ニュージーランドでバックパッキングするなら知っておきたい知識のまとめ

ニュージーランドでバックパッキングするなら知っておきたい知識のまとめ

キアオラ(マオリ語)、Akaneです。

去年の丁度今頃、私はニュージーランドでバックパッキングの旅に出ました。類を見ないほどの大自然を体感しようと世界中からバックパッカーが訪れるニュージーランドには、バックパッキングの旅を便利・快適なものにするインフラが十分整っています。

旅の仲間を見つけるのが簡単な上に全体的な治安も良いので、私のような女子一人のバックパッキングでも比較的安全。ニュージーランドはバックパッカーデビューにもうってつけな、バックパッカーフレンドリーな国なんです!

 

いわゆる普通のホリデーを物価の高いニュージーランドでやろうと思うと、最終的な予算額に尻込みすることがよくあると思います。どうせ行くなら安く、融通のききやすく、人との出会いが多いバックパッキングをしてみませんか?

ということで今回は、ニュージーランドでのバックパッキング豆知識のまとめと題して、私が実際に体験して得た知識をシェアします!

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ニュージーランドでバックパッキングに適したシーズン

南半球に位置するニュージーランドは日本のある北半球と季節が間逆です。つまり、北半球での冬がニュージーランドでの夏。ほとんどの場所で25度前後の過ごしやすい気候が続く夏の間こそ、バックパッキングのベストシーズン!

 

ニュージーランドの夏はカラッと晴れていて快適

シーズンは春から夏にかけて、丁度クリスマス休暇の始まる12月初旬に始まり、1月下旬までのスクールホリデーの期間中にピークに達します。

 

この間の主要観光地は待ちに待った夏を楽しむ地元のキウィ(ニュージーランド人)と、冬を避けて夏の国でホリデーを過ごす観光客達で一気にあふれるので、この期間にバックパッキング予定の方は早め早めの宿・交通手段の確保をオススメします。

狙い目はスクールホリデー終盤の1月下旬〜2月中

予定が許せば、スクールホリデー期間が終わった1月下旬〜2月中がバックパッキングの狙い目です。

 

このあたりはキウィ達がホリデーを終え普段の日常に戻り、宿泊施設やビーチなどがちょっと空き始める時期。でも季節で言えばまだまだ夏本番、絶好のバックパッキングシーズンど真ん中です。

特に、先々の予定は道すがら決めて行きたいな〜という渡り鳥的バックパッカーは、宿泊施設・交通手段の確保に融通が利きやすいこの時期がベストです!

ニュージーランドでバックパッキングに持っていくべきもの

ニュージーランドは、地域によって気候がかなり異なっており、また天気も一日の間で変化しやすいです。

そのため、訪れる地域の気候に適しており、かつ外の環境の変化に臨機応変に対応できる装備が必要です。

 

そんな装備で必須といえるものは、ざっくりと分けて2種類あります。

ニュージーランドのホステルはどこも緑が多く、寛げる空間

紫外線から身を守るもの(日焼け止め、サングラス、帽子など)

オゾン層が薄い南半球の紫外線量は強烈です。これをなめては痛い目を見ます…

その分、どこまでも透き通った青空や原色そのままとも言えるターコイズブルーの海を堪能できるわけですが、身体に害を及ぼすものからはしっかりと身を守って楽しんで下さいね。

 

寒さと雨から身と荷物を守るもの(フリースジャケット、レインカバーなど)

標高の高い南島の山岳部では、夏でも朝晩肌寒いです。身体を暖めるものを持参して下さい。

天気もランダムに変わりやすいので、耐水性のある装備でいるといくらか安心。特に南島の西側は降水量が多いです。短時間で乾く素材を使用したスポーツ・登山用品などが重宝します。

 

 

その他バックパッキングに役立つアイテムについては、下記記事を参考にしてみて下さい!

ニュージーランドでバックパッカーに人気の交通手段

ニュージーランド全土は小さく十分な交通網が整っているため、移動に困ることはまずないです。バックパッカーの間でメジャーな移動方法は3つあります。

 

ニュージーランドの道路を走行する場合は交通ルールを事前にチェック

日本で国際免許を取得、もしくはニュージーランドの日本領事館にて自動車運転免許証抜粋証明(日本の運転免許証を翻訳したもの)を取得すれば運転できます。

 

日本と同じ右ハンドルなので、運転に慣れた方なら問題無いはず。友達は車を借りてロードトリップしたそうで、私も次はやってみたいなと思っています。

ライドシェア

同じ方向に向かう者同士で一つの乗り物をシェアする方法です。料金は燃料の割り勘分のみがほとんど。FacebookグループやShare Your Rideのようなライドシェア検索ウェブサイトを通じて同乗者を募ったり探している人を見つけることができます。

ただし、利用はくれぐれも自己責任で!

 

コーチバス

車を持たないバックパッカーの主な移動手段となるのがコーチバスです。詳しくは後述しますが、数々のコーチバス会社が乗り入れているので、自分の移動するエリアや目的地に応じて使い分けて下さい。

特に北島はルート・本数共に多くて便利です!

ヒッチハイク

ニュージーランドは言わずと知れたヒッチハイク大国です。

キウィ達や同じバックパッカー同士、皆が皆を助け合う風習があり、本当に気軽に乗せてくれます!特に南島では簡単で、5〜10分くらいあれば見つかる場合もあります。

私も最初は抵抗がありました…が、ヒッチハイク・プロ(本当にプロ)の友達に付き添ってもらいながらやってみたら、めっちゃ簡単で拍子抜けしました。しかも、車内では見知らぬ者同士でありながら旅に関するお喋りがはずみ、目的地に付いた頃には別れが惜しくなっていたり(笑)

 

しかし、最も自己責任を問われるやり方でもあるので、挑戦する時はまずヒッチハイクに適した環境であるかを十分に確認してください。

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車なしで周遊するならインターシティを大活用

車を借りて周遊する予定のないバックパッカーの大きな味方となるのがInterCity旅行者・ローカル問わず、ニュージーランド全土で最も利用されているコーチバス会社です。その使い勝手やとっても楽ちん。

 

ニュージーランド最大のコーチバス会社、インターシティを使いこなそう

 

様々な種類の割引パスを上手く使うのが節約のコツです。とっさな予定変更でも簡単に予約できるよう、スマホアプリをダウンロードしておきましょう!

InterCity NZ Bus Tracker

InterCity NZ Bus Tracker

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主要拠点以外の周遊はローカルバス会社と併用しよう

InterCityの提供するルートの多くは主に北島で、それと比べ南島のルートは少なめ。加えて、主要観光拠点以外の地方エリアにも足を伸ばしたい人にとって、ルートの物足りなささは否めません。

 

そんな時はInterCity以外に北島・南島で展開するローカルバス会社を併用しましょう。たとえばNakedbusはInterCityと同じく北島・南島の主要拠点をカバー、Go Kiwi Shuttlesはオークランドから東のコロマンデル半島までの各都市を網羅しています。

 

一部のローカルバス会社はインターシティと提携していて、インターシティでの主要拠点までのチケット、そこからローカルバス会社での各地方までのチケットを、インターシティを通してまとめて購入できます!

北島・南島間のフェリーは車あり・なしでそれぞれ別の手段で手配

ニュージーランドの北島・南島間の移動に最も利用されているのがフェリーです。車がある人は車ごと乗り込めますよ。

 

タスマン海峡を渡るフェリーはローカル客・観光客共に人気

またInterCityを通して購入すれば、フェリーのチケットに加えて北島・南島それぞれのフェリー船着地であるウェリントン、ピクトンとそこから最寄りの街までのバスチケットを一度に手配できます。

ウェリントン、ピクトンまで直接アクセスできる車がある場合は、車を含んだフェリー単体チケットの購入のみでOK。予約は、フェリーの運行会社であるInterislanderのウェブサイトから直接行うことができます。

バックパッカー宿・ホステル選びのちょっとしたコツ

バックパッカーが通年通して訪れるニュージーランドには数多くの安宿(バックパッカー宿、ホステル)があり、Booking.comなどのサイトで予約・検索できます。

 

地方にあるホステルは、ゆったりと寛げる時間が流れています

しかし、それぞれの宿の質は正直ピンキリです。どこに泊まろうか迷う…という時には、下記のポイントを参考に考えてみて下さい。

キッチンがあるか

物価・食費の高いニュージーランドでは自炊することで旅費をかなり抑えられます。ほとんどのホステルで共用キッチンがありますが、広さや設備などはホステルによってまちまちです。

 

ちなみに、海外旅行中に作れる私のオススメレシピは、こちらの記事にて紹介しています。

男女それぞれ専用のドミトリールームがあるか

バックパッカーのほとんどが一番安いドミトリールームに宿泊するため、性別比率が気になる方も多いのでは?

ホステルによってドムルームは男女別々、混合のところがあります。気になるなら事前に確認してみましょう。

最寄りの交通機関から徒歩圏内か

バスを降りた先からホステルまで、ぎっしり詰まった重ーいバックパックを背負って長距離を移動するのは、結構しんどいです。

ましてや真夏の炎天下では、下手をすると熱中症にかかる危険もあるため、最寄りの交通機関とそこからホステルまでの距離が徒歩圏内かどうかを、Google Mapsなどを活用して事前に調べてみてください。

Google マップ - 乗換案内 & グルメ

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これら自分の重視するポイントを主として候補を絞り、ネットでそれらのウェブサイト、写真、実際宿泊した客のレビューをチェックしてみて下さい!重要な判断材料となってくれるはずです。

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ニュージーランドでバックパッキングするならBBH会員になろう

BBHは元々ニュージーランドで創設された個人バックパッカー宿やホステルのオーナー達によるタブロイド紙のことで、現在は会員になることで付与されるカードのお得な特典が有名です。

会員になった後でBBHウェブサイトから直接宿泊を予約、もしくはBBH加入先のホステルで直接予約してカードを提示すれば、1泊に付き10%の宿代割引が受けられます。

 

広いガーデンが併設されたホステルでは、心ゆくまでのんびりしましょう

会員資格は1年間有効、会員費として35ドルかかりますが、長期におけるバックパッキングで宿泊先を全てBBH加入のホステルで手配していけば、簡単に元が取れちゃいます。バックパッカーに利用される殆どのホステルがBBHに加入しているので、これを使わない手はないですよ!

会員の登録はウェブサイトから可能です。

 

BBHカード利用時の注意点

ホステルの予約をBBHのウェブサイトシステムを通じて行った場合、予約を変更・キャンセルしたい時の条件については事前にチェックしておきましょう。

一部のホステルによっては、予約変更・キャンセルの処理をBBHウェブサイト上のシステムを通じてでしか行えず、その場合変更料などのペナルティが課される場合があります。

※ホステル独自のキャンセル規定が適用される場合があります

CouchsurfingやFacebookグループに入っておく

オフラインだけでなく、オンラインでのバックパッカーコミュニティも活発です。不用品の売り買い・交換、帰国売り、旅仲間募集、ライドシェア仲間募集などなど、何でもあり!

 

バックパック中はFacebookのグループをあますこと無く大活用!

特にCouchsurfingでのホスト探しとイベントボード、Facebookグループでの交流はとっても盛んです。どちらも無料で参加できるので、定期的にチェックしてみて下さい。

 

Facebook

Facebook

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Couchsurfing Travel App

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これらのアプリの使い方と旅先で友達を作るコツについては、こちらの記事にまとめてあります。

まとめ

使えるサービスと手に入るツールを生かして、渡り鳥のような自由な旅を楽しんで

いかがでしたか?現在のニュージーランドのバックパッカーコミュニティの濃厚さとリソースの充実さは、過去のバックパッカー達が築き上げてきたものと言っても過言ではないほどです。

ぜひこれらのリソースをフル活用して、忘れられない旅の思い出を作ってくださいね!

 


 

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