外のどこに移住する?】滞在先は好みと直感重視、そして国よりも都市で選ぶべき理由

ロンドン時代の私のお供、ロンドン・マップ

こんにちは、Akaneです。

ワーホリや留学など、長期滞在を前提とした海外生活を始める際に、拠点とする町をどのようにして決めていますか?

特定の学校や職場が決まっていれば話は別ですが、基本的には渡航の目標を第一に見据えて滞在先を選ぶと思います。しかし、ここで論理的に考えすぎるのではなく、自分のやりたいことや好きな事といった、感情的な感覚をより優先して決めた方が、最終的により充実した日々を送れる上、後々プラスになる要素も多いように私は感じています。

 

また、国単位で選ぶというよりも、ピンポイントに都市単位で選ぶことを、個人的には強くオススメします!今回の記事では、この背景にある理由を解説していきます。

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目的と予算に沿った滞在先の選択

サンフランシスコのブックショップ

人々が長期の海外生活を始める理由は、留学、就職、結婚など千差万別です。

しかし目的はあっても、それを実行する場所を決めなくてはいけない状態にある方は多いのではないでしょうか?

 

ここでは例として、日本人の中でもっとも多いと思われる、英語の取得を目的とした留学を例に挙げてみます。

英語を目的とした海外滞在である場合

この場合で選ぶべき滞在先は、主言語が英語である国に絞られてきます。

 

ここで大抵の人が思い浮かぶのが、英語圏2大国であるアメリカとイギリスです。これらの国では語学学習と並行して、西洋ベースの多国籍文化を体験できる点が魅力です。

しかし、英語が主言語の国は他にも多く存在していて、例えばフィリピンという選択肢があります。

低予算の英語語学留学ならフィリピン

フィリピンは、国民のほとんどが流暢に英語を話し、かつ学費・生活コストを他の留学先に比べて抑えられるとして、ここ数年の間に人気が急上昇した英語留学先です。

また、オーストラリアとニュージーランドのオセアニア2カ国で長期滞在の予定がある場合、事前の短期英語留学先としてもよく選ばれる国です。

現地人と同じように暮らしたいならワーホリビザ

そしてもし、年齢が許せば、ワーホリビザを取得して、カナダやイギリスなどの英語圏内で長期滞在が可能です。

 

ワーホリ中は現地人と同じように自由に生活できるため、滞在中に英語の勉強に集中するだけでなく、国中を旅したり、現地人と一緒に働いたり、自分のやりたい事を通じてナマの英語を取得できるライフスタイルを送ることができます。

ワーホリ可能な英語圏はイギリス、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドが人気です。これら英語圏4ヶ国の具体的な違いとタイプ別のおすすめ渡航先については、別記事にまとめてあります!

 

このように、一般論以外にも方法は無限に存在することを覚えておいてください。

たとえば、英語の取得を目標として海外に行くのであれば、単純に人気のイギリス留学にこだわるよりも、実際には個々の状況に合わせたより様々な選択肢があるのです。

初めての海外生活でよくある失敗

それぞれの人の目標に基づいて渡航先を決めるのは、そこまで難しいことではありません。

しかし、これだけの要素で滞在先を選んだとしも、それは個々の求めている内容により適した場所を選んでいることになるのだろうか?という点から考えると、私は少々疑問を抱かざるを得ません。

長いものに巻かれる罠

何故なら、留学エージェントや周囲の人々に進められるままに滞在先を選んだけど、結局現地での生活が嫌になり、予定よりも早く帰国したという話をよく耳にするからです。

このような話の裏にある原因としては、現地の生活環境や習慣の日本との違いなど、様々な原因が考えられますが、それでも人生でたった一度しか味わえない「初めての」海外生活が、このような終わり方では心底勿体ない!と思ってなりません。何事においても、第一印象が大事だからです。

 

このような終わり方になってしまわないためにも、私は事実に基ずいた滞在先の選定は程々に抑えておいて、もっと自分の好み、性質、そして直感を基準にした渡航先の選択を強くオススメします。

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海外滞在先は直感を最優先として決める

現地での懸念事項は、物価や治安など、挙げてみたらキリがないかもしれません。

しかし、これらの不確定要素にまず不安になる前に、まず自分という人間の気質や好みを見直してみてください。そして、今の自分で確信が持てるこれらの要素をいくらか優先して考えてみてください。

 

たとえば、海外で英語を勉強したいとしますよね。周りの人々はアメリカ留学を勧めてくるけど、自分の大好きな俳優がイギリス人で、その人の話すイギリス英語のアクセントに憧れている。

このような場合、私ならイギリスで語学留学するようにアドバイスします!

海外生活を続ける上で大切なもの

海外で長期の生活を続ける上で、一番大切なのはモチベーションです。この部分が弱いと、何事も長続きしません。

 

人は、人生で何か大きな変化を起こそうとするとき、あれこれ先のことを不必要なほどに心配したり、不確定な要素にたいして自然と考えの矛先を向けてしまいます。

そして最終的に、抜け出せないループに陥ってしまい、結局どうしたら良いのか分からなくなってしまうものです。

 

そのため、ただ分からない先のことを不安に思い続けるよりも、考えの軸を「今」にずらして、単純に「今」自分は何が好きで、自分はどうしたいのかを基準として、予定を立てていく決めていくほうが合理的であると、私は考えています。

考えの焦点を「先」から「今」にずらす

私達の考えは、常に変化するものです。そのため、海外生活における最初の第一歩の段階では、そこまで物事を複雑に計画しすぎたり、この先は一体どうなるのかと、深く考えこんだりしなくても良いと私は思っています。

もちろん、目標とエゴのさじ加減は大事です。もし迷いすぎてどこにも一歩を踏み出せなくなってしまった場合、(特に海外においては)自分が迷子になり、行き場所がどこにもないように感じてしまうものです。

 

このような状況に陥ってしまった場合、一度自分の考えの焦点を反らすことが大切。自分の心が自然と靡いていく方向へと向かい、そこでしばらく過ごしてみてください。

この状態がある程度続くと、周囲環境の変化により、自然と自分の中で何かしらの変化が起こるものです。この段階で、次はどうしていくかを自分基準で考えていけば良いのです。

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国よりも都市で滞在先を選ぶことのススメ

シドニーのオペラハウス

渡航先を選ぶ時にもう一点注目して欲しいのが、国単位というよりも都市単位、もっと突き詰めれば地域(サバーブ)で選ぶと、より自分の好みに沿ったライフスタイルが得られるということです。

オーストラリアの都市の多様性

たとえば、一般的なイメージとして温暖でアウトドア好きな人向けとされ、常に語学留学先として人気のオーストラリアは、町によって全く違った色を持っています。

 

大都市シドニーでの夕暮れ

一番大きなオーストラリアの街、シドニー中心部は大都会です。学校や仕事の選択肢は豊富にあり、これぞオーストラリア!な美しいビーチへもすぐにアクセス可能です。

反面、シドニーの物価は非常に高く、また中心部では交通渋滞も多いです。日本の都市生活に疲弊して海外への脱出を希望していた人にとっては、結局日常的には大きな変化を得られなかった、なんてことにもなりかねません。

 

カフェ激戦区メルボルンのセント・アリ

一方で、シドニーから南下った先の大都市メルボルンは、オーストラリアの文化の中心地と言われ、学生に人気の町。カフェやレストランの質の高さでも有名です。

都会と自然が美しく調和した町並みは誰にとっても魅力的である反面、天気は曇りや雨が多く、冬はかなり冷え込みます。オーストラリアは暖房施設がそこまで整っていないため、冬の滞在にはあまり理想的な場所ではありません。

 

壮大なインド洋

そして、西オーストラリアの州都パースは年中通して温暖で晴れが多く、他のオーストラリアの都市と比較して人口も断然少なく、人混みを嫌う人には快適な町です。

しかし、公共交通機関は他の都市ほどは発達しておらず、車がないと生活上不便です。また娯楽も少ないため、アウトドア好きでないとすぐに飽きてしまうかもしれません。

地域コミュニティの一員になろう

これらのオーストラリアの都市の違いから見られたように、たとえ同じ国であっても、都市によって全く違った特性があるのです。

そのため、できれば国というよりも、自分の好みと一番マッチしそうな特性を持った都市を見つけることを私はオススメします!

 

世界の都市は、多数の地域(サバーブ)で成り立っています。そして、これらの地域によっても、雰囲気や色は違います。そして、自分にとっての海外の第2のホームは、この特定の地域にこそ築きやすいものである、とは、私の実際の経験上から言えることです。

 

それぞれの地域にはコミュニティがあり、その繋がりは都市部から離れれば離れるほど密接です。コミュニティの皆が知り合い同士だったりする小さな街もあります。そんなコミュニティの一員になれた時こそ、海外の第2のホームを得たと同義であると私は思います。

 

自分のコンパスが向かう先を見定めたら、あとは飛び込んでみるのみ!そうすれば、すべては後から全て追いついてくるものなのです。

この記事が、これから海外生活を始める方のインスピレーションとなれば嬉しいです 🙂

 


 

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