【ウェリントン】小さなニュージーランドの首都が持つ、5つの魅力

マウント・ヴィクトリアからウェリントン市を見下ろす

こんにちは、晴れたり曇ったりな天気に振り回されがちのAkaneです。

これを書いている時点の私は、ニュージーランドの小さな首都、ウェリントンで生活しています。しかし、ニュージーランドの都市と聞けばオークランド、という印象を持つ方が殆どで、ウェリントンの一般的な知名度はまだまだ低い気がするのですが、世界中の都市の生活の質ランキングで上位に上がるほど、実はとても住みやすい素敵な街です。

 

今回は、そんなウェリントンで生活していて私が魅力を感じている部分を5点集約し、現地の写真と共にご紹介したいと思います!

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魅力1:中心地を歩いて回れる

ウェリントンのCBD=セントラル・ビジネス・ディストリクト(Central Business District)と呼ばれる街の中心部は非常にコンパクトで、徒歩で簡単に移動できます。

主要スポットから他のスポットまでは大体20〜40分、ぐるっと一周しても1時間程度です。

 

この大きすぎず小さすぎない範囲に、主要の公共施設やお店が全て揃っているのでとても便利!

図書館や美術館が位置する町の中心地 シビック・スクエア

 

晴れた日には、ウォーキングを兼ねた街の散策がオススメです。特にメインストリート外れにある小さな路地を歩いてみると、新しい壁画があったり小さなお店がオープンしていたりなど、前には知らなかった発見が頻繁にあります。

2016年11年に大規模な地震に見舞われて以降、古い建築物の改修工事がそこかしこで行われているため、これからも新しい施設やお店がどんどん建っていくのではないかなと思われます。

魅力2:すぐ近くにリラックスできる環境がある

中心部はそれなりに忙しいものですが、そこから少し歩くかバスで移動すると、都会のすぐ隣とは思えないほど綺麗なビーチや遊歩道にアクセスできます。

週末だけでなく、平日にも少し息抜きしたいなと思ったら、日常から少し離れて自然の中でリラックスできる贅沢な環境なんです。

 

晴れた日には近くのビーチで日光浴

街の北東にあるフレイバーグ・ビーチ(Freyberg Beach)=写真上、オリエンタル・ベイ(Oriental Bay)はウェリントナー(と呼ぶのかは不明)の憩いの場で、晴れてくるとこぞって人が集まってきます。

夏には常にご家族、ご老人、若者たちで溢れてとっても忙しくなります。個人的には夕焼け、夕暮れの少し静かな時間帯に、ビーチ沿いの道を散歩するのがお気に入り。

 

晴れた週末には、オリエンタル・ベイからすぐ北に広がるマウント・ビクトリア(Mount Victoria)に張り巡らされた遊歩道を歩きまわってデトックス。

小さな道が多いので適当に歩いて行くと結構な確率で迷子になりますが、それも楽しみの一つ!

 

ボタニック・ガーデンには、オセアニア特有の品種が沢山

お花や植物好きな人は中心部から北西部に広がるボタニック・ガーデン(Wellington Botanic Gardens)がおオススメです。日本では見られない、ユニークでカラフルな品種を広い敷地内で存分に鑑賞できます。

 

街からレトロなケーブル・カー(Wellington Cable Car)に乗って丘の上の入り口まで行き、そのまま園内を歩きまわりつつ下って街に戻ってくるルートがおすすめ。

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魅力3:クリエイティブシーンが熱い

オークランドが経済の中心なら、ウェリントンは文化の中心です。ライブやシアター、ダンス、パフォーマンスなどの公演が数多くあり、街の至る所にあるストリートアートやオブジェが景色に彩りを添えています。

 

特に町の目抜き通りであるキューバ・ストリート(Cuba Street)周辺にはお洒落なブティックやギャラリー、ライブハウス、カフェやレストランが立ち並んでいます。

常に賑わうキューバ・ストリート

 

国会議事堂周辺のビジネス街では高級ブランド店やチェーン店が目立ち、他の都市とあまり変わらない印象ですが、このキューバ界隈でそういったお店は殆ど見当たらず、独自のスタイルで集客している個人経営のお店が多いです。

このクリエイター達の独自性が、ウェリントンの街が持つ誰にでも開かれた雰囲気と独特の魅力に、大きく貢献しているのは間違いないと思います。

ヴィンテージの家具家さん

 

この土地柄に惹かれてか、ニュージーランド中からクリエイターが集結しているウェリントンでは、同じクリエイター仲間の繋がりも作りやすいです。

出先にパソコンでちょっと仕事したいときには、一面積あたりニューヨークよりも数が多いとされるカフェや、勉強・仕事環境がばっちり揃った公共図書館も利用できます。

 

画材屋や雑貨屋なども多く、インスピレーションが必要なときには気軽に入れる小さなギャラリーから、国立博物館テ・パパ(Museum of New Zealand Te Papa Tongarewa)市立美術館シティ・ギャラリー(City gallery Wellington)など、豊富な選択肢があります。

私のようにモノづくりをするクリエイターには刺激的な環境で、拠点とするには最適な町なのです。

 

魅力4:活気ある週末のマーケット

週末には、市内各地でマーケットが開かれます。

私は元々マーケット好きですが、特にここウェリントンのマーケットはどこも多きすぎず小さすぎず、調度良い規模でいつも賑わっています。

 

日曜朝はゆっくり過ごすのが、地元の人のスタイル

有名なもので、金曜日・土曜日の夜にキューバ・ストリート北側で行われるフード屋台とパフォーマンスがメインのナイト・マーケット(Wellington Night Market)

土曜日朝にアーティスト達が主に手作りの雑貨を出展するアンダーグラウンド・マーケット(Wellington Underground Market=高架下の駐車場で行われるためこの名前)、

そして日曜日には野菜と果物、食べ物の屋台が立ち並ぶーバーサイド・マーケット(Harbourside Market)があります。

 

日曜日朝は人で賑わうハーバーサイド・マーケットへ

私は今住んでいる家が近いのもあって、日曜に国立博物館テ・パパの隣の駐車場の一部で開催されるハーバーサイド・マーケットには毎週顔を出し、一週間分の食材をまとめて買うようにしてます。

一度マーケットで野菜を買いはじめると、もうスーパーマーケットでは買えなくなります。その価格の違いは歴然!ニュージーランドは物価が高いので、食材をなるべく安く手に入れてお腹いっぱい食べつつ、お財布にも優しくありたいものです。

 

屋外マーケットの晴れた日の雰囲気は格別です!

皆がそれぞれの買い物を楽しみ、その後にはコーヒーや朝食を屋台から買って、バスカーたちの演奏をバックにその辺に腰掛けて食べ、知り合いとお喋りしたり、ぼんやりと過ごす。

この何気ない週末のひとときに、私は大きな幸せを感じます。

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魅力5:天候によって違う楽しみ方がある

ここまで魅力的な点を上げてきましたが、一つそうでもない点も書いておきます。

 

ウェリントンは、Windy Wellingtonというニックネームが付くほど、強風が吹く町として有名です!

毎日強風とはいかなくとも、たいていは常に風が吹いています。加えて冬場はニュージーランド全土で雨が多いので、雨風となりなかなか大変なことになります。

Windy Wellingtonのサイン

 

しかし ‘You can’t beat Wellington on a good day’ という誰かの言葉が示す通り、天気が良く暖かい日のウェリントンはまるで見違えて見えます。

特に風が吹いていないと(ナウシカで登場した祖母様のように…)不思議な気持ちになり、やがて「やばい、外に出なきゃ」という気持ちに駆られます。

 

天気の良くない日にはカフェでのんびりしたり美術館巡りを楽しめ、風のない晴れの日には近くに広がる自然の中で一日を存分に満喫できます。天候によってその日の過ごし方に違いを作ることが出来るのも、ウェリントンで生活する上での楽しみの一つです!

まとめ

いかがでしたか?

ウェリントンはニュージーランドの首都であるにもかかわらず、全てがちょうど良いくらいの距離感と規模に収まっているところが良い!と私は思っています。

忙しすぎず、暇すぎず。遠すぎず、密集しすぎず…この心地よい距離感は、もしかしたら町での人間関係にも言えることかもしれません。誰もが自分のペースで過ごしやすい町だと思います。

 

最後に、Expediaのウェリントン紹介ビデオを貼り付けておきます。写真だけでは伝わりきらない、街の雰囲気を綺麗な動画で堪能してください!字幕ボタンから日本語字幕を付けられますよ。

ウェリントン訪問の際は、事前にネットで宿の予約を済ませておくこともお忘れなく!

 

 


 

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